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4月18日から20日にかけて、3年生は修学旅行に行ってきました。朝6時に集合したときは雨でしたが、奈良に到着するころには止み、以後の旅行中は晴天に恵まれました。
1日目の奈良では、興福寺国宝館や奈良公園、薬師寺、法隆寺で見学・学習をしました。生徒たちは、事前に学習したことや、ガイドの方々の説明をもとに、国宝や重要文化財を多く見ることができました。京都に移動し、宿舎に入った後、料理と温泉を楽しむことができました。
2日目は、朝の閑散とした清水寺を見学後、清水坂で買い物を済まし、学級別に銀閣寺や二条城、龍安寺、金閣寺、天龍寺、野宮神社などを拝観しました。昼食では、スイーツを中心にしたバイキングを楽しみました。どの生徒も充実した顔つきで宿舎に入り、京都懐石料理に舌鼓を打った後、加飾漆器の絵付け体験をしたり、温泉を楽しんだりして、盛りだくさんの2日目を終えました。
3日目は、三千院で法話をお聞きした後、学級別に京阪電鉄を利用したりしながら、伏見稲荷大社や宇治平等院などを見学し、帰路に着きました。途中、滋賀のホテルでバイキングを楽しみ、予定通り、全員が無事高遠へ帰ることができました。
日本の文化の発祥地でさまざまな文化遺産に触れ、多くのことを学び、また学年としても集団生活を通して団結を深めることができた3日間でした。
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4月4日に入学式が行われました。真新しい、少し大きめの制服に袖を通した新入生は、緊張した面持ちで体育館に入場しました。今年は桜の開花がとても早く、桜咲く中での入学式となり、天候にも恵まれ、新年度のスタートはとても気持ちのよいものとなりました。
1年生は、覚えることはたくさんあると思いますが、高遠中の一員として自覚を持ち、『高遠の子』を目指していってください。
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3月14日に、3学期終業式が行われました。代表の生徒が3学期の振り返りを発表し、校長先生のお話を聞きました。1年生には、「3週間後には新1年生が入学してくるので、先輩として高遠中学校の伝統を伝えていってほしい」と、2年生には「生徒会活動と修学旅行の準備など、積極的に活動していた。事前の計画や準備をしっかりして時間を有効に使ってほしい」と、3年生には「公立高校の後期試験があり、受検した全員が自分の力を出し切れた。「入試は団体戦」を合言葉に学年がひとつになり、立ち向かえた」とのお話がありました。
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3月13日に、生徒会執行部のメンバーを中心に、3年生を送る会が行われました。真性と会が結成されてから3ヶ月が経ち、生徒総会に続く大きな行事となりました。寸劇やダンスで3年生に楽しんでもらい、学年ごとの合唱では、それぞれの想いを伝え合いました。
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2月27日に、特別委員会を中心に観桜期活動説明会が行われました。例年と同様に4月に学校の校庭を駐車場として開放し、おもてなしの心で観光客のみなさんに高遠の桜を楽しんでもらうための活動を行います。2年生は2回目、1年生は1回目となるため、特別委員会の委員長や各担当の責任者だった3年生から、この活動を始めたきっかけや、具体的な役割の説明がされました。
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1月23日に、来年度入学してくる小学校6年生に向けて、中学校説明会が行われました。
1年前、緊張と期待と不安の中で先輩達から話を聞いた「中学校説明会」を、今回は自分たちが説明する立場として行いました。時間があまり確保できず、十分な準備は出来ませんでしたが、昨年のことを思い出しながら準備し、精一杯の説明を行うことができました。説明した内容は、<楽しい高遠中学校生活の日々~入学すると、こんな日々が待っている!~>と題して、【学校生活】【学習】【服装・身支度】【生徒会活動】【行事】【部活動】の6つについてです。
担当グループを決め、説明のためのフリップを手書きで作り、写真やスライドをおりまぜて、パワーポイントを使って説明しました。また、説明の形式も工夫して、〇×クイズや三択クイズ、実際のテスト問題などを盛り込んで、現6年生にも参加しながら分かってもらうようにしていました。中には、実際の様子を再現してみたり、実物を棒で指しながら実演してみたりと、新入生に分かりやすく興味を持って聞いてもらえるよう工夫したグループもありました。堂々とした態度で発表する姿には、先輩となる心意気が感じられました。
現6年生からは、クイズに参加したり、テスト問題に答えたりする姿も見られ、また、質問コーナーでは積極的な挙手の姿もありました。「中学校で不便なことは?」の質問に、中学生が「教室に水道がないこと」と答えるなど、学校生活の違いを実感しているからこそ出てくる本音のやり取りがあって、より身近に中学校や先輩を感じ取れたのではないかと思います。
おみやげに、発表で使用したスライドの画面を冊子にして渡しました。それらを見ながら、来年度の入学に期待し、不安や戸惑いが少しでも和らいで入学できることを願います。
今日、6時間目に、6年生が来て、中学校説明会を行いました。何回もリハーサルをしましたが、本番は1回。しかも今日だったので緊張しました。リハーサル通りいかなくて、ハプニングが起こったりセリフをかんでしまったりしたけど、最後までできて良かったです。新一年生が入ってくるのが楽しみです。 <2組女子> 今日は、新入生説明会がありました。あんまり緊張しなくて、私たちのグループはうまくいったと思います。授業では、みんないつもより騒いでいて、しゃべらずにはいられない感じでした。
6年生の人にわかってもらえるように説明するのは大変だったけれど、終わった後は達成感がありました。 今日、6時間目に、6年生が来て、中学校説明会を行いました。何回もリハーサルをしましたが、本番は1回。しかも今日だったので緊張しました。リハーサル通りいかなくて、ハプニングが起こったりセリフをかんでしまったりしたけど、最後までできて良かったです。新一年生が入ってくるのが楽しみです。 <2組女子> -
新年明けましておめでとうございます。高遠中学校では1月9日に3学期始業式を行わいました。式では、恒例の各学年代表の生徒が3学期の抱負を発表しました。校長先生からは、1年の計は元旦にある、元旦に夢や目標を持つことが毎日を生きるうえで欠かすことのできないことであるとして、哲学者モンテニューの言葉を用いて「いつかできることはすべて今日からできる」、何かを始めたいのであれば時間が出来次第すぐに始めるべきだとお話がありました。また、1年生には3ヵ月後に新入生が入学し、2018年後半には部活動を引き継ぎ高遠中の顔になっているので、あわてないように準備を進めていってほしい。2年生には最高学年にもうすぐなり、3年生から教わることができるのはあとわずかなので、3年生の姿をよく見て、しっかりと自分の進む道を考えてほしい。3年生には進路決定まであとわずかなので、誰もが苦しいときではあるが、入試は団体戦であり、努力は決して人を裏切らないので、全力をめざしてゴールを目指してほしい、と各学年に激励の言葉をかけ、1年の始まりという節目を大切に、高遠中学校の生徒として自分の行動に責任を持ってほしいというお話がありました。
本日より、ホームページの更新を再開させていただきます。学校の様子を多くの人に伝え、便利なサイトにしていきたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。
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12月27日に2学期終業式を行いました。まず、1、2学期に様々な活動で賞をいただいた生徒が、校長先生から賞状をいただき、表彰されました。その後、各学年1人ずつ、3人の生徒が2学期の思い出と3学期への抱負を語りました。校長先生からは各学年に、2学期を振り返ってみて感じたこと、そして3年生には1日1日を大切に過ごして冬休みを過ごしてくださいとお話されました。
2017年の更新はこれが最後となります。2018年も学校の様子やお知らせなどを、わかりやすく更新していきたいと思います。よい年末年始をお過ごしください。
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12月7日に東ティモールの学生の方たちとの交流が行われました。東ティモールは2002年に独立を果たした国で、21世紀最初の独立国です。現在はASEAN加盟を目指して、国づくりの基盤となる法整備に取り組んでいます。2008年に高遠町三義荊口出身の北原巌男さんが特命全権大使に任命されたことをきっかけに、伊那市や高遠中学校との交流が始まりました。
今回で東ティモールの学生の方たちが高遠中学校を訪れるのは2回目となります。まず高遠中学校の給食を味わってもらいました。その後、各クラスの授業を見学し、3年生と一緒に太鼓をたたきました。世界で一番丈夫な打楽器である和太鼓をたたき、お互いにとってとてもよい体験になりました。
東ティモールからはるばる高遠町まで訪れていただき、ありがとうございました。2020年、東京オリンピック、パラリンピックの際、伊那市は東ティモールのホストシティとなります。そのときに再開できるといいですね。
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12月5日の6時間目に、校長講話が行われました。校長先生は「人生3分の1説」と「若さの条件」の2つのお話をされました。
「人生3分の1説」というのは、人生を1日としたとき、年齢を3でわるとその人の人生の時刻がわかるというものでした。例えば45歳の人であれば3で割ると15となるので、15時(午後3時)ということになります。15歳ならば15÷3=5なので午前5時ということです。まだ日が明けていない、つまり人生はまだまだこれからです。夜明け前の皆さんにしてみれば、まだ1日は始まらないと思えるかもしれませんが、60近く(60÷3=20(時))のもう夜を迎えた身から言うと、1日1日を大事にしてほしいと、校長先生の中学生時代のお話とともに伝えられました。
「若さの条件」とは、サミュエル・ウルマンの言葉から、「優れた想像力、燃ゆる情熱、おびえを退ける勇気、関与を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春というんだ。年を重ねただけでは老いない。理想を失うときに初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失うときに精神はしぼむ。」と取り上げ、理想を失うことなく、情熱を持ち続けて、常に前を向いて、体も心も1日1日を大事にしながら、創造、情熱、冒険心、勇気、こういったものを失うことなく、自分なりに実践していってほしい、と語られました。
今日のお話を振り返り、自身の成長へとつなげていってほしいと思います。