学校生活ブログ

校長のひとり言 4/17

2023年4月19日

4/17
放課後の職員室、部活動指導からもどった先生方から明るく盛り上った声が校長室に響いてきた。
「どうせだったら、子どもたちもそうだけど、俺たちが面白くてワクワクすることをやってみようよ。」「〇〇をするのはどう?」「それはおもしろいよね!それで、さらに☆☆をしていけば、その後どんどん広がっていきそうだよね。」「△△もいいかもね。地域のAさんにお願いしてみればさらに進んでいくかもよ。」「保護者のSさんも◇◇が得意だから協力してくれそうだし、Dさんにお願いすれば〇〇について教えてもらえそうだよ。」・・・これから始まる総合的な学習の時間でやることについて熱く語り合う先生方の声だった。あまりにも楽しそうな声に、自分の仕事の手を止めて、しばらくの間、聞き入ってしまった。
ブラック部活の話題にはじまり、学校での働き方改革・時間外勤務縮減の必要性がメディアにたびたび取り上げられたり、全国的な教員不足が報じられたりする今、こうして退勤時間を過ぎても、明日の授業づくりについて楽しそうに対話する先生方の姿は、健全であり、学校教育の命であると思う。(時間外勤務が良いと言っているのではない。)こうした先生方が活き活きと働ける学校づくりを校長としてさらに進めていかなくてはと身の引き締まる思いがした。何より、そうした先生方に教えてもらう生徒たちが幸せだと思う。職員室の先生方をうらやましいなと思いながら、また自分も頑張ろうと仕事の手を動かした。でも、そろそろ帰ろう!