学校生活ブログ

6月5日(金)一日入野谷学習がありました

2015年6月10日

長谷中学校の総合的な学習の時間は、大きく分けて5つの分野で行われています。その1つが「入野谷学習」です。これは、全校生徒が3つの講座に分かれて自分の追究したい課題に取り組んでいくものです。この日は、午前中、講師の先生方にご指導を受けたり、校外へでかけたりして学習を深めました。

食文化講座は、長谷のおやきづくりを体験しました。講師は郷土食研究会のみなさんにおいでいただき、ナスを味噌味にしたものをこねた小麦粉で包んで加熱調理しました。瓜生先生が事前に打ち合わせし材料を準備してくれ、まったく最初から自分たちで作ったおやきの味は格別でした。

伝統文化講座は、ざんざ節保存会のみなさんに直接ご指導いただきました。この日は、長谷小学校の運動会前日ということで、先に小学校へご指導に行かれている間には、上級生が下級生におどりの指導をしている意欲的な姿が見られました。音楽科中谷先生が「自主練習が始まりました!」と話してました。三味線や太鼓、唄も習得している生徒たちです。小学校から踊ってきたこともあり、自信をもって取り組んでいました。

自然探索講座では、戸台の化石保存会会長である北村先生にお願いして、一緒に化石の採掘に出かけました。急な斜面ですので、全員がヘルメット姿です。石を割って中に化石を探します。アンモナイトなど貝の様に具体的な生物の化石の他に、当時の生物が動いた跡(生痕)も探しました。持ち帰ってきた石は理科室でじっくり観察し、保存のための標本づくりを進めています。