長野県伊那市が取り組む
ICT活用教育についてご紹介します。
ICTとは?
ICTとは、Information(情報) and Communication(通信) Technology(技術)を意味する言葉で、コンピュータやスマートフォン、インターネットなど、情報を処理したりやりとりする技術を指します。

ICTの発達により、便利なサービスや製品が生み出されていく一方で、SNSなどインターネットで他者と触れ合う機会も増えてきています。
こうした状況で、未来を生きる子どもたちにはICT機器を安全に適切に使いこなす能力が求められています。(ネットリテラシー、デジタルシティズンシップ)

伊那市では子どもたちの学びをサポートするため、またICTを使いこなす能力を育むため、小中学生全員に1人1台のタブレット端末が配られています。
タブレット端末は発表スライドや新聞の作成、クラスメイトとの意見交換、プログラミング教育などに活用されます。
Class
伊那市の小中学生は、
1人に1台のタブレット端末を
日常的に利用しています。
  • クラスメイトとリアルタイムで意見交換
    意見を共有する
    タブレット端末から授業支援ツール上に自分の考えを書き込むことで、自席にいながらクラスメイト全員と意見を交換することができます。他の人の意見を通して、自分ひとりでは思いつかなかった視点や解決方法に気づきます。
  • デジタルだからできる新たな創造の形
    クリエイティブな学び
    写真の撮影・マークアップ、動画編集、作曲などに利用できるアプリがタブレット端末にインストールされています。これらを利用して、映画制作やポエムづくりなどの創作活動が行われています。
  • プログラミング的思考を育むために
    プログラミング教育
    画面上でキャラクターを動かしたり、周囲の明るさに応じて豆電球を点灯させたりといった体験を通じて、プログラミング的思考(ものごとの動作や順序の理解し、意図した動作をさせる手順や方法を論理的に考える力)を養います。
Activity
ICT活用教育の推進を目的として
下記のイベントを開催しています。
  • 小学生対象
    ICTサマーキャンプ
    ICT機器を学校外での学びに活かす機会として、8月頃にサマーキャンプを開催しています。伊那市内外から小学生が集まって、伊那市の自然や文化について学びます。
  • 教職員対象
    ICTカンファレンス
    ICT活用教育の実践を発表する機会として、11月頃にICTカンファレンスを開催しています。主に学校の先生の研修を目的とし、公開授業、研究会、有識者を招いた講演会などを行っています。
Vision
子どもたちの学びをより豊かなものにするために、
2014年から学校におけるICT機器やタブレット端末の整備、
ICT活用授業の研修を進めてきました。
伊那市の描くビジョン
伊那に生きる ここに暮らし続ける
  • 帰って来たくなる伊那市
  • 暮らし続ける伊那市
  • 子育てしたくなる伊那市