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令和6年度児童会役員選挙がはじまり、5年生の候補者の皆さんは、推薦責任者とともに教室訪問で、こんな学校にしたい、と各教室へ訪問し演説をしています。
3年生の教室では、4月から児童会の委員として頑張る3年生が候補者などの皆さんの演説を、少々緊張した面持ちで聞きました。そんな3年生の皆さんも、「児童会デビュー」を心待ちにしているようです。
一方、候補者の皆さんも初めてのことですから、とても緊張しています。予め考えておいたiPadの文章に目を落としながら、それでも時々堂々と前を向いて演説ができました。
会長候補の皆さんからは、「挨拶を元気よくする学校」「階段飛ばしや廊下を走ることを減らす学校」にしたい、さらには「楽しい、行きたい」と思えるような学校にしたい、といった願いやそのための取り組みについて発表がありました。
また、推薦責任者の皆さんは、「やさしくて正義感が強い」「人に優しく、いつも笑顔でクラスを明るくしてくれる存在です」「考え方がとてもポジティブです」「負けず嫌いで、テストの点に納得がいかないと次のテストに向けて頑張る」と、候補者の人柄のよさをPRしていました。緊張の中、「お腹がすくと機嫌が悪くなるので、気を付けましょう」と冗談も交えるなど、工夫した演説ができました。
投票は1月24日に行われます。
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感染対策や寒さ対策により、ここ数年は各教室でオンラインによる始業式が行われていましたが、久しぶりに体育館で行うことができました。
今年の決意を発表してくれたのは2年、5年の代表の皆さん。
「みんなが読みやすい漢字を書きたい」「みんなが楽しくなる児童会にしていきたい」とそれぞれ、相手への意識をもった今年の目標を発表しました。
校長先生からは、この度の1月1日の震災について、もし伊那谷で起こったらどうしたらいいか、改めて考えてみることの大切さについてお話がありました。
また、今年の干支は「辰」。正確には「甲辰(きのえたつ)」と言い、「甲(きのえ)」とは物事の始まりととらえることができ、「辰」は発芽した植物がしっかりとした形(つまり成功すること)になる。この二つが合わさる「甲辰」は新しいことを始めて成功する、今まで準備してきたことが形になるといった、縁起のよい年になるとお話がありました。
詳しくはメニュー(校長室)をご覧ください。
最後には「運試し、じゃんけん大会」じゃんけん勝者上位3名の児童の皆さんに、校長先生手作りの竜の切り絵が贈られました。
手良っ子たち一人ひとりが、これまでの頑張りを積み重ねて、たくさんの実をつける! そんな2024年の始まりです。
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12月26日で85日の手良小学校2学期が終了しました。
終業式では5,6年生が、それぞれ2学期までの振り返り、学習の成果などを発表しました。
5年生は、お米作りの学習を振り返りました。田植えから始まる一つ一つの作業の意味、作業するうえでのポイント、さらには体験した感想を発表しました。学習や地域・保護者の方の助言を通して、作業のコツをつかめたこと、順調に進んで楽しかったこと、そして何より、皆で協力してできたことのよさをスライドの画像とともに発表してくれました。
6年生はトランペット鼓隊の取り組みに加えて、その歴史まで調べて発表しました。かつて手良出身で地元企業「信英通信工業(現ルビコン)」の創始者、登内英夫さんが寄贈してくださったことが分かり、なぜ寄贈してくださったのか、これから調べてみたい、とまだまだ学習の過程であるようです。修学旅行のディズニーランドでは、BGMの効果、工夫について発表があり、人々を楽しませるような演奏をしたい、という願いを発表しました。
校長先生からは、始業式でお話された「『みんな好き』に向かってがんばってほしい」について、これまでの子どもたちの頑張りをスライドで振り返りながら、2学期のまとめの話がありました。
仙丈班で協力して取り組んだ「手良の自然に親しむ日」、各学年で取り組んだ生活・総合的な学習の時間での取り組み、また地域のみなさんとの触れ合いの機会となった「読み聞かせの会」「トンカチ教室」さらには地域行事の「手良の秋まつり」「百人一首大会」など、人とのかかわりあいを通して、充実感や達成感を味わうことができました、とまとめられていました。(詳しくはホームページメニュー「校長室」をごらんください。)
お互いの頑張りを認め合った2学期まとめの日となりました。来る2024年も、地域の皆様とともに素晴らしい1年になることを願っています。
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夜の時間が長く、家にこもることが多くなるこの時期に、本に親しみ、豊かな心を育もうと読書旬間を実施しています。
読書旬間2日目。朝は図書委員会による図書集会が行われました。
集会では、「『どろぼう学校』の子ども」に扮した図書委員の皆さんによる寸劇。読書旬間中のイベント(読み聞かせボランティアの皆さんによる「読み聞かせの会」・先生方による『お話の部屋』・物語に関係するメニューが提供されるコラボ給食・図書館来館イベント等々)とおすすめ本をお話と映像を使って面白おかしく紹介しました。この機会に、たくさん図書館に通って、1冊の本との出会いを楽しめるといいですね。
その図書集会と同じ日に、読み聞かせボランティアのみなさんによる「読み聞かせの会」が低学年、高学年別に行われました。
低学年の部では、はじめに子どもが両腕を広げたぐらいの幅広い大きな絵本の読み聞かせがありました。「きょうりゅうのおおきさ」という絵本でした。人類誕生前の恐竜の世界についてその大きさを実感し、時には歓声を上げながら楽しく聞かせていただくことができました。
その他にも紙芝居や、食べ物の2つの違いを発見するクイズ形式の絵本で楽しむなど、ボランティアのみなさんとの楽しい時間があっという間に過ぎていきました。
各学年では、その感動を忘れないうちにお礼の手紙を書きました。紹介します。
2年生のお手紙から…
・読み聞かせをしてくれてありがとうございます。『あひるの王さま』が楽しかったです。また読んでください!
・いろいろな本やかみしばいを読んでくださり、ありがとうございます。ぼくが一番おもしろかったのは『あひるの王様』です。あひるがきつね、はち、川をのみこんで、やくだって、さいごは王さまがかんむりをおとしてそれをひろって「あひるの王さま」と言っているのがおもしろかったです。『大きなきょうりゅう』もどんどん大きくなっているところがすてきでした。すてきなこえでありがとうございました。
6年生のお手紙から…
・私が一番心に残った本は、『ぽかぽかスープ』です。理由は、一文一文言うときに、表情などを変えて呼んでいて、一生懸命読んでいるんだなぁ、と思ったからです。どの本もとてもおもしろかったし、新しい本に出会えてうれしかったです。来てくれてありがとうございます。
・すてきな読み聞かせ、ありがとうございます。私は『ついてくる』が心に残りました。最初に「あなたはこんな体験したことがありますか?」と聞いているのに、最後はゆうれいの子どもの話だったのが、とてもおもしろかったです。久しぶりに絵本を見ましたが、とてもおもしろかったです。
・今年も読み聞かせ、ありがとうございました。これで「お話の部屋」で読み聞かせを聞くのも最後だと思うと、少しさびしくなってしまいました。個人的に一番心に残ったお話は『あひるの王さま』です。最初は王様の金のむだづかいがひどいことから始まり、最後さるかに合戦のようになり、まさかのあひるが王さまになるという意外な終わりかたで、びっくりしました。読み方もいろいろ工夫がされていて、とてもいんしょう的でした。
いろんな本に出会う2週間になりそうです。
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令和元年以来、4年ぶりに、手良地区の地域の皆さんもお迎えして手良地区講演会を行いました。
今年度の講師は5年ぶりとなる、伊那市西春近㈱まつり工房代表・北原永(ひさし)さんのお話と、5人組太鼓ユニット「大太坊」の皆様による太鼓演奏でした。
演目のうちの一つ「屋台囃子」は日本三大曳山祭の一つ「秩父夜祭り」に登場する重さ20tの山車が坂を駆け上がっていく勇壮な様子を表現するもので、叩く姿勢・バチさばきは圧巻でした。
先生によると「和太鼓」の魅力は「力いっぱい叩けること」。世界のほとんどの太鼓は力を入れすぎると、やぶけます。丈夫な牛の皮を張った太鼓は力いっぱい打てるよ、その音は5キロメートル先まで届くんだよ、そして日本の祭りでは「みんな祭りだよ!」「みんなで山車を引け!」と人々に呼びかける役目も果たしていることなど、和太鼓のすごさ、魅力についてたくさん紹介していただきました。
また、その太鼓の響きは「耳」からだけでなく、体で聴けるということを、実際に耳をしっかりふさいで試してみました。子どもたちからも「お腹に響いている!」などの声があがりました。
ご来校いただいた保護者の皆様、地域の皆様ありがとうございました。
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手良の史跡見学に加えて、自分たちで計画・実行することを大切にした遠足が行われました。お弁当を持って出かける予定でしたが一日延びてしまい、半日コースとなりましたが、予定のコースを元気よく歩き通すことができました。
帰りの会。3年生からは「神様のことをいっぱい知ることができてよかった」。2年生からは「たいへんだったけど頑張って歩けてうれしかった」とふり返りの言葉がありました。
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前日の5年体育に続いて、6年国語の研究授業が行われました。
友だちと対話をして、自分の考えをまとめる学習をしてきた子どもたち。言葉のやり取りを通して、学習のテーマである「これだけはなくしたい」と思うものについて自分の考えを広げたり深めたり、まとめたりすることができることをめあてに行われた授業でした。
「これだけはなくしたい」…「戦争」を取り上げた子が数人いましたが、4人は友だちの話を聞いて「病気」や「事件」に変えました。
その変えた理由は、感染症やがんによって刻々と人の命を奪っていく病気の怖さに気づいたり、肉親を病気で亡くした自らの経験をもとに、改めて病気がなくなってほしい思いを新たにしたりと、友だちの考えをきっかけに考えの幅を広げる子どもたちの姿が見られました。
多様な考えに触れ、自らの考えを見返したり考えを広めることは、どの教科でも求められる大切な学びの姿です。
上伊那各校から参観された先生方は、こうやって友だちと学び合える6年生の姿にたいへん感心されていました。
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上伊那保健体育研究会の先生方による学習指導研究が行われました。
上伊那各地の体育の先生方は「どの子も運動の楽しさを味わい、深めていく授業づくり」をテーマに授業を通して研究に取り組んでいます。その授業づくりの成果を5年生の体育の授業で発表いたしました。
題材名は「フィルダー・ベースボール」です。5年生が取り組むこの「フィルダー・ベースボール」はティーに置いたボールを打ち、進んだ塁の数だけ得点になる野球型ゲームです。守備側が打球を捕球した後、打者走者の先にあるサークルに送球し、2または4人が集まって「アウト」と宣告するまで、走者は進塁することができます。
打つこと、走ること、守ることどれも、個々の技能にかかわらずみんなが楽しめます。打者走者と、打球の位置に応じて集まってアウトにする場所を考えたり、よりよい送球により相手の得点を減らすことを考えたりしながら作戦を立てて試合をすることができました。
この日の課題は「2人外野のうちのもう一人が、『中継』に入ってアウトを取ろう」。外野に打球が飛ぶと2人でアウトにできますが、ボールを遠くに投げなくてはなりません。あるグループでは、(捕球者が)遠くに投げられるなら中継が近づかなくていいけど、投げられなかったら、近づいてあげるのがいいと思う、と学習を振り返ることができました。
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村祭り(全校)
6年生、当日朝の黒板
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来賓の皆様、保護者の皆様大勢の皆様にご来場いただいて、手良小学校の音楽会を開催することができました。
少しずつコロナ禍からいつもの学校生活を取り戻しつつある昨今、改めて音楽の素晴らしさを感じることができる音楽会となりました。
オープニングは全校の歌「村祭り」
学年ごとのカラーが出た替え歌は、ノリノリで歌えました。楽しいお祭りのムードを全校で表現できました。(ファイルの制限により分割となってすみません) 3年
高い音程を綺麗に響かせる歌声がとても印象に残りました。メドレーはタイミングよく自分の受け持つハンドベルを振り、「星に願いを」からはじまるすてきなディズニーメドレーを奏でました。
1年
たった6人なのにすごく元気なステージ。各学年、そして先生たちにもエールを送ってくれました。鍵盤ハーモニカの音色はとても揃っていて綺麗な音が出ていました。
5年
声量を大きくという課題を持ってきましたが、エンディングを含めて高い音も自信を持って歌うことができました。きれいな2部合唱でしたね。合奏は圧倒的な音量とともにそれぞれの楽器を自信を持って音を出していました。
6年
息の合った太鼓の演奏は見事でした。揃った太鼓の響き、ばちさばきの美しさ、山で始まった祭りが里に降りてきて次第に盛り上がっていく様子を表現していました。
4年
にんじゃりばんばんは、テンポを保ちながら自信を持ってそれぞれのパートを演奏できました。怪獣のバラードでは怪獣に扮した先生をみて、元気よくそして難しい2部合唱に挑戦しました。
2年
ボディーパーカッションとともに、元気な歌声を聴かせてくれました。手拍子で会場と一体となりました。鍵盤ハーモニカはとてもきれいに揃っていてしっかり大きな音を出せていました。掛け声もあって元気なステージになりました。
6年 フロアも使って動きのあるトランペット鼓隊、合奏でした。アンパンマンの合唱はやなせたかしさんの歌やアニメへの思いも大切に、心を込めて歌いました。太鼓も含めて、音楽の素晴らしさを教えてくれた6年生でした。
6年生にとっては小学校生活最後の音楽会。6年生の教室にはみんなの意気込みとメッセージが書かれていました。
保護者、ご家族の皆様、地域の皆様、温かい拍手をありがとうございました。