学校生活ブログ

聞こえの学習を行いました   7月11日

2016年7月13日

新山小学校には耳が聞こえづらい児童が在籍しているため年に1回、松本ろう学校の先生に来校していただき「聞こえの学習」を行っています。11日の2時間目に今年度の学習を行いました。
最初の「身の回りの音」にはどんなものがあるかな?」という問いかけには「風の音」「鳥の音」「水の音」など新山らしい答えが返ってきました。
次は実際に補聴器をつけてみる体験です。人数の少ない学校なので全員が補聴器をつけてみることができます。その感想を聞くと「音が大きい」「遠くの音も聞こえてしまう」など、便利な反面、不便なこともあることが実感できました。
そして、最後に耳が聞こえづらい子が聞きやすくするためにみんなにできることを考えました。「近くに行って話す」「大きな声で言う」「目を合わせて話す」「無駄な音を出さない」「身振り手振りをつける」「わからなかったらもう1回話す」など、何回も学習を重ねている子どもたちからはポイントを心得た意見がたくさん出されました。「思いやり」の気持ちを持つための大切な学習でした。