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11月1日~10日のなかよし旬間に合わせて、人権擁護委員のみなさんが来てくださり、1・2年生に向けて人権教室を開いてくださいました。「人権」について絵を使ってわかりやすく話をしてもらったり、DVDを見て登場人物の気持ちを考えたりしました。「あやまったとき、どうぶつたちが、やさしいきもちになってちゃんとあやまっていて、えらいとおもいました。」「なかなおりをすることはとても大事だと思いました。」と感想を書いて、人権の木に貼りました。
「人KENまもるくん」と「人KENあゆみちゃん」も来て、シトラスリボンを一人一人に手渡ししてくれました。まもるくんとあゆみちゃんは子どもたちに大人気で、写真撮影に集まってもしばらく写真が撮れないほどでした。
たくさんのみなさんにご来校いただき、しっかり学んだ1時間でした。ありがとうございました。
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まだまだ暑さが続きますが、学校に子どもたちの声が戻ってきて、一気に活気づきました。朝は、防犯指導委員さん、防犯女性部員さんがあいさつ運動に来てくださり、登校する子どもたちを出迎えてくださいました。
始業式では、児童の代表の発表・校長先生のお話をお聞きして、2学期がんばろうという気持ちを高めました。
~始業式の発表より~
ぼくの1がっきたのしかったことは、おべんきょうです。こくごのおべんきょうをしたのがたのしかったです。がんばったことはおそうじです。ぞうきんがけをがんばりました。2がっきがんばりたいことはうんどうかいです。いいうんどうかいにしたいから、あきらめないでれんしゅうしたいです。(1年生)
私のがんばりたいことは、文を書くことです。1年間の中で、文章を書く機会がたくさんあります。私は、思ったことを文に書いて伝えるときに、どう表現していいのか分からなくなって、いつも止まってしまいます。もっと自分の考えや、感じたことを上手に文章にして伝えられるようになりたいです。そのために、本をたくさん読み、自分の中にいろんな文章をためこんでいきたいです。(4年生)
~校長先生の話より~
高遠北小学校の学校教育目標『がんばり学校』の意味は『今の自分は満足、(自分は自分)さらによくなるためにやっていこう。』と思うことです。そして、大切なのは、がんばって疲れたら、休むこと 無理をしないことです。
がんばるべきこと ⇒ 抵抗感や辛さがあるけど頑張る必要があるもの(周りに認められたい)
がんばりたいこと ⇒ 困難があっても、心から頑張りたいと思えるもの(自分で成就したい)
どちらの『がんばる』も大切です。また、がんばるべきこととがんばりたいことが同じこともあります。がんばるべきこと、抵抗感や辛さがあるけど頑張る必要があるものでも、『心から頑張りたい』と思えるものがあると辛さだけではなくなります。本心からやりたいことは、自然に頑張ることができるし、結果もついてきやすいものです。
目的をはっきりさせ、自分がやりたいと思うことをがんばってみましょう。無理せずつかれないように、そして、疲れたら休んで、考えてみましょう。
実りある2学期にしていきましょう。
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3年生は地域の方に案内していただきながら、藤沢探険に行ってきました。まずは藤沢城址のある蛇山に登りました。毎年恒例で、一人一人に手作りの杖を用意していただき、その上、今年度は、3名の方が同伴してくださったので、安心して登ることができました。
子どもたちは、事前に蛇山や犬石にまつわる昔話を考えたり、説明を聞いて疑問に思ったことを質問したりと、興味をもって学習していました。また、藤沢地区に太平洋戦争で亡くなった方がいることを知り、戦争を今までより身近なこととして考えることができました。
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4年生は、社会科の学習でエコツアーに参加しました。
クリーンセンター八乙女では、ペットボトルがつぶされる様子や、手作業で分別している様子を見学しました。中身が入ったままのペットボトルが捨てられることで、クリーンセンターの方が困っていると聞き、しっかり分別しようという気持ちを高めていました。
箕輪浄水場では、水がきれいになっていく様子を実験で見せていただき、興味津々でした。
次の日は、信濃毎日新聞の出前講座で、新聞の書き方のポイントを教えていただき、心に残ったことを記事にまとめることができました。
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高遠高校の書道専攻のみなさんが、書写指導に来てくださいました。昨年度、子どもたちにも先生方にもとても好評で、今年度は、年に3回来ていただく予定です。横に寄り添って、「うまいね」「いいよ」など声をかけてもらったり、一緒に筆を持って書いてもらったりするうちに、どんどん始筆や終筆がきれいになっていきました。うまくいった時には高校生に一緒に喜んでもらい、たくさんほめてもらい、笑顔があふれる書写指導の時間となりました。
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毎年お世話になっている地域の方に、花卉栽培について教えていただく社会科見学に行きました。トルコキキョウの苗を植える作業を体験させていただいたり、スターチスやアルストロメリアなどの花が咲いている様子を観察したりしました。3年生は興味をもってたくさんの質問をしていました。「それは秋に来た時に」という回答もあり、秋の社会科見学が楽しみになった様子でした。
また、子どもたち一人一人だけでなく、学校にも花束をプレゼントしていただきました。花が身近にある環境を地域でつくってくださり、ありがたいです。
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昨年度育てた大豆を使って、2年生と3年生がおみそ作りを行いました。1日目は、地域の方に教えていただきながら、大豆をつぶしたり、丸めたり、麹をまぶしたりの作業でした。作業がしやすいようにと、すり鉢を押さえる役や大豆を入れ替える役など、声をかけあって役割分担しながら、あっという間に終わり、地域の方もびっくりされていました。次の日は、塩や残りの麹を入れてもう一度混ぜ、樽の中に入れました。
丸めた大豆を持ち運ぶ子どもたちの手が、大切そうに優しく柔らかく大豆を包みこんでいるのが印象的でした。きっと今年もおいしいみそができることでしょう。
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高遠北小学校では、毎朝、「〇〇さんおはようございます」「〇〇先生おはようございます」と気持ちのこもった素敵なあいさつが響きます。
金曜日に、代表委員会が「高遠北小学校 あいさつ五ヶ条」について、劇を取り入れながら発表をしました。「先と後、どっちのあいさつがよかった?」と尋ねられると「後がよかった!」とたくさんの反応が返ってきました。気持ちよいあいさつについて、わかりやすく説明してもらったので、改めて、「あいさつ五ヶ条」を意識して、気持ちよいあいさつを響かせましょう。
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今年度も、小規模特認校教育コーディネーターの先生に教わりながら、図画工作に取り組んでいます。
この日は3年生が、絵の具の混色・筆の使い方の学習をしました。何度も混ぜたり塗り重ねたりせず、筆をすーっと走らせながら、みかん、なす、柿の色をつけました。学年に合わせて、水彩画の基本技能を教わりながら作品づくりを楽しんでいます。ここで身につけた技能や感覚が、これからの作品に生かされるのが楽しみです。
色を塗った作品を切り取り、木や茎に貼り付けました。コーディネーターの先生から「子どもたちは、全体を考えた構成 重ねることの面白さ まとまることのよさなど、様々なことを感じとって、共同制作を行っている」と教えていただき、私たちにとっても学ぶことの多い時間となっています。
また、廊下に展示していた作品がより一層美しく見えるように、額の高さや角度を揃えていただきました。揃えていただくと、自然と作品に目がいき、環境が美しく整うことで、学びにつながっていくことを実感しています。