10月24日(火)に人権教育講演会が行われました。日本車いすバスケットボール連盟強化育成部長・技術委員、公益財団法人 長野県障がい者スポーツ協会副理事長の奥原明男先生にお越しいただき、「スポーツってすばらしい ‐バリアフリーな社会をめざして‐」を演題に講演をしていただきました。
事故のため車椅子で生活することになり、車椅子バスケットボールと出会い、選手として活動していく中で得た経験を教えていただきました。今やらなくてはならないことを真剣に考え、今できることを真剣にやり、具体的な目標を立て、ひとつひとつその目標に向かって挑戦していくことで、スポーツでも文化系なことでも勉強でもとても充実した生活が送れる、と教えていただきました。
講演会の後半では、実際に車椅子バスケットボールの体験をさせていただきました。各クラスの代表者がシュートやパス、移動などを体験しました。パラリンピックへの出場経験のある奥原さんはとても速い動きで、車椅子バスケの激しさを教えてくださいました。大会や練習時にはこげたゴムのにおいがしてくるそうです。
高遠中学校は現在人権教育強調旬間を行っています。今回の講演会で生徒も教員も改めて人権について考える機会となりました。奥原先生、お忙しい中貴重なお話をしていただき、ありがとうございました。