• 上級生から学ぶ体育学習    2月20日

    2017年2月28日

    新山小学校は30人という少人数の学校なので、教育効果を高めるために、授業についても様々な工夫をしています。国語や算数などの教科学習では少人数の強みが生きて、一人ひとりに教師の手が入ります。しかし、体育や音楽のような技能教科になると、やはり一定の人数がいないと活動にも制約が出てきてしまいます。
    そこで、このような教科では学年会等で打ち合わせて、必要に応じて連学年あるいは3連学年で授業集団を組むようにしています。人数も増えて様々な課題に取り組みやすくなることの他にもう一つメリットがあります。
    それは下級生が上級生の姿を見て学ぶことが授業中にできると言うことです。20日の2時間目には4.5.6年生が体育館でマットや跳び箱などの器械運動に取り組みました。跳び箱では基本技である開脚跳びから台上前転まで様々な技に挑戦しました。こういう時に頼りになるのがやはり6年生の試技です。4年生はそれを近くで食い入るように見て、良いところを真似しようとしていました。異年齢集団の学びは大きいです。

  • 富県ふるさとまつりで6年生が発表しました 2月19日

    2017年2月28日

    3学期に様々な場所で大型紙芝居「丹生山物語」を発表してきた6年生ですが、19日の日曜日には地元富県地区で行われた「富県ふるさとまつり」に参加して、大型紙芝居を発表しました。
    会場はそれほど広いところではありませんが、聞いてくれる人がたくさんなのでマイクをつけての発表となりました。
    最初の挨拶をして、舞台の扉を開けると会場から「わあ」というどよめきが上がりました。また台詞のところどころで笑い声も聞かれました。本物だからこその反応だと思います。もう何回も大きな舞台を踏んできているので、主役である太郎と左助のやりとりも臨場感あふれるものになってきましたし、他の役の子もそれぞれに気持ちの入った台詞回しができるようになってきました。同じ富県地区でも新山の事情にそれほど詳しくない方もたくさんおられるので、そうした方に新山の歴史や特産品などを知っていただく良い機会にもなったと思います。
    卒業まで残り少ない日数になってきましたが、紙芝居に登場するお世話になった皆さんへの感謝上演などまだしなくてはならないことがいくつかあるので、もうひとがんばりしたいと思います。

  • カンボジアとのICT交流part2  2月16日

    2017年2月28日

    16日の6時間目には2回目となるカンボジアとのICT交流を行いました。今回は5年生に加えて6年生にも参加してもらいました。
    前回同様skypeの回線で両国を結んで交流しましたが、回線の調子が今一つで、度々音声や映像が切れてしまうことが残念でした。それでも子どもたちはわくわくしながら前向きに取り組んでいました。
    最初はカンボジアの皆さんの質問に一人ずつ答えました。「今の天気はどうですか?」「あなたは何歳ですか?」「伊那市で有名な食べ物は何ですか?」という比較的簡単な質問から「伊那市はどんなところですか?」という大人でもすぐには答えられないような質問までありました。子どもは「山がきれいに見えて、自然豊かなところです」と立派に答えていました。「どんな音楽が好きですか」という質問に「PPAP」と答えた場面は盛り上がりました。カンボジアの人も「PPAP」を知っていて一緒に踊っていました。
    後半は日本からアンサンブル交歓会で歌った三重唱や、6年生が制作した大型紙芝居「丹生山物語」の一部を上演しました。どれだけ伝わったかに一抹の不安はありますが、実践を重ねることがやはり大切だと思います。

  • 29年度児童会役員が決まりました  2月14日

    2017年2月28日

    10日に行われた29年度児童会役員選挙の結果、会長1名(5年生)と副会長1名(4年生)が選出されました。
    14日の昼休みには選出された2人と選挙管理委員が選挙結果の報告とあいさつに校長室を訪れました。
    はじめに選挙管理委員から新会長と新副会長の紹介があった後それぞれあいさつしてくれました。会長はスローガンである「ONE」を実行することで、新山小をもっと一人ひとりが輝ける学校にしたいということ、副会長は会長を支えて明るく楽しい学校を作りたいと抱負を述べてくれました。
    校長先生からは「来年度は6年生が一人しかいないので、太陽のように輝いてほしい」「5年生のサポートがとても大切なので、副会長さんはそのまとめ役として力を発揮してほしい」「会長さんのやりたい学校になるように、まず5.6年生が協力して、それを全校に広めてほしい」という話がありました。まずは、来週末の児童総会に向けて引き継ぎや準備が進められます。

  • お弁当の日   2月13日

    2017年2月28日

    13日の給食の時間はいつもとは少し違う趣向がありました。伊那市内の学校で年に1回行われている「お弁当の日」という企画です。
    「お弁当の日」は自分で給食の献立をお弁当箱に詰めることにより、「栄養バランスの整った食事や、彩りを考えた詰め方を学び、食への興味・関心を高めるために行われます。
    この日のメニューは小梅ご飯、卵焼き、鶏の唐揚げ、ポテトサラダ、きゅうり、ミニトマトといういつもより少し多めの内容です。
    給食の時間になると、それぞれ家から持参した弁当箱を用意して、給食をお弁当箱に詰めていきました。ここからは子どもたちの個性が出てきます。男子でも器用に箸を使ってあっという間に彩りよくおかずを詰め終わる、意外な女子力の高さを見せてくれる子もいました。一方女子でも持ってきた弁当箱のサイズが合わずに悪戦苦闘、パズルのように何度も詰め替えているうちに時間ばかり経ってしまった人も何人かいました。ようやく準備ができると、それぞれのお弁当箱に箸を伸ばしながら、おいしくいただく姿が見られました。