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2月3日は節分、日本中のあちらこちらで「鬼は外、福は内」の声が響いたと思います。新山小学校では生活科の学習で1年生がこの伝統的な行事に参加しました。
20分休みに徒歩2分の新山保育園にお出かけして、虎のしま模様のようなの衣装と、これも虎風の角を着け終われば準備は完了です。
そして、保育園の先生たちがふんしている鬼に豆を投げつけました。そうこうしているうちに、子どもたちのいるリズム室に、いきなり大きな赤鬼が入ってきました。子どもたちの反応は様々です。前よりもっと元気に豆を投げてくる子、鬼から逃れようと必死に回りながら走っている子、一目で固まってしまい、職員の後ろに隠れたきり出てこない子・・・。1年生は一番最後のパターンの子が多かったような気がします。年間計画にはなくても、少しの打ち合わせでこうした飛び入りの交流ができてしまうところが、新山小学校と新山保育園の特徴です。これからも密接な交流をしていければと思います。 -
新山小学校の大切な仲間であった猫の「たま」は昨年12月6日に天寿を全うしました。8日にお別れの会を行った後も、保護者、地域の方、元新山小職員などたくさんの方からご厚志をいただきました。その額は5万円以上にもなりました。皆さんのお気持ちを生かす方法を考えた結果、たまの墓標を作ることにしました。
6年生を中心に子どもたちに墓石の種類やデザインを決めてもらいました。その結果「ありがとう たま いつまでもわすれないよ」というメッセージが刻まれることになりました。
その墓石が完成して、2日に校庭北西側庭園内のたまの墓前で「墓標お披露目の会」を行いました。初めに除幕・黙祷を行った後、校長先生と児童会長からあいさつがありました。その後子どもたち一人ひとりが花を持って、学年毎にたまのお墓に捧げながら拝礼しました。思わず涙ぐむ子もいて、未だにたまが子どもたちの心の中で生きていることがわかりました。最後にみんなで校歌を歌って、たまへの思いを届けました。
ご厚志を下さった皆様ありがとうございました。いつでもお参りにお出かけください。 -
月初めの1日には新山小学校では恒例の活動になっている月目標振り返り集会がありました。たくさんある縦割りの活動の中でも、全校児童が一堂に会して話し合うこの活動によって身につくものは多いです。
1.2月の目標である、1「今までの学習のまとめをしよう」2「登下校に気をつけよう」3「あいさつをしよう」の3つについて、それぞれよくできたことと、よくできなかったことを発表しました。
1については「時間内に教室にもどれた」「今までできなかったことができるようになった」「チャイムが鳴っても教室にもどれなかった」等の反省が出ました。2については「道草をせずに帰れた」「しゃべらず1列で帰れた」など良い反省が多くなってきました。3については「先生や地域の人にあいさつができた」「大きな声ではきはきあいさつができた」「自分からあいさつができなかった」などの反省がでました。毎回のことながら1年生から6年生までどんどん手を挙げて自分の意見を発表する姿に成長を感じることができました。 -
31日の新山小学校は午後からいっそうにぎやかになりました。来年度の1年生11名のうち10名とその保護者の皆さんが来入児一日入学で来校してくれました。2桁の人数の来入児は本校では久しぶりです。それだけの人数の子どもと保護者がマルチルームに入るとかなり埋まってしまいます。
まずは保育園とはだいぶ違う給食です。量も種類も保育園の給食より多めです。それをペロリと食べる1.2年生にびっくりしながらも、とても美味しい給食なので、がんばっていつもより多くの量を食べることができました。
昼休みは楽しく1.2年生といっしょに遊んだ後、学校の清掃活動も体験しました。ペアの1.2年生の掃除場所である各教室や廊下、玄関などに出向いて小学生といっしょに掃除をしました。ほうきがけや雑巾がけなどに張り切って取り組む姿が見られました。
それから英語体験や、お絵かき、入学式の歌練習など盛りだくさんの内容を体験して、充実した1日になりました。 -
月日の経つのはあっという間で1月も残りわずかとなりました。
30日には地元富県の助産師さんが来校して下さり、低学年と高学年に分かれて全校児童に性教育授業をしていただきました。
高学年の学習テーマは「自分を大事にしよう」です。新生児の写真を見た後、アイコンタクトや授乳、おむつ交換などの行為が赤ちゃんにとっては無意識のうち記憶として残っていて、自分はこれでいいんだという自信につながっているそうです。
次に図を見ながら変わっていく男の子の体、女の子の体について学習しました。強調されたのは様々な第二次性徴には個人差があり、早い遅いは気にしなくても良いこと、15歳の誕生日になっても精通や初経がない時は受診する方がよいと教えてくれました。
最後に実際の新生児と同じような重さと作りの人形を一人ずつ抱きかかえてみました。「赤ちゃんの人形は思ったより重かった。首がぐらぐらして怖かった。これが赤ちゃんなんだと思った」など、経験しなければ分からない思いを持つことができました。