• 第3回避難訓練

    2018年11月11日

    1月5日に第3回避難訓練を実施しました。とっさの対応を、落ち着いてできるようにするために、今回もいつ訓練が始まるかは生徒に伝えず行いました。

    訓練は清掃前の黙想後、各自の清掃場所へ移動しているところから始まりました。緊急地震速報がなり、近くに机がある生徒はその下に入り、廊下にいた生徒は通路の真ん中を避けてしゃがみ、落下物に備えた動きをすばやく行うことができました。その後、地震の影響で火災が発生したと放送が入り、校庭に避難しました。このときも、騒がずに適切な避難経路を各自で判断し、約3分で校庭に避難を完了することができました。

    避難完了後、引渡し訓練を行い、その後消火器の使い方を、高遠消防署の方から指導していただきました。

  • 伊澤修二記念音楽祭

    2018年11月1日

    10月27日に第32回伊澤修二記念音楽祭が行われました。今年も高遠中学校は午前中から参加し、高遠北小学校の音楽劇「じごくのそうべえ」、高遠小学校の合唱「ふるさと」と合奏「西郷どんのメインテーマ」、東春近小学校の合唱「未来」「遠く」「ぜんぶ」、高遠高校の斉唱「上伊那地理歴史唱歌」と合唱「夜明けから日暮れまで」、東京藝術大学のサクソフォン四重奏を鑑賞し、高遠中学校3学年の合唱「あの空へ~青のジャンプ~」を披露しました。午後からは会場を伊那文化会館に移し、東京藝術代シンフォニーオーケストラによる生演奏に耳をかたむけ、またその演奏にあわせて「伊那市の歌」や「大地讃頌」を合唱しました。

    高遠に生まれ、近代の日本における音楽教育の基礎をつくりあげた伊澤修二を記念して行われているこの音楽祭への参加は、生徒にとって、とても貴重な経験となっています。

  • 校長講話

    2018年10月24日

    10月22日に校長講話が行われました。高遠中学校では、今週から人権教育強調月間が始まっており、講話の内容も人権をテーマとしたものとなり、学校長から話がありました。

     

    始めに栃木県の小学校の先生である南沢創さんが歌っている、「生きる」を聴きました。南沢さんは小学校のころからだんだん目が悪くなり、今ではほとんど目が見えません。しかし、音や人の気配で周りの様子を確認することができます。現在は日本と韓国の視覚障がいがある教員交流事業を日本側の中心になって進めています。また、同じく全盲だけれども世界的に活躍するピアニストの辻井伸行さんについて紹介しました。

    「視覚障がい者と呼ばれる2人ですが、とてもすぐれた仕事をしています。このとき、「障がい」ってなんだろうと考えます。社会生活をを送るうえで不自由なことは多いと思います。しかし、人として劣っているわけではなく、実際には、むしろすぐれていることが多くあり、色々な能力を身に着けている人がたくさんいます。

    しかし、「障がいがある」ということだけで、日本では差別されてしまうことがあります。なぜ差別されてしまうのか考えたとき、見た様子がほかと異なること、できないことが多いこと、「かわいそう」や「気の毒」といった、自分より下に見る心を持った人が多くいることだと思います。

    でも本当にそうなんでしょうか。環境を整えれば力を発揮してもらうことができますし、実際にすぐれた能力を発揮している人が数多くいます。そういう人たちを本当に差別していいのか考えたいと思います。

    障がい者への言葉がけや行動に私たち自身の意識が見えてきます。だからこそ、自分自身を振り返って自分は実際どういう対応をしていくのか、考えていってほしい。

    ところがそれを考えない人たちは、人を傷つける言葉を投げかけ、「障がいがあるとは知らなかった」とその場をごまかしてしまいます。しかし、「知らなかった」ではすまないのです。差別心を基にして発した言葉は人を傷つけ、発した言葉は元に戻りません。それだけ言葉には力があり、心に残った傷はなかなか消えず、一生残ってしまうかもしれません。

    高遠中学校は、全校で目指す姿のひとつに「挨拶愛語」があります。これは言葉のもつ力が大きいから一番初めにとりあげられています。挨拶は相手の存在を認めないとできず、愛語は相手の立場に立たないとできません。今までの自分は、これからの自分はどうなのかよく考えてみてください。

    相手の存在を認めないと先に挨拶はできず、相手を大切にする気持ちがないと大きな声で挨拶はできません。「挨拶愛語」は人権尊重の第一歩です。挨拶が飛び交う学校にしてほしいと思います。得意なこと、苦手なことも含めて、まるごとがその人自身だということを認めていってください。だめな人は1人もいないということをもとにして相手を認め、相手の立場に立った言葉をかけていってください。」

  • 第60回聖桜祭

    2018年10月2日

    9月28・29日に「軌跡~伝統からの漸進~」をテーマとして、第60回聖桜祭が行われました。今年は金曜日の午前中に展示準備を行い、開祭式は11時からとなりました。開祭式では聖桜祭実行委員長が開祭宣言を行い、クラスごとに撮影したショートムービーを見ました。

    昼食後、クラスごとに展示見学を行い、各教科の作品やPTAの皆様の力作を鑑賞しました。その後、体育祭となり、大縄跳びやリレー、n人n+1脚をクラス毎に競いました。今年は様々な委員会活動が点数化され、クラス毎に得点を計算しているので、体育祭はとても盛り上がり、クラス一丸となって競技に挑みました。

    土曜日は学習発表、吹奏楽部発表、合唱祭、閉祭式が行われました。学習発表では3年生の太鼓演奏をはじめ、国語の意見文発表、英語のスピーチ、体育のダンス発表が行われました。生徒は堂々とすばらしい発表をしてくれました。

    吹奏楽部の演奏では、様々な楽器が奏でる音の響きがすばらしく、3年生のソロでは大きな拍手が起こりました。合唱祭では、各クラス、学年、PTA・職員の合唱を鑑賞しました。朝や放課後の時間に練習してきた合唱は、とても聴き応えのあるものとなっていました。

    閉祭式では、クラスごとに集計された得点が発表され、様々な賞状が各クラスに渡されました。総合得点では見事2年1組が1位となり、聖桜大賞を受賞しました。

    第60回ということで新しい取り組みがたくさん行われ、一人ひとりが輝ける聖桜祭となりました。お忙しい中お越しいただいた保護者の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございました。

  • 聖桜祭の準備が進んでいます

    2018年9月26日

    第60回聖桜祭の準備が、生徒会執行部を中心に進んでいます。全校製作では蝶の折り紙を作り、執行部が仕上げることになっているので、どのように完成するかとても楽しみです。また、朝と放課後には各クラス、学年の合唱が響き、完成度を高めています。廊下には写生会の絵やポスターが展示され、雰囲気を盛り上げています。

    天気の悪い日が続くと予想されている今週ですが、金曜日と土曜日は晴れ間がのぞくと予報されています。今年で還暦を迎える聖桜祭に皆さんお誘いあわせのうえ、ぜひお越しください。

    聖桜祭ポスターも学内投票の結果、決まりました。

    聖桜祭の日程です。クリックしてご利用ください→30聖桜祭日HP用

  • 仙丈ケ岳登山

    2018年9月6日

    8月28日、29日に、2学年は仙丈ケ岳に登山をしてきました。

    1日目は雲行きが怪しい中、登山がスタートしました。5合目の大滝の頭までは雨に打たれず通過することができましたが、少し登った馬の背ヒュッテで驚くほどの大雨に見舞われてしまいました。しかし、そんな状況でも弱音を吐かずに仙丈小屋を目指し、明るいかけ声で登る姿はさすが2年生だなと感動しました!大雨の中でも途中の脱落者もなく、無事仙丈小屋に到着しましたが。眺望はガスのため一切ありませんでしたが、小屋の付近に4羽の雷鳥が姿を見せてくれました!まさに雷鳥たちが登山の苦労をねぎらってくれているようでした。夕方には次第に天候が回復し、仙丈小屋から高遠町、伊那谷を見下ろすことができました。山の上から眺めるふるさとの姿に感銘を受けている仲間がたくさんいました。

    2日目は御来光を拝むために早朝からの山頂登山となりました。残念ながらしっかりと御来光を拝むことはできませんでしたが、途中に霧がはれて、頂上から富士山や雄大な南アルプスの山々を見ることができ、自然の雄大さを目に焼き付けることができました。下山では、前日の雨で滑りやすくなった岩場を慎重に乗り越え、2学年登山隊全員自分の足で下山することができました。

    今回の学校登山で、クラスの絆は深まり、「登り切った!」という自信を持つことができたと思います。また、解散式では、隊長の教頭先生より、「この登山での経験は、これからの部活動や、生徒会、受験につながっている。」と話がありました。2年生にとって、これからにつながる行事になりました。

  • 避難訓練

    2018年9月4日

    9月3日に今年2回目となる避難訓練を行いました。今回は、緊急地震速報への対応と、いつ起こるかわからない地震への対応訓練、保護者への引渡し訓練です。生徒には訓練がいつから始まるかは伝えず、とっさの判断ができるように行われました。1時間目と2時間目の間の休み時間に訓練は実施され、生徒が移動教室やトイレに行っているときに緊急地震速報が鳴りました。今までの訓練どおりに、生徒はすぐに落下物の危険のない場所を探し、窓の近くから離れ、しゃがみこんで頭部を守る姿勢をとることができました。また、避難時に負傷者が出たという設定のもと、教員が担架を使用して救助訓練も行いました。保護者引渡し訓練では、保護者引渡しの流れを確認し、安全に下校できるよう指導しました。

  • 2学期始業式

    2018年8月27日

    8月22日に、2学期始業式が行われました。27日間の夏休みが終わり、2学期がスタートしました。生徒たちは約1ヶ月ぶりに会うことになった友達と、夏休みの思い出などを語りながら、笑顔を浮かべていました。

    始業式では3名の生徒による2学期の目標が発表され、学校長からは平和について一人ひとり自分のこととして考え、自分の頭で「これでいいのか」と考え、判断、行動してほしい、また、聖桜祭にむけて音にこだわってほしいと「音楽は音の結晶」という言葉とともに話がありました。

    2学期は1年間の中でもっとも長い学期です。今年の残暑はまだまだ厳しくなりそうです。生徒には水分補給をしっかりして、体調を崩さないよう生活していってほしいと思います。

  • 生命と性の健康教育

    2018年7月25日

    7月24日に、昭和大学保健医療学部教授 上田邦枝先生を講師としてお招きして、生命と性の健康教育の講演会を行っていただきました。3年生を対象とした今回の講演会は、小学校5年生のときから毎年上田先生に行っていただいている会で、今年が最終回となりました。

    今回の講演会では、男女交際やストレスマネジメントについてお聞きしました。先輩たちの過去のデータからストレスの原因となりやすいことや、その対処方法のひとつとして、アロマの香りを嗅ぎ、さまざまな効果を体験することができました。また、腹式呼吸を用いて副交感神経の働きを高める方法を実践し、リラックス効果を実感することもできました。

    上田先生、お忙しいところ講演会にお越しいただき、ありがとうございました。

  • セーフティネット講座

    2018年7月22日

    7月19日に、セーフティネット講座が行われました。セーフティネット総合研究所専務理事の南澤信之先生に講師としてお越しいただき、インターネットを利用する際の注意点についてお話していただきました。SNSの普及が進んでいる現代では、未成年がそれを原因とする犯罪に巻き込まれることが非常に増えています。南澤先生はその危険性を高遠中の生徒にとても熱く語ってくださいました。写真や動画のネットへの投稿は常に危険を伴います。当HPでも細心の注意を払っていきたいと思います。

    ネットの利用について考え直すとても良い機会となりました。南澤先生、お忙しいところ講演していただきありがとうございました。

    伊那市ではネットトラブルの未然防止と早期解決を行うために、専門家であるセーフティネット総合研究所の南澤信之先生(長野県警サイバー犯罪対策アドバイザー)をアドバイザーとして行う伊那市ネットトラブル相談事業が行われています。

    ネットトラブルは早期の発見解決がとても重要となります。初動対応がすべてとなりますので、心配事がありましたら下記の相談アドレスまでご相談ください。

    相談アドレス shinpai@nisr.jp (「シンパイ ナイサー」と覚えてください)