• がんばった、楽しかった75日間…1学期終業式

    2024年7月24日

    1学期の生活を振り返り、成長できたことやできるようになったことなどを確かめあう一日となりました。

    終業式。2年生の代表児童の発表では、自然の木を組み合わせながら作品づくりをしたこと、漢字をていねいに書いて練習したこと、算数で100を越える数の学習をしたことなど、がんばったことを発表してくれました。5年生は、運動会のフラッグを使ったダンスの楽しさに加えて、臨海学習で初めての場所でも班長としてみんなをまとめることができたことを振り返っていました。

    校長先生からは3つのことについてお話がありました。

    一つ目は、学校目標の振り返り。学年の枠を越えて取り組んだ運動会の表現運動や、米や野菜作りの体験的な学習、地域の散策でわかった地域のよさなどについてふれていただきました。

     

    二つ目は、1年生の作ったすてきな七夕飾りから、飾る折り紙の折り方と鋏の入れ方でできる模様について、興味を持ったことをお話されました。実際に折り紙にはさみを入れ、開くとできる形やその数について実演も交えてお話しいただきました。実物やスクリーンを見て全校児童も楽しく予想したり、確かめたりしました。]

    1年の作ったすごい飾りのようにはいかないので、簡単な折り方で何かきまりがないか調べてみることにしました。折り紙を斜めに2回折って、とんがったところの下を切り取ります。

    さてここで問題です。これを開くと切ったところはどんな形になるでしょう。

    多くの子どもたちが③を選びます。(③が正解)

    同様にして3回折ったら切ったところはどうなるか?(左図) 児童は迷いはじめます。

    4回折ったら…、5回折ったら…。

    校長先生の問いかけが進むにつれ、何か決まりがありそうなことに子どもたちも気づきはじめます。

     

    「身近な生活の中には、ちょっとしたところに算数の問題が隠れています。夏休みを使って、身近な生活の中にある算数を考えてみるのはいかがでしょうか。コンクールもあります。応募してみようと思う人は、校長室に資料を取りに来てください。」

     

    こういった算数の図形に関することをはじめ、身の回りのものに感じた疑問を、じっくり調べてみるのも夏休みならではですね。

    3つ目は夏休みについて。事故やけが・病気に気をつけ、規則正しく健康に生活すること、家族や地域の一員として自分にできることをし、楽しく過ごすこと。課題だけでなく、興味を持ったことなど夏休みだからこそできる体験や学習にとりくむこと、さらにパリオリンピック・パラリンピックが開催され、ここを目指してこれまで努力してきた人たちの姿をみて学び、声援を送りましょう、と結ばれました。

    それではみなさん、素敵な夏休みを!

  • より安全に、楽しい夏休みを! … 地区児童会がありました

    2024年7月9日

    夏休みまであと3週間。PTA地区支部長の方に来校いただき、手良の3地区ごとに,地区児童会を開催しました。

     

     

    地区児童会役員の児童の進行によりスムーズに会が進められました。危険箇所の確認などけがをしないよう、より安全に過ごせること、そして朝のラジオ体操、楽しみにしている地区ごとの行事の打ち合わせなど、短時間に効率よく行われました。

    今年の夏休みは「きまり」を見直しました。

    「きまり」に従うことで身の安全を守ることが本当の「安全に生活する力」となり得るか、ということです。自分でまたは家族と一緒に考えていただくようにしました。ご家庭のみなさんとともに、より安全で楽しい生活のために、休み中の過ごし方について考えていただけるとありがたいです。

     

     

  • 今年も「パンダ先生」に教えてもらっています … 「水遊び」「水泳」の学習

    2024年7月5日

    梅雨の晴れ間の日差しが日に日に強くなってきています。

    今年も手良地区にお住まいで、スイミングスクールの先生にご指導をお願いしています。この2週間で4日間お世話になったのですが、不思議とどの日もお天気に恵まれ、気持ちよく学習ができました。

     

    【1年生】バタ足のやり方や浮き方、ビート板を使った泳ぎ方を教えていただきました。保育園の頃から使っている小学校のプールですが、本格的に泳ぎの勉強をするのは初めて。ちょっと怖がっていた子も、先生生のおかげでずいぶん水に慣れてきました。

    【2年生】(写真ないかな?)クロールの泳ぎの基礎となる学習を進めました。水中でしっかり息を吐き、水面にでたら「バー」と口で息を吸う。足をできるだけ伸ばしてバタ足。腕を大きく動かす。体を横に向けて息継ぎの練習。だんだんとクロールっぽい形になっていきました。

     

    【3年生】今年から大プールデビュー。プールの横を、端から端まで泳ぎ切ることを目指して、練習しました。初めは息継ぎのたびに、肩まで上がってしまい立ってしまうことが多かったのですが、「顔を少しだけ出す、口さえ出ればいいんだよ」とアドバイスをもらい、必要以上に頭を上げることがなくなり、泳ぐ距離が伸びてきました。

    【4年生】(写真ないかな?)クロールができることを目指しています。技のポイントは「腕を伸ばして水をかく」「浮いたまま息継ぎをする」顔が前を向くと力が入り、顔があがった分、足が沈んでいきます。コーチは一人ひとりに体を支えながら教えてくれました。「なんかできたような気がする!」ちょっとずつ自覚し、泳ぐ距離も長くなってきています。

     

    【5年生】平泳ぎの泳ぎ方を教わりました。平泳ぎのキックは、「足の裏で水を押す感覚」。そうアドバイスをもらって足の動きに気をつけながら練習をしました。「楽に泳げる泳ぎ方だよ!」とコーチ。来年6年生になったら1,000メートルにチャレンジの予定です。

    【6年生】5年生同様、平泳ぎにチャレンジしています。コーチが提案した1,000メートルチャレンジに挑戦。小学校最後の水泳シーズン。しっかり泳ぎ込み、できるだけ長い距離を泳げるように頑張っています。

  • 海辺の遊び、体験たっぷり楽しんで来ました…5年臨海学習

    2024年7月2日

    梅雨入り直後の臨海学習となりましたが、2日間まったく雨に降られることなく、この時期としては比較的涼しいなかで臨海学習に行ってきました。

     

    1日目。最初の見学は中部国際空港(セントレア)。フライトパークではボーイング787のコクピットに乗り込んでみたり、関連する遊具で遊んだりした後に、空港第1ターミナル・スカイデッキまで移動しました。3~4㎞ある滑走路の端から端まで見渡せるスカイデッキで、国内・国際線の航空機の迫力ある離着陸を見学してきました。

     

    そして船に乗って目的地「日間賀島」へ。宿泊する「おとは」さんに荷物を降ろし、干物作り体験の後、海遊びを存分に楽しみました。シーカヤックはパドル操作がうまくいかず、どうなることかと思いましたが、全員自力で岸まで戻ることができました。

     

    みんな行動が早く、時間にゆとりを持つことができ、シーカヤックの後はたっぷり海水浴を楽しみました。

    終日曇りがちで、気温もあまり高くなく、海から上がる時は少し震える程でしたが、しっかりお風呂で温まることができました。

    体調を崩す子もなく、みんな元気に夕食・海の幸を美味しくいただきました。真鯛のお刺身尾頭付き・タコ飯は特においしかったです。おかずがおいしいのでおひつのご飯も空っぽになり、しっかり食べてもらったので、旅館のみなさんにもたいへん喜んでもらいました。

     

    2日目は晴れ間ものぞき、早朝から天気に恵まれ、朝食前に海辺の散歩ができました。多幸(タコ)と福(フグ)の島・日間賀島は派出所もタコがデザインの建物です。その建物の前や西港防波堤の先で集合写真を撮りました。散歩のおかげで朝食もしっかりといただきました。日間賀島のお土産としても人気の「島のり」をいただきました。

    2日目の午前は、名古屋港水族館へ。到着が予定よりも30分近く早まり、およそ2時間、たっぷりと館内の見学をしました。名古屋名物「天むす」などが入ったお弁当をいただいた後は「イルカショー」。迫力のジャンプ、愛嬌のある姿に釘付けになりました。

    最後はトヨタ産業技術記念館の見学、体験へ。バスの移動中は少々眠気と戦っていましたが、記念館内の体験スペース「テクノランド」の入場券が手に入り、再び元気に「テクノサーキット」で自動車の運転などを体験しました。遊びながら機械の仕組みを学ぶことができました。

    自分たちで集団行動を意識して、楽しみつつも充実した旅行になるように準備してきた5年生。しおり(行動計画)を見て、早め早めに行動に移すことができ、ゆとりをもって2日間行動することができました。

     

  • 「思い込み」「思い直し」…春のなかよし週間・校長講話から

    2024年6月26日

    6月25日の朝は校長先生より、今月10日から21日までの「春のなかよし週間」にちなんだお話をお聴きしました。

     

    「服装も体格も違う5人の子ども」のイラストを見ながら、校長先生の問いかけについて考えます。

    「この中で,勉強が得意な人は誰でしょう?」「スポーツが得意な人は誰でしょう?」

    多くの子どもたちは、「勉強の得意な人はメガネをかけている人!」、「運動着を着ている人は運動が得意なのかな?」と考えました。

    「本当にそうでしょうか?」

    ここで「運動しやすい服を着ている人はスポーツが得意」「眼鏡をかけている人は勉強ができる」ということについて、改めて考えさせられました。実際はそうとは限らないことなのに、無意識のうちにそうだと思い込んでしまっていることが、私たちにはありそうです。

    こういった意識のことを「アンコンシャス・バイアス」と呼ぶそうです。

    また、「若い女性にも老婆にも見える絵」「泣いた赤鬼」から、一度思い込んでしまうとなかなか,別の見方や考え方を見直すこともできないことに気づかされました。

    友だちや自分自身への思い込みを取り去り、本当の姿を見ようとすると、友だちのよさが見えて、思いやりのある人になれそうです。そんな見方に挑戦して,楽しい手良小学校にしていきましょう、と結ばれました。

     

    講話の詳しい内容については、ホームページメニュー「校長室」をご覧ください。