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6年生を中心にすすめられた児童会活動がいよいよ5年生へと引き継がれます。この1年の振り返りと次年度に向けたまとめの児童総会が行われました。
児童総会には「議案書」がつきものでしたが、今やクラウド上のやりとりで、瞬時に配付や意見交換が可能になっています。役員の皆さんは、「スクールタクト」に寄せられたみんなの意見をまとめ、効率よく振り返りや次年度への要望をまとめ、発表します。
要望がていねいにまとめられていたので、引き継ぐ5年役員の皆さんも見通しがもてたことでしょう。
令和6年度児童会目標「かがやけ手良っ子」
か…カラフル(みんなちがってみんないい 個性のちがいを認めよう)
が…かけがえのない(楽しい思い出づくり)
や…やくそく(決まりやルールを守って安全に過ごす)
け…けいけん(いろんなことにチャレンジ!)
この、児童会目標の振り返りでは、現会長さんより「マナーを守れたことがすごくよかった」「かけがえのない思い出をつくるにはみんなの協力が必要だと感じた」とまとめの発表をしました。
「大丈夫!」といって支えてくれた仲間への感謝や、それによって自分自身の「不安」が「自信」に変わった、と多くの役員が満足げに退任の挨拶をすることができました。
6年生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
(5年生の新役員紹介写真)
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スキー教室に行ってきました。
朝の挨拶
滑走準備中
みんな大好きスキー場のカレー
たくさんすべりました
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4月からの児童会活動の準備が始まります。この区切りの時期は、自らはもちろん、学年として、児童会の役員としてのふりかえりとともに、よりよい新年度の活動のために、児童会運営に関わっていく時期です。
【3年生】
いよいよ高学年の仲間入り!!
初めての選挙・投票にドキドキ。選挙運営を担当する選挙管理委員も立てて、教室訪問運営などに取り組みました。この2月から新体制の児童会が始まり、 3 年生全員が各委員会に入り、児童会デビューです。一人一人が当番活動や任された仕事に責任をもって取り組んでいけるといいですね。
【4年生】
「5年生としての」児童会活動が始まります。現3年生さんの「先輩」にもなります。いつまでも6年生さんに頼るわけにもいきません。残りわずかの4年生児童会、とにかく当番活動に遅れない・忘れない、当たり前のことがきちんとできるようがんばってやってます。自分で忘れない方法を考えている人もいるそうです。
【6年生】
いよいよ5年生へバトンタッチの時期。児童会に限らず、6年生として姿で残したいものは何か考え、行動しています。
「残りの学校生活で下級生に残せるものはなんだろう?」と投げかけると、「イケてるメンタル(イケメン)」「友達との接し方(授業中の友達との関わり方やグループの作り方)」「歌に向かう姿勢」など、それぞれの考えが出てきました。昨年度の6年生から受け継いだことや、自分たちの自信のあることなど様々でした。
5年生と合同学習では、グループを組むときに、「仲の良い友達」に限らず、「学習が深まる友達と組む」とか、授業と休み時間の区別をすることとか、その大切さを、自分たちの姿で伝えようとしています。
また、イケてるメンタルも伝えようと頑張っています。ハピスマタイムで踊るダンス(踊るぽんぽこりん、ようかい体操第一、パプリカ)の振り付けを必死で覚えています。「恥ずかしいからやらない」ではなく、「恥ずかしいけど、楽しさを見出してやってみる」という気持ちを伝えようとしています。
残りわずかだからこそ、自分たちのことだけでなく、最後まで下級生のことを考えて行動できる6年生であってほしいです。
【5年生】
令和7年度児童会役員が決まりました
立会演説会に向けて、立候補者と推薦責任者の4人は、冬休み前から原稿を書いて練習をし、ずーっと緊張していたと思います。本番の日の朝は、「緊張で眠れなかった」、「足が震える」なんて言っていた子もいました。
当日は、朝から図工室や体育館で何度も何度も練習し、声の大きさや読み方を確認していました。
そんな4人に対して、他の子たちも「がんばれ」と声をかけたり、「もっと笑顔で話すといいよ」とアドバイスをくれたり、会場の準備を張り切って進んでやってくれたりして支えてくれました。
「ねえ先生。二人に○をしたらダメなの?選べないよ」と言う子がいました。どちらの候補者も一生懸命頑張っているから、同じクラスの仲間で、二人ともいいところいっぱいなのを知っているから・・・。
そんな優しさをもった5年生による準備児童会がいよいよスタートです。忙しくなりますが、みんなとても張り切っているようです。
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新しい年を迎えました。今年もよろしくお願いいたします。
1月9日、手良小学校の3学期が始まりました。始業式の代表児童の発表。
2年代表の児童は「2学期はよく考えずに間違えていた算数。この3学期は間違えずにやりたい」「3学期に楽しみなのは掃除。きれいになると心がすっきりするから。」とそれぞれの3学期のめあてを力強い大きな声でお話ししました。
一方、間もなく最上級生になる5年生からは、「勉強の時と休憩時間とのけじめをつけること。時計を見て行動したい。」「文を書くのに時間がかかったので、自学をがんばって国語が得意になる」「6年生が近づき自分たちで児童会を引っ張っていけるよう仕事を覚えたい。」と決意発表がありました。頼もしい限りです。
校長先生からは、「巳年」についてのお話がありました。巳=「へび」は神の使いであり、脱皮をして成長することから「不老不死」のシンボルであり、これまでの努力や準備が実を結ぶ年であることを教えていただきました。
1,2学期の学習などで感じた手応えを,この3学期でまとめ、1年間の成長を確かなものにしてほしい、という願いをお話しになりました。
(詳しい講話内容はこちらから)
締めは新春運試し。全校で校長先生とジャンケン大会をして上位3人には、校長先生手作りの「切り絵」がプレゼントされました。
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86日間の手良小学校2学期が、無事終了しました。
終業式では1年生、6年生の代表児童が2学期の振り返りの発表をしました。
1年生からは、音楽会に向けて何度も練習をしてうまくできたこと。緊張したこと。手良の秋まつりに向けて、地域で使ってきた灯篭に折り紙を貼ったり、はさみで切ったりして楽しく地域の祭りの準備をしたこと。そしてその灯篭が、夜きれいに輝いてきれいで心に残ったことを発表しました。
6年生は、東京へ出かけた修学旅行で、アトラクションで絶叫しながら友達と乗ったこと。アトラクションの待ち時間やバスの中でもみんなと楽しく過ごせたことなど、クラスの仲間と作り上げた大切な思い出について振り返りました。
その一方で、「悔しかったこと」をテーマに、テスト勉強をしないで油断していたら友だちに負けてしまったことを振り返ってくれました。その悔しさをばねにして、3学期は油断することなく「努力することは才能」と言い聞かせて頑張りたい、という決意を発表しました。3か月後に迫る中学への進学を少しずつ意識しているんですね。
2学期の成果や課題をもとに、新しい年に向けて頑張ろうとするまとめの一日となりました。
校長先生からは、手良小学校版「今年の漢字」として「結」という字を挙げ、ここまでの子どもたちの取り組みとその良さについてお話がありました。
詳細はこちら「校長室」2学期終業式校長講話をご覧ください。
本年も手良小ホームページをご覧いただきましてありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えください。
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クリスマスを前に3年生14名は、手良小学校に保育園の年長さんを招待して「クリスマス会」を行いました。
自分たちで楽しむのではなく「保育園のお友だちが楽しめる」を目標にダンスや読み聞かせの練習に取り組んできました。
ダンスを教える場面では、「先にやるから見ててね」「ここのところは手をこうやって…」と保育園生に寄り添いながらお手本を見せてあげる姿、スピードの速いCDに合わせるのではなく、ゆっくりと歌いながら動きを無理なく覚えられるようにする姿が、たくさん見られました。
およその時間まで計画していたのですが、実際は早めに終わってしまいそうだったので、それを見越して読み聞かせを急遽二回にするといった姿を見せてくれました。
終わった後には、「ぴったり終わってよかったぁ」と安堵する声や「よかったね。年長さんかわいかった。」という声も聞こえました。今回の取り組みの良さをみんなで共有し、2学期の振り返りをして、3学期につなげていきたいと思います。
前向きな姿をたくさん見せてくれた3年生の見事なチャレンジでした。
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お年取りまで半月に迫った日。5年生のお米作り学習の最後となる取り組み「しめ縄づくり」が行われました。
講師は、八ツ手地区元区長さんであり、今も見守り隊としてお世話になっている方です。
まずは、顔合わせの後、保育園児のみなさんの「しめ縄リース作り」です。収穫後の稲わらを使って、ねじって丸く輪にします。簡単そうに見えて、すき間なくねじってよって、巻きつけるといった作業はとても難しく、サポートに回った5年生のみんなも奮闘していました。保育園の子に優しく声をかける姿が見られました。
無事に完成。園児のみなさんもたいへん喜んでくれました。
そして後半は、自分たちのしめ縄づくり。保育園の子たちの手伝いですでに疲れている子もいましたが、休む間もなくスタート。保育園の子のリース以上に輪は太く、さらにそこに 3本の縄を垂らすため、合計105本のわらを使います。「手が疲れた」と言いながらも、講師の先生やお家の人に助けてもらいながら、立派なしめ縄飾りが完成しました。
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過日、12月3日に「手良の子どもを守り育てる会」が行われました。
「手良の子どもを守り育てる会」では、会員の皆様と、手良小学校の職員も参加し、数班に分かれてグループワークで手良の子どもたちについての懇談が行われました。
参加された方々からは、貴重なご意見や感想が寄せられ、大変ありがたく存じます。
手良小学校としても、これらのご意見を尊重し、子どもたちの育成のために尽力させていただく所存です。
話し合った内容は以下の通りです。
手良の子どもを守り育てる会 懇談内容
【1】手良の子どもたちに願う姿 期待すること 子ども像について
(幼保育園児~小学生/中学生/高校生~大学生/社会人)
○仲が良い、明るい、優しく、素直、人懐っこい、元気
○人間関係に強い子どもになってほしい(多くの人の中でも強く)
・中学にいっても自分らしさを失わない
・手良小の絆が強い
○友だちを思いやることができる子
○地域の人を見て、子どもたちもつながり合っている
・地域は大切→友だちを大切にする→手良を大切にする
・みんなに挨拶できる
・地域の人が子どもたちを見ていてくださる
○世界のことを伝える→地域は大切につながる
【2】【1】実現のために、今後継続していきたいこと 取り組んでみたいこと
○お互いが助け合う行事
○子どもを地域・保護者が大事にする
○様々な団体との関わり
・クラブを通して、やってみたいことを継続につなげる
・見まもり隊との関わり→毎日見て下さる方がいることで普段との違いに気付きやすくなる
・挨拶をする
・講演会に活躍している手良出身者を呼んで交流
・他の団体と交流することで、手良の良さを実感
・新山小との交流(過去に交流あり)
・保育園との交流
休み時間に保育園の園庭で園児と一緒に遊ぶ
焼きいも大会、野菜の収穫など既存のものをアレンジ
PTA・保護者会でも考える
・中学校との交流
・手良秋まつり→子どもたちが自分たちで計画・運営→→できることをやる→自己肯定感
○自分の気持ちを表現できるように表現の仕方を考え、学んでほしい
○小学校の児童数が少ないことはメリット
・子ども1人1人を先生がよく見られる
○進学するたびに支援が途切れてしまう
・スムーズに連携、接続していただきたい
○子どもが大きくなると、小学校との関わりがなくなってしまうのは残念
・地域の方を音楽会や講演会に積極的に招待
・小学校の情報を手良地区のホームページに掲載したり、新聞で発信する
・ボランティアさんの人材の見つけ方(綿の会、しめ縄、畑など)→公民館や区長さんとの連携
○子どもの考える力を妨げない→できた時の喜びが自己肯定感につながる
・自分からやる子が育つ
・困った時にどうするのがいいか考えさせる→
大人はその子どもたちを支える役に(すぐに手を出さない)
○多年代の方に関わりを持ってもらう
・ご年配の方も、子どもと関わって知識を伝えることによって、自分の居場所を見つけられる→
自分に対する肯定感をどの年代にも持ってもらえる地域にしたい
【3】その他、どんなことでも
○自転車通学になるので、交通ルールを身につけてほしい
○通学路に歩道が無いところが心配→各方面から申請を(区、学校からも申請済み)
○10月に行事が多く、子どもが疲れているのではないか→分散できないか?
○手良太鼓
・現在は、太鼓は音楽の授業では行っていない(授業数の減少により)→総合学習として体験する
以上
※写真は昨年度の写真です。
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2週間にわたる「読書旬間」。懇談会で下校も早く、夜長のこの時期に家族と一緒に、または、友だちと一緒に読書をしたり本について語ったりして本に親しむ期間です。
いろいろな本に親しみつつ、心に残る一冊と出会えるといいですね。
2日目は毎月の読み聞かせでお世話になっているボランティアの皆さんによる「読み聞かせの会」が行われました。
ボランティアの皆さんは、簡単な衣装をつけ、動きをつけたり音をつけたり声色を変えた
りといった様々な工夫で、子どもたちを引きつけてくださいました。
さっそく子どもたちはお礼の手紙に感想や感謝の言葉を書きました。
お礼の手紙から
● 「ここがせかいいち」のエベレストの大きさが大きくてびっくりしました。おもしろかったです。(1年) ● 本のよみきかせありがとうございました。「ボクはもうじき食べられる」という本が感動して、いのちの大切さが分かりました。(3年)
● わたしはクジラの本で少しかんどうしました。200さいまでいきるとは、知らなかったです。本当にありがとうございました。(4年)
● えほんの「くものすおやぶん」がおもしろかったです。おかしをかくればねがうばったところと、かくればねをさがすところがおもしろかったです。(1年)
● 読み聞かせありがとうございました。てらとぴあ(手良公民館)のお話会も楽しみにしています。(5年)
● ぼくは「くものすおやぶんとりものちょう」と「もうじき食べられるぼく」が心にのこりました。…「もうじき食べられるぼく」はお母さんと会おうとしたけれど、合わなかったのが悲しかったけど、お母さんがおいかけてくれたさいごのばめんが一番心にのこりました。読書ボランティアのみなさん、ありがとうございました。(3年)
● 本ごとにその役になりきって、声を変えて読み聞かせをしていてすごかったです。毎年いろんなおもしろい本を読んでくれてありがとうございます。(5年)
● 私が一番心に残ったのは,クジラのボウの話です。環境が悪くなって、氷がどんどん溶けて、生き物たちや環境のことをよく考えることができました。どの方も、すごく上手な読み方でとても聞きやすかったです。今度のお話も楽しみにしています。(5年)
● いろいろ絵本を読んでくれてありがとうございます。とくにわたしがおもしろかったのは、食べられたやまんばです。やまんばが豆になって、おしょうさんがそれを食べて、やまんばがどうなったかふしぎです。おいそがしい中きてくれて本当にありがとうございます。おしごとがんばってください。(2年)
● げきのようそもまじって、見ていてとてもおもしろかったです。とくに「ホッキョククジラのボウ・200年のたび」です。クジラにそんな長生きのしゅるいがいるなんてびっくりしました。どんどん変わっていくきょういにけしき、こんな気持ちなのかなって、あらためて考えさせられるお話でした。ありがとうございました。(6年)
● 「せかいいちのエベレスト」がみんなの声がそろっていてすごかったです。ぼくがいいと思ったのはせかいいちはほっきょくです。さむくてこおっちゃうぐらいだと思いました。長く読んでいただき、ありがとうございます。(2年)
● たくさんの本を読んでくれてありがとうございます。わたしは「くものすオヤブン」が一番おもしろかったです。他にも、げきみたいなことをやっていたりして、とてもおもしろかったです。また、来年も読み聞かせを聞きたいです。おもしろい本など、いろいろな本のお話があってうれしかったです。(4年)
● ぼくが印象的だったのは「もうじき食べられるぼく」です。今までほとんど考えなかった、食べられる側の気もちを考えさせられました。とても素敵な読み聞かせをありがとうございます。(6年)
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「トンカチ教室」が開催されました。親子で力を合わせて一つのものを作り上げていく体験の場として、地区の方々とふれあう場として28年目を迎えました。
平成9年からの作品全てが学校に展示してあります。
今年度は「ミニチェア」を作りました。ミニとはいってもがっしりとした安定感のある椅子です。
釘打ちは子ども。しっかり支える保護者の皆さん。
完成したら「手良小学校」の焼き印を押してもらいます。押すのは校長先生とPTA会長さん。
最後にみんなで記念撮影。
材料の準備や当日のご指導は手良地区土建組合の皆さんにお世話になりました。ご協力ありがとうございました。