• 11/6 生徒とのランチミーティング③ 

    2024年11月6日

    2学期3回目のランチミーティングを行いました。今回は3年生生徒会三役(原会長、井淵副会長、北原副会長)と池田先生、教頭先生、そして校長でした。今日の話題はまず「毎日を5時間日課に変えてみて感じていること」を出し合いました。3名からは「スムーズに移行できていて特に大きな問題はない」とのことでした。心配されていた帰りの学活の短縮についても比較的に好意的な感想が出されました。続けて「さらに改善してほしいこと」の話題に移ると、話題は学年担任制の是非や送迎駐車場スペース周辺が暗くて危険なことなどに及び、それぞれに具体的な提案や他学年の生徒を思いやった意見や考えなどが出され感心するのと同時に、生徒の声を聞くことの大切さを改めて実感しました。

    最後に「生徒会引き継ぎに向けてどんな締めくくりにするか」を問うと、原会長さんをはじめ3名からは「改革というテーマで1年間取り組んできましたが、取り組む以前と今とでどう変わってきたのかを全校で具体的に振り返りその変化を実感し合える取組にしたいです」と力強くそれぞれの思いを語る姿がありました。3年生、やはりさすがです!(その後、職員会議でもこの内容を先生方とシェアしました)

  • 11/6 キャリア=「生き方」です。2年生キャリフェス事前学習会より

    2024年11月6日

    2年生のキャリフェス事前学習会が行われました。これまで進路学習や職場体験などを通して将来の進路や自己の職業観を高めるなどの学習をしてきた生徒たちにとって、11月21日(木)に開催される伊那市キャリアフェスティバルへの参加は中学生が地元企業の方々と直接交流ができる貴重な機会です。今日はそのキャリフェス実行委員である大人6名と生徒4名、そして2年生全員との事前学習会が行われました。

    まず、昨年度 生徒実行委員を務めた3年生の中山さんと井淵さんから2年生に対するメッセージが語られました。次に、本年度生徒実行委員である2年生の森さんと髙橋さんからキャリアフェスの意義や当日の内容の紹介などがプレゼンされました。感心したのはただの説明でなくクイズ形式にしながら仲間に興味関心をもってもらえるような工夫がたくさんされていたことです。

    その後、キャリフェス実行委員長である黒河内貴さんにワークショップを行っていただきました。巨大なさいころを振って出た目にある質問を大人が即興で答える形(さいころトーク)でした。指名された大人(2年の先生方も加わって)がそれぞれの経験や中学時代の体験等を中学生に熱く熱く語る姿が印象的でした。生徒たちは時には笑いも交えながら大人の話に聞き入っていました。自分の身の回りにもこうして一緒に心を割って話をしたり活動をともにしてくれたりする大人がたくさんいることを生徒たちは実感したのではないかと思います。そしてこのことが今日一番のキャリア教育だったのではないかと感じました。

  • 10/31 高遠中でのHalloween風景

    2024年10月31日

     
    今日は珍しく会議や出張がなく久々に(本当に久々に)学校に一日いることができました。そして、今日はちょうどHalloweenでした。

    図書館では、司書の伊藤あや先生が素敵な飾り付けやイベントを企画してくださっていました。給食では、給食室の先生方が栄養たっぷりのかぼちゃのポタージュや美味しいカラフルキッシュを献立で登場しました。放課後にある教室を覗くと、ハロウィンにちなんだ素敵なイラストや英単語が黒板いっぱいに描かれていました。きっと楽しい授業が展開されたのでしょう。そして、生徒玄関では、延長部活を終えた生徒たちを見送るように、英語の春日先生と伊藤あや先生手作りの見事な2頭?のJack-o’-Lantern(お化けカボチャ)からロウソクの灯りが漏れ輝いていました。(ちょっと怖かったですが)
    明日から11月。朝夕もめっきり寒くなってきました。そんな寒さを吹き飛ばす、生徒や先生たちの姿から元気とエネルギーをもらっています!

  • 7/25 夏休み2日目 ~床の汚れ落とし活動に励む清掃委員!~

    2024年7月25日

    午後、3階の廊下では登校した清掃委員の生徒たちとともに教務主任の田中先生、担当の坂田先生、春日先生が床の床の汚れ落とし作業に精を出してくださっていました。

    これは、普段の15分間の清掃活動ではなかなか落とせない汚れを、毎年この時期に清掃委員会で計画しポリシャーやタワシなどを使って磨いきます。

    より美しい環境で9月の聖桜祭を迎えたいとの願いが代々、生徒会で受け継がれてきています。3年生を先頭に夏休みにもこうした活動に積極的に参加できる生徒たち、本当にすばらしいです!そして、ご家庭でのご理解とご協力があってこそであり、本当にありがたいです。

  • 7/24 夏休み1日目 職員研修①~先生達も勉強してます!~

    2024年7月24日

    夏休み1日目。生徒の皆さんはどんなスタートでしたか?さっそく、二次元コードからアクセスしてKくんと一緒に「ゆる~い挑戦」を始めてくれた人が多数いてうれしいです。どうしようかと迷っている人は、ぜひ覗いてみて下さい。さて、先生達も1日目から、ふだんなかなかできない勉強会を2つ行いました。

    午前は、伊那養護学校の矢島悟先生にお越しいただき、生徒理解について研修しました。実際に、○○の場面でどんな声がけをしたらよいかなど、ペアワークでロールプレイをしてみたり、グループで考え合ったりして、よりよい生徒指導・生徒支援の方法や心構えなどを学び合う有意義な時間となりました。

    午後は、救命講習としてAEDの使い方を中心に一次救命措置について、高遠小、高遠北小の先生方といっしょに、インストラクターの古村先生による講習を受けました。3時間の受講で修了証をいただくことができます。3年間有効です。講習では実際に、簡易心肺蘇生トレーニングキット(練習用人形とAED装置)を用いて実技訓練と学校現場を想定したシミュレーション訓練を行いました。どの先生方も真剣にそして積極的に講習に励む姿が印象的でした。

    私たちはこれからも、子どもたちの安心・安全な学校をめざし、そして、万が一の時に役立てるよう、こうした研修を続けていきます。

     

  • 6/7 明日の中体連大会へ臨む高遠中生へ 校長からのエール

    2024年6月7日

    いつからかはわかりませんが校長室にこの額が掲げられています。「残香」と揮毫がされていますが、これを書かれたのは毛涯章平という先生です。毛涯先生は飯田市に生まれ、長野県の学校教育に大変ご尽力された私たち教員の大先輩です。生前たくさんの著書も出されています。実は毛涯先生は校長先生としてこの髙遠の地にもいらっしゃいました。(当時の藤沢小学校)

    ところで、毛涯先生はお話をされる際、よくこの「常に一流たるをめざせ」と児童生徒や先生たちに語られました。著書の随筆「道通し」(信濃教育会出版)では、毛涯先生はこの言葉について次のように述べられています。

    『思うに、「一番」とは一人のみが達し得る座であり、「一流」とはすべての者が至り得る境地である。・・・(中略)・・・試合に負けても一流のチームはある。成績の順位は少々低くても、一流の生徒は確かにいる。「一流」には誰でもなれると述べてきたが、それは「誰もが一流たり得る可能性をもっているということである。この可能性は、物事に全力でぶつからないと出てこない。気がつかずに終わってしまう。この「一流」とは、その人の心のあり方が、その人の行為が「一流である」ということである。そのためには、日常の小さな行為を、ここぞという時に、いい加減にしてはならない。(後略)』

    さて、明日からいよいよ中体連大会夏季大会がはじまります。本年度北信越で行われる全国大会の決勝まで勝ち進んだとしても8月24日で全ての競技は終了となります。最後まで勝ち残るのは1チームまたは1人なので、多くの中学3年生は長くてもあと2ヶ月の中で引退を迎えることになります。(もちろん高遠中のみなさんには1つでも多く勝ち進んでほしいです!)

    そう考えると、まず明日の1日、1試合にどれだけ本気で臨めるか。そのために、どんな心構えで、どんな姿で、どんなふうにその日を過ごすかが大事だと思います。選手として出場する人、ベンチやスタンドから応援をする人、控えやマネージャーとしてサポートする人、それぞれがそれぞれの立場で常に一流をめざしてほしいです。おそらく、みなさんが日頃から大切にしている気持ちよい挨拶(挨拶愛語)や、黙々と清掃する姿(清掃不言)、率先して働く姿(花作相見)、互いに協力しあう姿(歌声響合)を試合会場でも発揮できたら「一流」に近づけるはずです。

    最後に、試合には勝ち負けが必ずあります。しかし、たとえ一番はなれなくても、一流にはなれます。そんな「一流をめざして全力で戦う高遠中のみなさん」を応援しています。頑張ってきて下さい!

     

  • 校長のひとり言4/16 ~嬉しいメールが届きました~

    2024年4月16日

    昨日、伊那市の秘書広報課から一通のメールが届いたとの連絡がありました。観桜期に本校校庭駐車場に来られた埼玉県の方からのものでした。以下、その内容を掲載します。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    毎年、この観桜期に本校を駐車場として利用される県内外のお客様に「おもてなしの心」で少しでも高遠の桜を楽しんでもらおうとPTA、生徒、教職員で行っている観桜期ボランティア活動。来客されたみなさんにたくさんの温かい声をいただいています。今年もこのようなお気持ちを抱いていただけた方がいたことを大変うれしく思うとともに、こうした声がまた生徒や教職員、PTAの前に進む力と自信になっていきます。お気持ちを寄せていいただきありがとうございました。この高遠でこのような出会いや体験ができていることに感謝し、また、誇りに思い、また生徒たちとともに歩んでいきたいと思っています。埼玉県からお越しのメール主様、ご連絡いただきありがとうございました。また、ぜひ伊那市、そして高遠へお越しください!

  • 校長のひとり言12/8 読書環境の充実~読解力をつけるベースとなるもの~

    2023年12月8日

    一昨日、OECDが2022年に実施した学習到達度調査(PISA)の結果を公表した。調査対象者は世界の15歳69万人であった。その中で、「日本は読解力で3位となり過去最低の15位だった前回18年調査から回復した」と大きく報道された。文科省は「コロナ禍での休校期間が他国より短く学習機会を確保できたことも寄与した」と見解を述べたが、それだけだろうか?また、そんな順位の上下だけに一喜一憂するのでは大切な本質(子どもたちにどんな力を付けるのか、どんな子どもを育むのか)を見失ってしまう危惧を感じる。子どもたちが、本や資料、そして教科書を進んで「読んでみたい」と思える支援や環境づくりを、学校現場や地域で地道に取り組んでいることにもっと目を向けてほしいと願う。

    さて、本校では、図書館教育がその大きな力となっている。昨日は、朝読書の時間、5名の読み聞かせボランティアさんが各教室に入り15分間の読み聞かせをしてくださった。絵本の内容は様々で、創作、民話、詩、学校、戦争など、各ボランティアさんが聞き手である生徒たちへの思いをもって選書されたものであった。中にはエピソードを交えて生徒たちに熱く自分の考えを語るボランティアさんもいらっしゃった。生徒たちの真剣に聞く姿が印象的だった。

    また、週3日あるふだんの朝読書の時間では、必ず1クラスは図書館に行きその時間を過ごしている。そして、時間の最後には司書の伊藤あや先生からの本の紹介タイムがある。今日は、現在行っている図書委員会と給食センターとのコラボ企画である「本からとび出たごちそう」で、本日の給食献立となっている「肉うどん、たこあげ」が登場する作品『万葉恋ばな』(みずのまい著 学研プラス)を1年1組の生徒に紹介していた。

    さらに、図書館前や廊下の一角は、そうした企画の展示や紹介コーナーで彩られている。生徒たちが自然とそれらのディスプレイの前で笑顔で会話をしている姿をよく見かける。人が望ましい行動をとれるようそっと後押しするアプローチのことを行動経済学ではナッジ(nudge)というそうだ。nudgeは英語で「ひじで小突く」「そっと押して動かす」の意味である。本校での図書館をはじめとするこうした取組は、おそらく生徒の本を主体的に読もうとする行動をそっと後押し(ナッジ)してくれているはずである。そして、こうした地道な取組こそ真の「読解力」を高めていくことにつながるはずである。

  • 校長のひとり言12/1 氷点下の朝でも生徒は元気いっぱい!

    2023年12月1日

    朝8時前、中庭から元気な声が聞こえてきました。校長室から窓の外を眺めると2年生の4名が何やら池のまわりで動いていました。手には釣り竿?のような木の枝をもち、池に張った薄氷をつついたり直に手にとっていじったりしていました。あまりに楽しそうなので声をかけると、「先生、食べる?」とAくんの元気な声。(「食べますか」ではないかな?と思いながらも・・・)

    氷点下5℃近く気温が下がった12月の第一日目。そんなことに負けない生徒たちの元気な姿に、2学期の最終月も頑張ろう!と力をもらいました。

  • 校長のひとり言10/26 突然、お化けカボチャが出現!

    2023年10月26日

          夕方、校長室の廊下に通じる戸を開けると、目の前に暗闇に浮かぶ不気味なお化けの顔がこちらを見て笑っていました。ちょっと驚いた後、「そうだった。今日は英語の授業でこのお化けカボチャ”Jack-o’-Lantern”が登場していたな!」と思い出しました。その内に、下校する生徒たちもこのカボチャのところに来ては声を上げていました。

    このカボチャは、英語科の春日直美先生がご自身で購入され、中身をくりぬいて持参してくださったものでした。また、図書館でも伊藤あや先生がハロウィーン特集として館内外の飾り付けをしてくださっています。さらに、英語科の大月律子先生、ALTのシャニース先生も、今日はハロウィーン風の装飾を身にまとって生徒たちと言語活動をしてくださっていました。生徒たちのためにと、タイムリーな話題や教材を持ち込んだり、手作りで準備していただいたりと、「ズク」を惜しまず取り組んでいただいている先生方に感謝です!

    ところで、今年のハロウィーンは来週10月31日(火)です。Happy Halloween! となりますように!

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