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新しい年を迎えました。今年もよろしくお願いいたします。
1月9日、手良小学校の3学期が始まりました。始業式の代表児童の発表。
2年代表の児童は「2学期はよく考えずに間違えていた算数。この3学期は間違えずにやりたい」「3学期に楽しみなのは掃除。きれいになると心がすっきりするから。」とそれぞれの3学期のめあてを力強い大きな声でお話ししました。
一方、間もなく最上級生になる5年生からは、「勉強の時と休憩時間とのけじめをつけること。時計を見て行動したい。」「文を書くのに時間がかかったので、自学をがんばって国語が得意になる」「6年生が近づき自分たちで児童会を引っ張っていけるよう仕事を覚えたい。」と決意発表がありました。頼もしい限りです。
校長先生からは、「巳年」についてのお話がありました。巳=「へび」は神の使いであり、脱皮をして成長することから「不老不死」のシンボルであり、これまでの努力や準備が実を結ぶ年であることを教えていただきました。
1,2学期の学習などで感じた手応えを,この3学期でまとめ、1年間の成長を確かなものにしてほしい、という願いをお話しになりました。
(詳しい講話内容はこちらから)
締めは新春運試し。全校で校長先生とジャンケン大会をして上位3人には、校長先生手作りの「切り絵」がプレゼントされました。
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86日間の手良小学校2学期が、無事終了しました。
終業式では1年生、6年生の代表児童が2学期の振り返りの発表をしました。
1年生からは、音楽会に向けて何度も練習をしてうまくできたこと。緊張したこと。手良の秋まつりに向けて、地域で使ってきた灯篭に折り紙を貼ったり、はさみで切ったりして楽しく地域の祭りの準備をしたこと。そしてその灯篭が、夜きれいに輝いてきれいで心に残ったことを発表しました。
6年生は、東京へ出かけた修学旅行で、アトラクションで絶叫しながら友達と乗ったこと。アトラクションの待ち時間やバスの中でもみんなと楽しく過ごせたことなど、クラスの仲間と作り上げた大切な思い出について振り返りました。
その一方で、「悔しかったこと」をテーマに、テスト勉強をしないで油断していたら友だちに負けてしまったことを振り返ってくれました。その悔しさをばねにして、3学期は油断することなく「努力することは才能」と言い聞かせて頑張りたい、という決意を発表しました。3か月後に迫る中学への進学を少しずつ意識しているんですね。
2学期の成果や課題をもとに、新しい年に向けて頑張ろうとするまとめの一日となりました。
校長先生からは、手良小学校版「今年の漢字」として「結」という字を挙げ、ここまでの子どもたちの取り組みとその良さについてお話がありました。
詳細はこちら「校長室」2学期終業式校長講話をご覧ください。
本年も手良小ホームページをご覧いただきましてありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えください。
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クリスマスを前に3年生14名は、手良小学校に保育園の年長さんを招待して「クリスマス会」を行いました。
自分たちで楽しむのではなく「保育園のお友だちが楽しめる」を目標にダンスや読み聞かせの練習に取り組んできました。
ダンスを教える場面では、「先にやるから見ててね」「ここのところは手をこうやって…」と保育園生に寄り添いながらお手本を見せてあげる姿、スピードの速いCDに合わせるのではなく、ゆっくりと歌いながら動きを無理なく覚えられるようにする姿が、たくさん見られました。
およその時間まで計画していたのですが、実際は早めに終わってしまいそうだったので、それを見越して読み聞かせを急遽二回にするといった姿を見せてくれました。
終わった後には、「ぴったり終わってよかったぁ」と安堵する声や「よかったね。年長さんかわいかった。」という声も聞こえました。今回の取り組みの良さをみんなで共有し、2学期の振り返りをして、3学期につなげていきたいと思います。
前向きな姿をたくさん見せてくれた3年生の見事なチャレンジでした。
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お年取りまで半月に迫った日。5年生のお米作り学習の最後となる取り組み「しめ縄づくり」が行われました。
講師は、八ツ手地区元区長さんであり、今も見守り隊としてお世話になっている方です。
まずは、顔合わせの後、保育園児のみなさんの「しめ縄リース作り」です。収穫後の稲わらを使って、ねじって丸く輪にします。簡単そうに見えて、すき間なくねじってよって、巻きつけるといった作業はとても難しく、サポートに回った5年生のみんなも奮闘していました。保育園の子に優しく声をかける姿が見られました。
無事に完成。園児のみなさんもたいへん喜んでくれました。
そして後半は、自分たちのしめ縄づくり。保育園の子たちの手伝いですでに疲れている子もいましたが、休む間もなくスタート。保育園の子のリース以上に輪は太く、さらにそこに 3本の縄を垂らすため、合計105本のわらを使います。「手が疲れた」と言いながらも、講師の先生やお家の人に助けてもらいながら、立派なしめ縄飾りが完成しました。
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過日、12月3日に「手良の子どもを守り育てる会」が行われました。
「手良の子どもを守り育てる会」では、会員の皆様と、手良小学校の職員も参加し、数班に分かれてグループワークで手良の子どもたちについての懇談が行われました。
参加された方々からは、貴重なご意見や感想が寄せられ、大変ありがたく存じます。
手良小学校としても、これらのご意見を尊重し、子どもたちの育成のために尽力させていただく所存です。
話し合った内容は以下の通りです。
手良の子どもを守り育てる会 懇談内容
【1】手良の子どもたちに願う姿 期待すること 子ども像について
(幼保育園児~小学生/中学生/高校生~大学生/社会人)
○仲が良い、明るい、優しく、素直、人懐っこい、元気
○人間関係に強い子どもになってほしい(多くの人の中でも強く)
・中学にいっても自分らしさを失わない
・手良小の絆が強い
○友だちを思いやることができる子
○地域の人を見て、子どもたちもつながり合っている
・地域は大切→友だちを大切にする→手良を大切にする
・みんなに挨拶できる
・地域の人が子どもたちを見ていてくださる
○世界のことを伝える→地域は大切につながる
【2】【1】実現のために、今後継続していきたいこと 取り組んでみたいこと
○お互いが助け合う行事
○子どもを地域・保護者が大事にする
○様々な団体との関わり
・クラブを通して、やってみたいことを継続につなげる
・見まもり隊との関わり→毎日見て下さる方がいることで普段との違いに気付きやすくなる
・挨拶をする
・講演会に活躍している手良出身者を呼んで交流
・他の団体と交流することで、手良の良さを実感
・新山小との交流(過去に交流あり)
・保育園との交流
休み時間に保育園の園庭で園児と一緒に遊ぶ
焼きいも大会、野菜の収穫など既存のものをアレンジ
PTA・保護者会でも考える
・中学校との交流
・手良秋まつり→子どもたちが自分たちで計画・運営→→できることをやる→自己肯定感
○自分の気持ちを表現できるように表現の仕方を考え、学んでほしい
○小学校の児童数が少ないことはメリット
・子ども1人1人を先生がよく見られる
○進学するたびに支援が途切れてしまう
・スムーズに連携、接続していただきたい
○子どもが大きくなると、小学校との関わりがなくなってしまうのは残念
・地域の方を音楽会や講演会に積極的に招待
・小学校の情報を手良地区のホームページに掲載したり、新聞で発信する
・ボランティアさんの人材の見つけ方(綿の会、しめ縄、畑など)→公民館や区長さんとの連携
○子どもの考える力を妨げない→できた時の喜びが自己肯定感につながる
・自分からやる子が育つ
・困った時にどうするのがいいか考えさせる→
大人はその子どもたちを支える役に(すぐに手を出さない)
○多年代の方に関わりを持ってもらう
・ご年配の方も、子どもと関わって知識を伝えることによって、自分の居場所を見つけられる→
自分に対する肯定感をどの年代にも持ってもらえる地域にしたい
【3】その他、どんなことでも
○自転車通学になるので、交通ルールを身につけてほしい
○通学路に歩道が無いところが心配→各方面から申請を(区、学校からも申請済み)
○10月に行事が多く、子どもが疲れているのではないか→分散できないか?
○手良太鼓
・現在は、太鼓は音楽の授業では行っていない(授業数の減少により)→総合学習として体験する
以上
※写真は昨年度の写真です。