-
3学期の生活が始まりました。
卒業を2ヶ月後に控えた6年生は、助産院の先生をお迎えし「性」についての講演をお聴きしました。月経の仕組み、受精から始まる赤ちゃんの成長、出産にいたるまで、手作りの教材を使って説明していただきました。
子どもたちの感想をいくつか紹介します。
・赤ちゃんがせまい管を回転しながら生まれることや、へその緒に3つの血管があることが分かりました。今まで以上に、命を大切にしたいな、と思いました。
・動画を見て、赤ちゃんを産むのは改めてとてもたいへんなことだと分かったし、私のお母さんもあのように産んでくれたと思うとうれしくなりました。命がけで私を産んでくれた母に感謝したいです。
・生まれてくる確率はすごく低くて、生まれてくるだけで奇跡だな、と思った。改めて、命って大切だし、傷つけちゃいけないなと思った。
体の仕組みや働きだけでなく、「命」の尊さなど大切なことを学ぶことができたようですね。
-
2学期最後の12月24日。
朝,玄関が開くとそこには「サンタクロース」! プレゼントを用意して、みんなをお出迎え!
朝の活動はクリスマス音楽集会。 学年ごとにこれまで学習してきたクリスマスの曲を歌い、聞き合いました。高学年は、英語、ラテン語…外国語の歌詞にも挑戦しました。体育館はクリスマスムード一色に…。
終業式は,5,6年生の発表がありました。
5年生は米づくりについて。一つ一つの作業の意味を知り、そのたいへんさを実感したこと。モグラが出没して、田んぼの水が抜けたこともありました。たくさんの方々にお世話になった感謝の気持ちをもち、活動を通して自信を深め、いよいよ近づいてきた6年生の生活に向け、がんばろうとする決意まで発表してくれました。
6年生はSDGsの取り組みについて。畑作り、ごみ拾いなどの活動を通して、身の回りの生活環境への関心を深め、少しでも自然への負担を減らそうと、収穫した野菜を販売する際も、手作りの紙袋を作って販売したことなど、できることをきちんとやっていこうとする気持ちを感じる発表でした。10,000円以上の収益はユニセフや災害復興に向けた活動の資金となるよう郵便局を通して募金したことも報告してくれました。
校長先生は87日の2学期、新型コロナウイルスがだんだん収まって、いろいろな活動ができた。それはみんなが健康でいてくれたから。「自分にありがとう!」を言おうね。また、新聞の記事より紹介していただいてある小学生の作文から、「平和のために一人ひとりができることをやること」「悪口を言わず、優しい言葉を言えること」「当たり前のことが幸せだと思うこと」大切なことを紹介していただきました。
2学期最後の日は、大切なまとめの一日となりました。
なお、終業式の様子は今晩20時45分から,「有線」で放送されます。ぜひお聞きください。
-
今年米づくりにチャレンジした5年生は、その稲わらを使ってしめ縄づくりに取り組みました。5年生の保護者の方にご指導いただき、しっかりと編み目の詰まったしめ縄が完成しました。
何よりのこだわりは、自然の素材を使っていること。お店で売っているものとはひと味もふた味も違い、素朴な感じがとても素敵です。
【5年生の感想】
・教えてくれたお父さんが作っていたときは簡単そうに見えたけど、実際にやってみると難しかったです。初めてだったけど楽しかったから、また家でも作ってみたいです。
・ほどけないしめ縄は「とても力強い」と思いました。しめ縄はすごいと思いました。
-
日の短いこの時期に、家族や友だちと本について語り合ったり、一人ひとりがより本に親しむことを願って12月6~17日までは読書旬間が行われています。
7日(火)は読書ボランティアの皆様による「読み聞かせの会」がありました。テレビモニターに映し出される本の絵を見ながら、子どもたちはボランティアの皆様の語りに聞き入っていました。各学年の子どもたちの感想、ボランティアの皆さんへのメッセージをご紹介します。
「『はやくちこぶた』では、いろいろはやくちことばをいえてよかったです。『とらのじゅうたんになりたかったとら』はとらがおしろにいれてもらったところがいいなとおもいました。」(1年生)
「わたしが一番おもしろいと思ったお話は、『したきりすずめ』です。おじいさんとおばあさんが、水を7はいものんでいたので、おもしろいなと思いました。二番目は『メイシーちゃんのクリスマスイブ』です。英語のつぎに日本語で言ってくれたので、とても分かりやすかったです。」(2年生)
「『はやくちこぶた』は、はやくちことばを絵にしてやっていて楽しくておもしろかったです。『トラのじゅうたんになりたかったトラ』は、さいごにトラがみんなをまもるなんてすごいじゅうたんだな、と思いました。」(3年生)
「ぼくが一番おもしろかったのは「したきりすずめ」です。おじいさんがスズメのことを大事にしていて、かわいいなと思いました。動物も人の言葉や気持ちが分かるんだなと思いました。もう一つはメアリー・スミスです。ノッカー・アップはすごく早起きをしないといけないから、すごくたいへんだなぁ、と思いました。自分だったら無理だなぁと思いながら見ていました。すごくおもしろかったです。またおもしろい本を読みたいと思いました。」(4年生)
「読み聞かせボランティアの皆さん、今日は本当にありがとうございました。私が一番おもしろいと思ったものは舌切りすずめです。何度か読んだことはあったけど、ボランティアの皆さんが工夫して読んでいでいて、お話の中にいるようでおもしろかったです。どの本もおもしろかったし、楽しかったです。」(5年生)
「今日の読み聞かせは、心がとても温まりました。舌切りスズメの紙芝居など、読んだことのあるものもちょくちょくありましたが、語り口調で間を工夫し、僕たちを笑わせてくれました。改めて、読み方によって、聞いている人の気持ちを変えるものだと分かりました。これからあと数ヶ月間、読み聞かせよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました。(6年生)」
本の世界のよさに触れるばかりでなく、こうした機会をつくってくださる地域の皆様へ、厚い感謝の気持ちももつことができた子どもたちでした。
-
手良地区建設労働組合(有志)手良活性化促進会議 手良公民館 手良地区子ども会育成会の各団体よりご支援をいただき、12月4日(土)に「親子ふれあいトンカチ教室」が行われました。
親子で力を合わせて一つのものを作り上げていく貴重な体験の場でもあり、また子どもたちにとって地区の方々とふれあう場としてたいへん貴重な機会となっています。
今年度制作したものは「積み重ねできる 何でもBOX」。おうちの方がしっかりと板を支え、慎重に釘を打つ子どもたち。最後に校長先生やPTA副会長さんに「手良小学校」の焼き印を希望するところに押してもらって完成。素敵な作品ができました。
なお、この事業は「長野県森林づくり県民税」を活用させていただいております。