学校生活ブログ

校長講話

2019年2月6日

2月4日に校長講話が行われました。インフルエンザはほとんど出ていない高遠中学校ですが、前期選抜も近く、感染拡大を防ぐために全校がマスクを着けての全校集会となりました。

今回の講話では以下のような話がありました。

 

2月1日の朝、雪が積もり、朝早くからきて雪かきをしてくれました。前の日に先生たち数人で少しかきましたが、全てかききることはできませんでした。皆さんがどんどん雪かきをしてくれるとあっという間に雪かきが終わりました。「雪かきをするのが当たり前だ」といってすすんでしてくれる人がたくさんいました。少し寂しかったのは雪かきをしている人の横を挨拶も何もせずに通り過ぎていく人がいたことです。家庭の事情で朝早く来ることができない人もいると思いますが、雪かきをしてくれた人にお礼の言葉は言えると思います。どういう形で自分がそこにかかわることができるかで、高遠中の気持ちがひとつにまとまることが大事なことではないでしょうか。

先週、大坂なおみ選手が全豪オープンテニスで優勝し、世界ランキング1位になりました。アジア勢初の快挙です。大坂選手は調子の波が大きく、メンタルの弱さが指摘されている選手でした。今回、優勝するに当たってメンタルの弱さを克服するために、笑顔を意識する、プラス思考で考える、ラケットを叩きつけたいのを我慢する、ということをやっていました。心の安定が試合の安定になったのだと思います。

壁にぶつかったとき、私たちはどのように乗り越えていきますか。例えば、自分の足りないところを見つけて改善する、自分のよさを見つけてそれを伸ばす。色々なやり方があると思います。自分が置かれている現状を把握して、自分がどうあるべきか分析して、やるべきことを自分で決めて、行動していく。大坂選手の場合はラケットを叩きつける代わりに、笑顔で試合に臨んでいきました。

そこで、笑顔にどれだけの力があるのかに話を移していきたいと思います。笑顔の力というと先生は絢香さんの『みんな空の下』を思い浮かべます。皆さんが小学生に上がる前の歌ですが、笑顔の力が歌詞の中に出てくるので聞いてみてください。――(歌を聞いて)――今歌詞の中に出てきた、「笑顔の力が自分自身を支えてくれている」というところが心に残っています。そして、「1人じゃないよ」というところを大事に見てもらいたいです。困難を乗り越えた人は自分自身だけではなく、周りの人たちの力になっていくんだということを色々な場面で一人ひとりが意識していってもらいたいなと思います。先ほどの雪かきではありませんが、1人ではできないことも、大勢の人が力を合わせるとそれができます。しかもそれが笑顔の力でできたらみんながとてもいい気持ちになれるのかなと思います。笑顔がもたらす力は自分自身の力をさらに引き出すことができるし、周りの人を勇気づけるし、集団としての力を高めることもできます。笑顔があふれる学校になったらいいなと思います。

今日から暦の上では春です。ぜひ、全校の皆さんで、笑顔で春を呼び込んでいってもらいたいと思います。