• 令和3年度 笑顔でスタート!

    2021年5月18日

    4月6日(火)、1学期始業式が行われました。

    校長先生のお話は、林間の中で可憐に咲いている「カタクリ」のお話でした。カタクリが花を咲かせるまでには、早いものでも6年以上かかるのだそうです。カタクリはきれいな花を咲かせるために、毎年毎年少しずつ養分をため準備をしていること、森の昆虫の力を借りて種を運んでいることを教えていただきました。「皆さんもカタクリのように少しずつでも目標に向かってがんばり、アリのように友だちをそっと助けてあげることができるようになってほしいなぁと思います。」という校長先生の言葉に、「はい!」という元気な声が響きました。

     

  • 「森の教室」の床はり

    2021年3月25日

    34日に、中村博さんと榎本浩実さんに教えていただき、全校で「森の教室」の床はりを行いました。1~5年生が床板に保護剤を塗りました。一人ずつ刷毛を持ち、どんどん塗っていきました。塗るのが楽しいようで、「板ください!」と次々に板を持っていっては塗っていました。その後、6年生が板に印をつけ、穴をあけ、木ねじで止めました。子どもたちは11つの作業を緊張しながらも丁寧に行っていました。残りの作業はボランティアの皆様が行ってくださいました。子どもたちは、自分たちの力で教室が出来上がっていく様子に、とてもうれしそうでした。

     

  • 「森の教室」お披露目式

    2021年3月25日

    3月12日には,「森の教室」のお披露目式(竣工式)を行いました。校長先生からは建設に携わってくださった皆様へのお礼の言葉が述べられ,伊那市教育委員会 教育長 笠原千俊先生,地域の代表として渡部洋一さん,建設関係者代表として中村博さんからご挨拶をいただきました。各学年の子どもたちの代表は「完成をずっと楽しみにしていました。」「伐採の時,たくさんの人で引いても,実際にやってみるととても重かったです。林間の大切な木を伐採することは,少し寂しい気がしましたが,こんなに立派な森の教室が完成したので,とてもうれしいです。」「看板の絵が上手にできたので良かったです。国語の音読をしたら気持ちがいいと思いました。」と喜びを話していました。来年度,新たな森の教室でたくさんの学習が行われるのが,今から楽しみです。

     

  • ツーリークライミング

    2021年3月3日

    3月1日に6年生が林間でツリークライミングをしました。樹木医の宇治田直弘さんのチームに丁寧に教えていただき、全員初めてでしたが、少しずつ少しずつ木につるされたロープを登っていくことができました。10mもあろうかというコナラの真ん中より上まで登った子もいました。降りてきた子どもたちは「気持ちいい!」「楽しい!」と喜んでいました。樹木名や調べたことを記したプレートを作るなど、木のことを学んできた子どもたち。小学校最後にまた一つ木との思い出ができました。

     

  • 学校公開

    2021年2月24日

    2月5日に保小中連携の学校公開を行いました。伊那中学校区の保育園、小学校、中学校が公開を行い、それぞれの特色ある教育を全国の皆さんに見ていただいていますが、感染症対策のため、本年度は上伊那郡内の先生方のみご参観いただきました。各学年林間にかかわる特色ある授業を公開しました。当日は講師の先生方にも授業に入っていただきました。参観になった先生方からは、「低学年や地域の方が見やすいように考えてプレートをつける姿が素敵でした。」「みんな自分なりの考えを持って主体的に取り組んでいる姿が印象的でした。」「今までの学習の積み重ねがあるから思いが深まっていることを感じました。」等のご意見をいただきました。これからも本校の宝である林間を活用し、地域の皆様とのつながりを大切に、教育を進めていきたいと思います。

    ダンコウバイの芽を見つけ、中身を確かめる1年生
    ホオノキの芽を見つけ、中身をiPadで撮影する2年生
    「森のクイズラリー屋さん」を計画する3年生
    オオムラサキなどの幼虫を林間から見つけ、保護する4年生
    林間に建設中の「みんなのおうち」の屋根を設計する5年生
    自分たちが考えた樹木についての説明が入ったプレートを木に取り付ける6年生