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第一部10:40~3年合唱「信じる」、全校合唱「仰望」。
第二部14:40~芸大オケとのコラボ「大地讃頌」。期待していてください!
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本年度「学校だより」第6号を掲載しました。 学校だより No6
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昨日は、本校の学校運営委員であり高遠在来とうがらし保存会でもご活躍されている杉山祐樹さんにご支援いただき、2,3年生の総合的な学習の時間で「芝平なんばん」の苗を育てる活動がいよいよはじまった。4/17にこのブログに書いた放課後の先生方のワクワクする会話が現実になった。昨晩は伊那ケーブルニュースで苗を植える生徒たちの様子を報道してくださった。そこに映った生徒たちの表情が本当によかった。そして、インタビューに答えた2,3年生女子の言葉にも感動した。「私たち高遠の人たちがやっていかないと(こうした地域在来のものが)なくなっちゃうと思うので、私たちがちょっとでも在来種をうまく育てて、たくさんの人に知ってもらいたいなぁと思います。」「まず、しっかり育てて、その後しっかり考えて商品化などできればいいと思います。」地域に参画する当事者としての自負や、この活動を実社会につなげていきたいと願う意欲がしっかり表れていた。
定植活動の後、職員の間では「近くに水道がないけど水やりはどうしたらいいか?」「貯水タンクみたいのがないだろうか?」「地域でお借りできるかもしれない」との話題が起こった。なんと、その声を聞いていた杉山コーディネーターは、すぐにスマホで町の商工観光課の方に連絡を取り、お借りできる算段をとってくださった。そして、30分もしないうちに、軽トラに乗せられた300リットルの貯水タンクが学校に届いたのである。感謝とともに、地域の方々の力の凄さとありがたさ、そして生徒たちへの、学校への熱い思いを強く感じた出来事だった。
子どもたちを真ん中に、地域の方、教師が協働しながら、大きな夢がはじまった。
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3年ぶりに地域に出ての写生会でした。1年生は校舎周辺、2年生は校舎内、そして3年生は高遠文化センターを起点に高遠町内を写生エリアとして自分のお気に入りの場所に行って、半日をかけて対象と向き合いました。指導者として、応援隊の酒井照明さん、伊藤久志さん、そして、高遠高校芸術コース(美術専攻)の2・3年生にご協力いただきました。
中庭から南校舎を背景に池や植物を描く1年生。体育館ではフロアーに伏せて床に置いたバレーボールの目線でデッサンに励む2年生。商店街通りの「やますそ」前の歩道に座り町並みをじっくりと描く3年生。友達と楽しそうに途中途中の絵を見せ合いながら取り組む生徒もいれば、ひとりになって対象や風景にじっくりと向き合う生徒も。それぞれがそれぞれのやり方で取り組んでいました。
何よりも凄かったのは高遠高校の生徒のみなさん。3年生のAさんが葉の塗り方に困っている姿を見て、「水彩画というくらいだから、水をたっぷり過ぎるくらいつけて描いてみようよ。まず、こっちに色を塗ってみて。」と自分のスケッチブックを差し出してAさんに試し塗りをさせました。分かりやすく的確な助言もさることながら、なんて優しく頼もしい先輩でしょうか!そんな高校生の姿に触れ、Aさんはさらに自分の作品に向かっていきました。
応援隊の伊藤さんはご自身が製作中の作品を持参され、実際に描きながら生徒に筆の動かし方や描き方を師範してくださっていました。また、昇降口前の石段下では、応援隊の酒井さんが1年生たちにミニ講義をしてくださっていました。持参した模範作品を見せながら、「こんな色の付け方もあるよ。同じリンゴでもただの赤色じゃないよね。これだけ違った色や描き方があっておもしろいですね。みなさんの絵はまだ始まったばかり。これからどのように塗っていくかが大事で、これからが勝負ですよ。」と熱を込めて優しくお話いただきました。
地域の方々に支えられ、半日かけて行った写生会は本校が大切にしている「実学」の時間そのものでした。美術の小林先生に聞くと、これから各学年2時間の授業の中で作品を仕上げていく予定のようです。どんな作品になっていくでしょうか?楽しみにしていてください!
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校長室の周辺がいつもと違った。隣の事務室を覗くと2年生のAさんが緊張した面持ちで電話機を握っていた。その姿を窓口外から温かな眼差しで見守る担任。廊下には、2年生の男女数名が同じく緊張した面持ちで立っていた。電話をかけるAさんの声からすぐにその緊張の理由がわかった。「この度職場体験をさせていただく高遠中2年のAと申します。事前打ち合わせをさせていただきたくお電話させていただきました。担当の方はいらっしゃるでしょうか・・・。ありがとうございます。よろしくお願いします。」電話後のAさんの安堵の表情と笑顔。「どうでしたか?」と尋ねてみると、「緊張しましたが、担当の方が優しくお話してくださったのでよかったです」と、丁寧な言葉で、何か大きな壁をひとつ乗り越えた表情で答えてくれた。
来月予定の職場体験に向け、事前学習に励む2年生。最近は、受験や就職のエントリーやアポイントメントも該当のホームページに必要事項を入力してメールでやりとりするのが一般的になっている。だからこそ、こうして電話や対面で実際に相手と肉声でやりとり(対話)することで得られることははるかに大きいと思う。そのことを今日の2年生の姿から強く感じた。キャリア教育はまさに活きる学力を身に付ける絶好の機会である。 -
第1回学校運営委員会を開催しました。本年度も委員長を黒河内貴さん、コーディネーターを杉山祐樹さんにお願いしました。私からは学校の運営方針をお話させていたただきくとともに、委員の方々からは、先ほどの授業参観で楽しそうに授業を受ける生徒の姿、地域で気持ちよい会釈や挨拶をする生徒の姿、新入生が元気に登校できている姿などを教えていただきました。一方、道に広がって歩く姿があり交通事故が心配ですとの声もいただきました。学校だけでは気づけない生徒たちの姿をこうしてお伝えいただけることは本当にありがたいことです。今後の学校での指導・支援に生かして参りたいと思います。
また、意見交換の中では、「学校だけで課題を抱えずに、困っていることはぜひ地域に投げかけてください。しっかり協力していきたいです。」とうれしいご提案もいただきました。こうした地域の方々の熱い思いを、先生たちとしっかり共有するとともに、今後も地域に開かれた学校づくり、地域と学校が「ともに弱音を出し合い互いに支え合いながら協働して子どもたちの成長に寄与できるよう」取り組んで参りたいと思います。
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26日に、生徒会主催の観桜期学習会が行われました。観桜期活動の始まりと、現在まで引き継がれてきた経緯を様々な資料から学びました。1年生は今回が初めての観桜期活動となり、高遠の桜の魅力と伝統的な活動を改めて確認することができました。2年生は4月に実際に行った経験をもとに、具体的なイメージを持つことができました。
今年は開花時期が例年より早くなると予想されており、さくら祭りは3月23日からとなります。校庭の開放日はこれから検討となりますが、おもてなしの心を胸に準備をすすめてまいりますので、お誘いあわせのうえ、ぜひご利用ください。
観桜期活動のきっかけは公園内の清掃からでした。
城址公園は全国でも選りすぐりの桜の名所です。
主な仕事は4つあります。
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25日に学校評議員・高遠中学校応援隊感謝の会が行われました。日頃から学校のことを様々な面からサポートしていただいている方々に、感謝の言葉を送り、「仰望」を歌いました。この会で改めて、学校生活は多くの人に支えていただいていることを確認することもできました。
学校評議員、高遠中学校応援隊の皆様、お忙しい中お越しいただき、ありがとうございました。
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先日、来年度に入学予定の小学6年生が高遠中学校に集まって、中学校の授業の様子や生活の説明を聞く中学校説明会がありました。説明は1学年が担当です。昨年、自分達が説明してもらう立場だったときのことを思い出し、「6年生にわかりやすいように説明する」「楽しんでもらえるように工夫する」事を目標にして準備をしていくことに決めました。説明の内容ごとにグループに分かれ、シナリオを考えたりフリップを作ったりと12月からコツコツと準備を重ねていき、リハーサルも行いました。
いざ当日、生徒たちは6年生を目の前にして緊張している様子でしたが、先に決めた目標どおり、6年生に伝わるようなハッキリとした口調で劇やクイズなどの工夫をして発表することができていました。リハーサルでは紙を見ながら発表していた生徒も、当日は内容を暗記して6年生の方を見ながら発表していて「6年生にわかりやすいように説明する」という目標を意識できているなと感じました。その甲斐あってか、6年生もとてもしっかりと聞いてくれました。後半に時間が余ってしまったときも、生徒たちで盛り上げようと工夫をしていました。自分たちで考え工夫していく姿に、頼もしさを感じた一日でした。
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1月19日に、杖突街道の旧道から聖橋に至る坂道沿い藤沢川側の斜面をのぞいてみたら、ありました。春を告げる福寿草です。1月20日は二十四節気の大寒ですが、それよりも早く咲いています。これからも寒い日はあるだろうし、雪の日もあるでしょうけど少しずつ、春は近づいているんですね。