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自分たちで種をまき、刈り取り、脱穀し、石臼で粉にし、いよいよそば打ちです。
地域のそば打ち名人の方に来ていただき、見本を見せてもらいました。「満足のいくように打てることは、ほとんどない」とおっしゃっていましたが、流れるような手つきで、見ていて飽きることがありませんでした。
お手本を見た後に、グループごとに分かれ、アドバイスをしてもらいながら打ちました。お手本のようにはいきませんでしたが、子どもたちもなかなかの手つきでした。2・3年生の作った味噌と3年生の育てた辛味大根を使って高遠そばにして、講師の方の打ったそばと自分たちの打ったそばを食べ比べながら味わいました。
お礼の手紙には
・やること一つ一つのポイントを教えてもらい、知らなかったことを知ることができました。そばを打っている姿がかっこよかったです。
・私の家では、毎年、年越しそばを打っています。今年も打つので、教えていただいたことを思いながら打とうと思います。
・そばを打っている時、「おいしそ~」や「がんばれ」と言っていただき、とてもうれしかったです。
・はじめにお手本を見せてくれた時は「簡単そうだな~」と思いましたが、実際にやってみるとすごく難しかったです。
・自分たちが作ったそばと、名人の作ったそばを食べ比べしたら、そばの太さ、食感が全然ちがいました。
と、地域の方に教わりながら体験したからこその感想があふれていました。貴重な体験となりました。
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読書週間中、図書委員による読み聞かせや先生方による読み聞かせ、また、語りの会の方に来ていただき、お話をしていただきました。この期間を中心に、図書館でもイベントを企画し、図書委員も大活躍でした。給食では、本の内容とのコラボメニューもでて、様々に読書週間を楽しみました。
「お話の泉」の方が1年ぶりに来てくださると、昨年語っていただいたお話を覚えていて「今日はあれやらないの?」という声が。自分でイメージを膨らませながら聞くからこそ、忘れられない記憶となっているのかなと思いました。
1年生の読書記録カードには、保護者の方からの励ましの言葉や、成長を喜ぶ言葉がいっぱいでした。
「1年生になってから、毎日本をかりてきてくれるので、家族みんなで楽しみにしています。本からたくさんの出会いがあります。」
「前回の読書週間はひと言で終わっていた感想が、今回は何行かの文章になり、本を読んで思った事を言葉で表せるようになりました。」
読書を通じて、たくさんの出会いをし、心を豊かにし、自分の思いを表現できるようになっていく―そんな経験を積み重ねていってほしいと思います。
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秋の全校行事が立て続けに行われました。
「みやのはら祭り」では、6年生が中心となり、4つの委員会が全校で楽しめる企画を考え、準備してくれました。縦割り班に分かれ、学校中を回って答えにつながる紙を見つけてきたり、走ってクイズの答えを取ってきたりと、工夫がいっぱいで、グループで相談しながらみんなで楽しむことができました。
マラソン大会は、連学年ごとに走る距離が違います。最後に待ち受ける登校坂の登りは、とても過酷で歩きたくなります。でも、試走の時よりも、1秒でも速くなりたいと懸命にがんばる姿に、おうちの方々も熱い声援を送ってくださいました。
マラソン大会を終えると、みんなの「おいしくなってね」の願い通り、ホクホク、熱々の焼きいもが待っていました。(写真はおいしくなるようお願い中)
マラソンを頑張った充実感とおいものおいしさに、みんなの笑顔が輝いていました。
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11月にはなかよし旬間がありました。たくさんの取り組みを通じて、なかよしについて考えました。
11月8日 高学年 情報モラル講演会・高遠小交流
高遠小学校へ行き、高遠小学校の高学年のみなさんと一緒に、セーフティネット総合研究所の南 澤 信 之先生の講演を聞きました。「一部だけ見たのでは、わからない。なぜ?どうして?本当?と考えてみることが大切。」「ゲームには4つの刺激がある。」などの話を聞いて、インターネットやゲームとどのようにつき合っていくか考えました。
その後の学年ごとの交流では、はじめは緊張した様子でしたが、少しずつ距離が縮まっていきました。中学校入学までに、もっと交流を深められるといいなあという声が聞かれました。
11月9日 福祉体験
低学年:ボッチャ 高学年:車椅子バスケ
パラリンピックのメダリスト 加藤正さんに教えていただきながら体験しました。
車椅子バスケでは、競技を楽しみながらも、操作の難しさや視点が低くなることによる見え方の違いなど、実際に車椅子に乗ってみないとわからないことに気づいていました。
誰でも楽しく参加できるボッチャ。子どもたちは終始楽しそうにチームで協力して体験することができました。簡単なルールの中にも、耳の聞こえない人や目の見えない人が楽しめるための工夫のあることを教えてもらいました。
また、加藤さんから「できないことではなく、できることに目を向ける」「できないと決めつけない」など、心に響くお話をお聞きしました。
11月16日 保育園交流
保育園の年長さんに喜んでもらおうと、工夫いっぱいに作ったゲームやお店屋さんの商品、そして読み聞かせの練習など、交流に向け準備をがんばってきた1年生。不安になっている園児の背中をさすってあげたり、同じ目線までしゃがんであげたりと、相手の気持ちになって動く1年生の姿がありました。また、保育園のお友だちに喜んでもらってうれしそうな笑顔が素敵でした。
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11月2日は授業参観とPTA講演会がありました。
授業参観では、なかよし旬間ということで道徳の授業を参観していただいたり、4年生は親子で学習机の天板のはり替え作業を行ったりしました。授業前には、3年生が、収穫した小麦で作った小麦粉や手作りクッキーの販売を行い、あっという間に売り切れる大盛況でした。
4年生は「木育」の授業として、上伊那地域振興局林務課の方が講師として来てくださり、森林の重要性や木材の良さについて話を聞いた上で、天板のはり替え作業をしました。親子で協力しながら、スムーズにはり替えることができました。地域産のカラマツで作られた美しい天板で気持ちよく学習に励むことができそうです。
PTA講演会では、多田純也さんこと「ただじゅんさん」によるおはやし劇場『だだすこだんだん』を親子で楽しみました。太鼓や皿回し、三味線に獅子舞におはやしに…と盛りだくさんの内容で、あっという間に1時間が過ぎました。保護者の方からも「子どもたち・先生方・親と、同じ空間で同じものを見て笑って、みんなで一緒に体験することで、より楽しくなるな~と思いました。」「面白おかしくだけでなく、ただじゅんさんのお話のなかに出てきた東北の震災のこと、平和であることについて、想像したり考えたりすることができました。」など、大好評でした。役員のみなさま、ただじゅんさん、ありがとうございました。