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林間にアカゲラを呼ぼうと、一人一人が願いをもって、エサ台(バードケーキ)作りに取り組みました。
「ずっと前から風や日差しから学校を守ってくれたアカマツが枯れないように、アカゲラを呼んで、今度はアカマツを守っていきたい。」「エサ台を作って、アカゲラが安心してエサを食べられるようにしたい。アカゲラ以外のいろんな鳥にも来てほしい。ベランダから鳥の観察をしてみたい。」「アカゲラの気持ちになって作りたい。フンや食べこぼしをきれいにして、鳥たちが安心して居心地よくエサを食べられるようにしたい。」
子どもたちが作ったエサ台(バードケーキ)が、教室前のベランダにずら~っと並んでいます。ベランダの前の木にも付けてみました。アカゲラや鳥たちがたくさん来てくれるといいですね。そして、マツノマダラカミキリの幼虫をいっぱい食べてアカマツを守っていくことができたらいいですね。
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伊那西小学校は、全校で、林間のアカマツを守ろうと取り組んでいます。その方法の一つが、「アカゲラにマツノマダラカミキリの幼虫を食べてもらおう!」です。
1月19日、戸谷省吾先生から、アカゲラと仲良くなる方法をお聞きしました。戸谷先生に教えていただいたエサ台やバードケーキ作りに取り組んでみたいと願う子どもたちです。
戸谷先生からは大切なことも教えていただきました。「エサ台は、鳥の餌付けではなく、鳥が厳しい冬を安心して暮らせるためのお手伝いです。アカゲラや鳥たちの立場に立って活動してください。」戸谷先生のこの言葉を胸に、全校での取り組みが始まります。
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地域の方々、保護者の方々、子どもたち、みんなの手によって建てられた森の教室。その最終作業となる防腐剤塗布作業が、12月14日に行われました。講師は、森の教室建設に係り、ずっとお世話になっている(株)やまとわの中村さん。「このお薬を塗ったら、みんなの子どもや孫も森の教室を使えるかもね!」という中村さんのお話をお聞きし、子どもたちはやる気満々。1・2年生は安全な低いところを、3・4年生は高い足場に乗って、5・6年生は高い梁や屋根裏を、保護者や地域の皆さんは子どもたちのできないところを、みんなで力を合わせてがんばりました。
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学校生活委員会の子どもたちが中心となって「ありがとうプロジェクト」に取り組んでいます。これは、伊那弥生ヶ丘高校の取組みに協力したものです。このプロジェクトは、家庭で眠っているまだ使えるけれど不要になった中古品を回収し、世界で必要としている人に届けるというものです。今週、子どもたちや保護者の皆さんが、こんなにもたくさん、ご家庭で眠っている不用品を持って来てくださいました。本当にありがたいです。
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子どもたちは、林間のアカマツを守るためにどうしたらよいか、学級で、異学年交流で、全校集会で、考え合っています。12月7日、樹木医である宇治田先生のお話を聞く会が行われました。アカマツがなぜ病気になってしまうのか、マツノザイセンチュウが松の木につくとなぜ枯れてしまうのか、病気を防ぐにはどうしたらよいのか、などたくさんのお話をお聞きすることができました。