-
昨年度育てた大豆を使って、2年生と3年生がおみそ作りを行いました。1日目は、地域の方に教えていただきながら、大豆をつぶしたり、丸めたり、麹をまぶしたりの作業でした。作業がしやすいようにと、すり鉢を押さえる役や大豆を入れ替える役など、声をかけあって役割分担しながら、あっという間に終わり、地域の方もびっくりされていました。次の日は、塩や残りの麹を入れてもう一度混ぜ、樽の中に入れました。
丸めた大豆を持ち運ぶ子どもたちの手が、大切そうに優しく柔らかく大豆を包みこんでいるのが印象的でした。きっと今年もおいしいみそができることでしょう。
-
しばらくの間、新型コロナウイルス感染防止のため中止になっていた音楽鑑賞教室。今年度はようやく実施することができました。昨年度来ていただく予定だったRAG FAIRのみなさんによるアカペラを鑑賞しました。楽器を使わず、声だけで様々な音を表現し、どんどんと音を重ねていく歌声に、手拍子をしながら会場全体が盛りあがりました。ボイスパーカションの声の出し方も教えていただき、実際にやってみました。代表になった6年生は、すぐにとても上手にできるようになり、メンバーの方に「次の学校に一緒に行こう!」と誘われるくらいでした。みんなで音楽を楽しんだあっという間の1時間でした。
-
高遠北小学校では、毎朝、「〇〇さんおはようございます」「〇〇先生おはようございます」と気持ちのこもった素敵なあいさつが響きます。
金曜日に、代表委員会が「高遠北小学校 あいさつ五ヶ条」について、劇を取り入れながら発表をしました。「先と後、どっちのあいさつがよかった?」と尋ねられると「後がよかった!」とたくさんの反応が返ってきました。気持ちよいあいさつについて、わかりやすく説明してもらったので、改めて、「あいさつ五ヶ条」を意識して、気持ちよいあいさつを響かせましょう。
-
今年度も、小規模特認校教育コーディネーターの先生に教わりながら、図画工作に取り組んでいます。
この日は3年生が、絵の具の混色・筆の使い方の学習をしました。何度も混ぜたり塗り重ねたりせず、筆をすーっと走らせながら、みかん、なす、柿の色をつけました。学年に合わせて、水彩画の基本技能を教わりながら作品づくりを楽しんでいます。ここで身につけた技能や感覚が、これからの作品に生かされるのが楽しみです。
色を塗った作品を切り取り、木や茎に貼り付けました。コーディネーターの先生から「子どもたちは、全体を考えた構成 重ねることの面白さ まとまることのよさなど、様々なことを感じとって、共同制作を行っている」と教えていただき、私たちにとっても学ぶことの多い時間となっています。
また、廊下に展示していた作品がより一層美しく見えるように、額の高さや角度を揃えていただきました。揃えていただくと、自然と作品に目がいき、環境が美しく整うことで、学びにつながっていくことを実感しています。
-
今年度1回目のPTA作業がありました。4・5・6年生の児童と、保護者のみなさん、地域のボランティアのみなさんも集まってくださいました。自然豊かな環境で、敷地も広い高遠北小学校。校務技師さんが、雨の日も晴れの日も草刈りをしてくださっていますが、除草剤を使わないようにしていることもあって、環境整備は大変です。音楽会にPTAで歌う「やさしさで包まれたなら」がBGMで流れる和やかな雰囲気の中、普段なかなかできないところまで、しっかりきれいにしていただきました。
地域の方が、「PTA作業に参加できないので」と、北登校坂の草刈りや、草捨て場のための穴掘りをしてくださいました。学校の様子を知ってくださり、手助けしてくださる方がたくさんいて、本当にありがたいです。
作業前 → 作業後
急な斜面もきれいにすっきり刈り取っていただきました。地域のみなさん、PTAのみなさん、そして、高学年のみなさん、本当にありがとうございました。