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2年生は自分たちで計画をたてて、見学のマナー、電車の乗り方、切符の買い方などを学習し、諏訪見学に行ってきました。
当日は最高のお天気で、学習の成果を生かし、自分たちでしおりを見て声をかけあって行動することができました。見学場所だけではなく、諏訪湖畔でお散歩中の方に「こんにちは」とあいさつをしたり、電車では降りる人を優先にして立つ場所を考えたりと、マナーを守って気持ちよく行動することができました。また、「見たこと、聞いたことをすべて記録するぞ!」という気迫たっぷりで、今までで一番メモをとった一日となりました。初めての船や味噌ソフトクリーム、杖突峠や諏訪湖畔からの眺めなども楽しみ、最高の一日となりました。
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10月6日に高遠北小学区(藤沢地区、長藤地区、三義地区)の地区ごとに、地域の皆様に企画していただき「地域で学ぶ日」が行われました。昨年度からの引き続きの活動や、新たな活動など、子どもたちに身近な地域から学習内容や学習方法を考えていただき、児童にとっても職員にとっても、学校では学ぶことのできない貴重な学びとなりました。企画・運営していただいた地域・役員の皆様、本当にありがとうございました。
児童の感想を紹介します。
【藤沢】-長野諏訪太陽光発電所見学 再生可能エネルギー・太陽光発電について-
・守屋山に、37,884枚、太陽光パネルがあって、わたしは数えきれなくてびっくりしました。
・ソーラーパネルを山の上に作るのは大変だったと思いました。
・太陽の光から電気が作れるなんてすごいなぁと思いました。
・いつもわたしたちは電気を使っています。電気がないとこまります。石油や石炭は50年から100年ぐらいでなくなると教えてもらったので、太陽光などで電気を作る大切さがよく分かりました。
・デメリットの主なものは、「ソーラーパネルの面積に対して発電量が少ない」「天候によって発電力が変わる」と分かりました。
【長藤】-小豆坂トンネルはなぜつくられたのか-
・昔は三義の人が病気になったら、馬で診療所のお医者さんをむかえに行っていた。大変だった。
・トンネルができて自由に行き来できるから、みよしの人にとって大切な物だとわかりました。
・車で通ったことはあるけど、実際に歩いて、今までの苦労がわかったのでよかった。
・トンネルがせまくて1台ずつしか通れなかったから広くしていて、わたしはみんなのことを考えてくれてたんだなと思ってうれしくなりました。
・わたしは、たくさんの人に手助けしてもらったからできたんだなと思いました。わたしが生まれていたら手つだいたかったなと思いました。
【三義】-美しい里山の村 法華道(ののさま)2-
・むかしの人が大きい石に、自分たちでがんばって彫った石仏たちだそうです。石仏と言うとつめたい感じがするので、のの様と言うそうです。
・のの様は自由な顔をしていて、とても見た目もやさしいです。親しさがつたわってきます。
・「ののさまは、しぜんといっしょにいきているんだよ。」とおしょうさんはいっていました。
・お百しょうさんの(石仏の)顔を見てびっくりしました。なぜかというと、ほかのののさまよりも、ちょっとつよめな顔をしていたからです。ほかのののさまはほとんどやさしめな顔をしているから、お百しょうさんはすごいなぁと思いました。
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3年生は ベルシャイン 警察署 市役所 の3か所に社会見学に行ってきました。自分の目で見て、耳で聞いて、触らせてもらって、体験して…「仕事について自分たちのくらしとかかわらせて理解を深める」を見学の目的として行きましたが、社会の学習だけではなく、それぞれの仕事のやりがいなども感じキャリア教育にもなりました。
ベルシャインでは、地元の野菜を売っているコーナーや、メニューに合わせて野菜とお肉を同じコーナーに置く工夫。賞味期限が切れそうな品物は、割引のシールを貼って販売しているなど、様々な工夫を知りました。また、家族に買ってきてほしいものを聞いておき、買い物体験も行いました。セルフレジに挑戦したり、安いキャベツを二玉買ったり、家族のために自分の力でがんばる姿が見られました。
警察署では、警棒や銃を防ぐ道具を持たせてもらいました。こんなに重い物を持っているのかとびっくりしていました。また、「わたしはこわくてどろぼうなんかつかまえられないけど、かわりにやってくれる人がいるから、安心してくらせるんだなと思いました。」と自分たちのくらしと関わらせて考えていました。
市役所では、「総務課 学校教育課 管理課 税務課 子育て支援課…そんなに「課」があると初めて知りました。ベルシャイン 警察署 市役所は、どこも係に分かれて仕事をしているとよく分かりました。」とそれまでの見学場所と関連づけて考えていました。
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7月に植えたそばの収穫をしました。
黒い実のついたそばを、雑草とより分けながらていねいに刈り取りました。実がポロポロと落ちてしまうため、はざかけをするわけにいかず、教室にしばらく寝かせて干しておきました。
脱穀も、5・6年生の手作業で行いました。
「これいつ終わるの?」とつぶやいていた作業も、みんなで進めるといつの間にか終わりがみえてきました。黙々とがんばる6年生に刺激を受け、最後までがんばりましたが、草のかけらが混ざっていて、ふるいでは、とうてい分けることができません。
そこで唐箕(とうみ)という道具を使用しました。上から入れてハンドルを回すとあら不思議!しっかり分別することができました。
次は石臼で粉にする予定です。
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6年生は9月27日・28日に東京へ修学旅行に行ってきました。
27日は、東京で大規模な交通規制が行われることになり、状況によっては、都内の移動は地下鉄などに切り替える計画にしました。結局、荻窪から国会議事堂、浅草、東京ドームシティアトラクションズを経由してホテルまでの移動を全て電車で行いましたが、普段からチームワークよく指示を聞いてしっかり行動できる6年生。予定通りの行程をスムーズに実施することができました。今年ならではの修学旅行になり、より一層心に残ったのではないかと思います。
浅草での江戸切り子の体験では、はじめはおそるおそる作業していた6年生の表情が、だんだん引き締まっていき、職人さんのように見えました。短時間でかなり腕もあげましたが、帰る時には、お店に並べられた作品を見て「こんなのできるなんて、すごすぎる。」と、体験したからこそわかる職人さんの技術に感動していました。
また、東京ドームシティアトラクションズや東京タワーでは、仲間と相談したり励まし合ったりしながら、普段はなかなかできない体験を楽しむことができました。バスの車窓からの景色を楽しんだり、国立科学博物館では、心を鬼にして駆け足で展示を見学したり、1泊2日の修学旅行を満喫しました。