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【学校教育目標】
『 心豊かに、たくましく、創造力溢れる生徒

【令和8年度の重点】
(1)地域に根ざした学習を通して、「ふるさと長谷」に誇りと愛着を持つ生徒の育成
(2)人とのつながりを大切にし、「思いやりの心」を育む生徒の育成
(3)小規模校のよさを生かした学習を通して、「確かな学力」を身につける生徒の育成

【目指す学校像】

   生徒自身とふるさと長谷のウェルビーイングを目指し、

        エージェンシーを育む学校 ・ 地域とともにある学校

 

◇学校教育目標設定の背景
学校に寄せられた保護者アンケートから、「保護者が願う生徒(人物像)」は主に次の4点でした。

①思いやりの心があり、心が優しい人

② 友達と仲良くでき、社会性のある人

③健康でたくましい人

④困難を乗り切る生活力のある人

中でも、多いのが「思いやりの心」です。「サンハート美和」のふれあい訪問や伊那支援学校との交流などの体験的な福祉活動は、「思いやりの心」の育ちを願って長年続けている本校独自の活動です。これらの活動を含めて、諸々の活動を通して生徒の中に、「思いやりの心」は少しずつ育まれています。
長谷の地は自然に恵まれ、心温まる歴史物語が語り継がれる人情味豊かなところです。地域の方も「自然を愛し、人を愛し、地域を愛する心豊かな生徒」が育つことを願っておられます。また、それは学習指導要領が目指す「生きる力」とも重なっています。
以上のことから、生徒の姿、保護者や地域の願い等をふまえて、本校の目指す方向を冒頭の学校教育目標として据えています。

 

◇学校教育目標に込められている思い

上記の学校目標を掲げ て教育活動を営んでおり、3つの言葉には以下のような思いが込められています。

① 心豊かに(校歌の『清純の心をみがき』)
相手の身になって考え・行動する深い思いやりの心
出会いの場に、気持ちが通い合う明るいあいさつ・会釈
美しいものや自然に感動する心
お互いに認め、支え、協力し合い、時には厳しく批正し合える人間関係

「子貢問白、有一言而可以終身行之者乎、子曰、其恕乎、己所不欲、勿施於人」【論語】
(一言で生涯を通じ行うべきものと言ったら何でありましょう。それは恕であろうか。自分自身がしてほしくないと思うことは他人に対しなすべきではない。)

来校された方から「長谷中の生徒はよくあいさつができますね」と、お褒めの言葉をいただくことが多くあります。さらに、「声を出すだけでなく、心を込めたい」と願う生徒も育ってきています。挨拶・応答(「こんにちは」「失礼します」「何ですか」「ありがとう」「すみません」等)は心の育ちが見えるバロメーターです。来校された方に対してだけではなく、職員と生徒の間の「たった一言」を日々の生活の中でも大事にし、互いの心が通い合う長谷中学校をつくりたい。

② たくましく(校歌の『すこやかに』)
人生80年を生き抜くには、健全な心身が不可欠です。困苦を乗り越えるたくましい心をもち、その心を宿す体が健康であればそれに優るものはありません。中学生時代は、心と体を鍛える好機です。

ア 健康な体

健康づくりには、適度な運動・栄養・休養が不可欠です。保健体育の授業や部活動で体を動かすことはもちろん、畑活動や地域の生産者さんとの交流を含めた食育を重視し、給食を足がかりとした生徒・保護者への啓蒙を大切にしています。さらに生活リズムを整えることで睡眠時間の確保につなげられるよう意識を高めていきたい。家庭との連携も生徒の「健康管理」において大変重要です。家庭との連携を密にして、どの生徒も、生き生きと学校生活を送ることができるようにしていきたい。

イ たくましい心

生徒のこれから先を考えると、長谷の中だけで生きていくことは、まず考えられません。親元を離れて、新しい環境の中で生活するときには「他者との関係をつくる力=社会性」が育っているかどうかが問われます。はじめての環境の中でも、他者と良好な関係を築き、自分を見失わず、自分らしさを発揮できるよう「たくましい心(柔軟性や適応力)」を育てる必要があります。

③ 創造力溢れる(校歌の『新しき文化を育て』)
変化の激しい、先行き不透明な時代を今後生きていかなければなりません。はじめて遭遇するような場面で、状況を把握しその中にある課題を見つけ、自ら考え、自ら問題を解決していく資質や能力が不可欠となります。「自ら学び、自ら考える力」を育み、創造性を積極的に伸ばすことが強く求められています。
生徒に「自ら学び、自ら考える力」をつけようとするとき、指導する教師自身にも「自ら課題を見つけ、自ら考え、自ら問題を解決していく力」が求められます。だからこそ、教師・大人も常に学び続ける存在でありたい。「生涯、勉強」を心に刻み、研究と修養に励んでいきたい。また、友と一緒に生活することや学ぶことが「楽しい」と感じられる学校生活を創りたいと考えます。
『清純の心をみがき』『すこやかに』『新しき文化を育て』は、校歌の歌詞にある言葉です。校歌を歌うたびに学校教育目標を意識し、今の自分を見つめ、自分を磨き、伸ばしていくことを願っています。