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9月9日に第3回授業参観とPTA親子ふれあい講座が行われました。参観授業では、多くの保護者の皆様にお越しいただき、授業を受ける生徒の様子を見ていただけました。生徒にとっても、後ろから参観されているとより授業に集中できるようで、普段よりも真剣な表情で授業を受けている様子が見られました。
授業参観後はPTAの皆さんによる親子ふれあい講座が行われました。「歌を楽しもう」「みんなでソフトバレー」「絵手紙を描こう」「花を飾ろう」「紙飛行機を作って飛ばそう」「やさしい英会話」の6つの講座が開かれました。講師の方に来ていただいて行われた各講座は、普段なかなかできないことを体験でき、どの講座もとても楽しそうでした。
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9月6日(水)から8日(金)まで、国立信州高遠青少年自然の家を会場に通学合宿がありました。通学合宿は毎年この時期に行われますが、今年は「長野県公立高校入試問題を解く―英語・数学―」をテーマに、2年生3名、3年生27名、合計30名が参加しました。先生から長野県の問題の特色や傾向を教えていただき、その後それぞれ実際に問題に取り組みました。2日目は、自然の家で朝食をいただいてからバスで登校、普通に学校生活を過ごして、夕方はまたバスで自然の家に戻る、という生活です。
この通学合宿は高遠町公民館との共催事業で、高遠町婦人会の皆さんが宿泊ボランティアとして参加してくださいます。就寝前のミーティングでは、婦人会の方々からいろいろなテーマのお話をお聞きし、交流の時間を持つことができました。高遠中では、このような宿泊行事も地域の皆様に支えていただいて実施しているのです。
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全国で防災訓練が行われる中、高遠中学校でも9月1日に震度7相当の地震と、それに伴う給食室からの出火という想定で避難訓練が行われました。
2回目の訓練ということで係の教員以外には何時から行われるか伏せられたままの実施となりました。そのような状況でも、生徒は素早くそして安全に避難することができました。校庭に避難した際、逃げ遅れた生徒がいることが判明したため、捜索して救助するといった訓練も行いました。災害時に冷静な判断をする一助になったと感じました。また、Jアラート(全国瞬時警報システム)が発令された場合の対応について、校長先生よりお話をお聞きし、有事の時の対応について考えました。
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2学年での一大行事「仙丈ケ岳登山」が29,30日に行われました。出発時のミサイル、雨などのトラブルに巻き込まれ、実施が危ぶまれましたが、無事に実施できました。
道中、それらの不安をかきけすかのように、途中から太陽の光や自然の豊かさに恵まれました。また、隊列からは「男子がんばれー!」「おー!」「女子がんばれー!」「おー!」とお互いを励まし合い登る姿もありました。
そのご褒美なのか、仙丈小屋に到着した際は雲が晴れ、山頂へアタックすることができました。山頂は晴天!360度のパノラマを楽しみました。鋸岳と甲斐駒ケ岳が目の前に見え、日本で2番目に高い北岳と富士山が並び、その右側には、ゆるやかにカーブして連なる南アルプスの山脈。西の青い山並の麓に伊那の景色が横に広がり、その手前には高遠町も望むことができました。足元の仙丈小屋を見下ろすと、カールの地形がよく分かりました。いつまでも山頂の風に吹かれていたい、そんな時間でした。
2日目は、早朝より風速12メートル以上の風、一面に霧が立ち込めたため、御来光は断念しました。しかし、気持ちを切り替えて安全に下山することができました。
終わりの会で、隊長の教頭先生より今回の登山はすばらしい仙丈ケ岳、厳しい仙丈ケ岳の両方を見ることができ、またこの経験がこれから挑戦する山(部活動、生徒会、受験といった試練)への自信につながるようなすばらしいものであったと講評をいただきました。
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8月22日に、2学期始業式が行われました。26日間の夏休みが終わり、1年間でもっとも長い2学期が始まります。始めに3人の生徒が2学期の目標を述べてくれました。テストに向けた勉強、日々の生活、部活動や受験勉強など、一人ひとりが先を見据えて今後の活動をがんばっていこうとする意気込みをうかがうことができました。また、校長先生からは、登山や9月末に控えている聖桜祭、新人戦にむけて目標を持ってがんばるように、諦めないようにとお話をしていただきました。その後の校歌斉唱では久しぶりの校歌をのびのびと歌うことができました。
長い2学期をそれぞれの決意とともに過ごしていってください。