• 10月22日(金)笑顔にするために

    2021年10月22日

    「みんなでにらめっこをしてみよう。笑わせるんだよ」と始まった防災教室。伊那市危機管理課の小牧さんを講師に迎えて4年生が勉強しました。「実は、私たちの目的は『災害があったとしても、どんな人でも笑顔でいられるようにすること』です。そのためには、いろいろな準備が必要です。その一つがこうして皆さんに防災について勉強してもらうことです」その後、自分のこととして勉強した4年生。授業の終わりには「土砂災害や大雨で避難している最中に、地震がきたらどうするんですか?」と最悪の状況を想定した質問もありました。子どもたちは守られる側でもあるけれど、避難所ではもっと小さい子どもたちのために守る側になることもあります。「笑顔になるために、笑顔にするために」何ができるのかを考え続けることが大切だと思いました。 写真左:防災教室の様子 中:1年生の担任が出張で留守にしました。1年生宛のお手紙が黒板に書かれていました。 右:1年担任が留守の時間に、1,2年生は体育の連学年合同授業をしていました。準備体操から、2年生が上手にリードしていました

  • 9月28日(火)繰り返し勉強します

    2021年9月28日

    秋の交通安全教室がありました。「今日は“死角”、“内輪差”、“衝突”の3つについて勉強します。最初は“死角”についてです。“死”という文字がありますから、この言葉は危険なことを表しています・・・」3人の指導員さんが、児童が体験したり、実際に見たりしてわかるように、簡単な言葉に置き換えて指導してくださいました。学校では、命にかかわる勉強は何回も何回も繰り返し勉強します。大切な命は一つしかないからです。そして、その命は自分で守ることができるようになることが大事だからです。いつでも気をつけていようと思う子どもたちになってほしいと願っています。

  • 9月6日(月)50年間で初めてのこと

    2021年9月6日

    9月4日(土)大雨でした。長谷地区の一部には避難指示が出されて、長谷中が避難場所になりました。夜、学校へ来てみると「砂場の砂を土嚢に使わせてもらいたい」と地元の消防団から連絡がありました。一緒に作業をしていると「これだけあれば、水が止められるだろうか?」「一度行って足りなければ又来よう」と消防団の方の話が聞こえてきます。既に雨は止んでいたのですが、崩落したり出水したりしている箇所があり、必死で対応している様子でした。最終的に軽トラック2台分の土嚢を運び出しました。今朝、近所の方に「50年間ここにいるけど、初めてのこと。マンホールや鉄板が溢れる水で持ち上がって、泥と一緒に倉庫に入ってしまった。恐ろしかった」とお話しを伺うことができました。今日も大雨警報が発令されました。各地で起きている災害ですが、ここ長谷でも他人事ではありません。「子どもたちの命を守る」ことを最優先に考え、避難計画の見直しを進めたいです。

    9月1日の地震を想定した避難訓練の様子です。「自分の命は自分で守る」自分で考え、自分から取り組むことが必要になります。本当の非常時には、地域のために高学年にも自分のできることをしてもらって、活躍してもらわなければならないかもしれません

  • 8月30日(月)みんなでもう一度

    2021年8月30日

    運動会の特別時間割が始まりました。今年の運動会も考えられる限りの感染予防対策をした上で、種目数を絞って実施します。子どもたちは、学校行事でも様々なことを学び成長します。友だちと同じ目標に向かって練習することで、一人では出来ない事も初めてできるようになることもあります。地域の方や多くの保護者の皆様に観ていただくことはできませんが、制約のある中、自分で考えて動くことで子どもたちにもたくさん成長する姿が見られると考えています。今朝は全校集会で感染予防について話しました。ずっとマスクの生活を続けてきて「これくらい大丈夫なんじゃない」と油断してしまわないように、換気、手洗い、うがい、最低1m以上の間隔、遊び方、登下校の仕方等について再確認しました。また、マスクも不織布のような感染リスクがより低いものを使っていくように話しました。子どもも職員もみんなで気をつけて児童会目標「ニコニコキャッチ トリプルA(あいさつ 安心 安全)」の学校生活を創っていきたいです。

    左:強風等で落下の危険がある校庭の桜の枯れ枝を伐採していただきました。幹にうろがあるような桜ですが、下の幹はまだ勢いがあるので、根元から切り倒すことはしませんでした 右:3年生「夏の絵」模造紙3枚分の共同作品です

  • 7月5日(月)SOS

    2021年7月5日

    防犯教室がありました。低学年は名探偵コナンのDVD等も視聴した後で、いよいよ体験コーナーです。「ねぇねぇ、おいしいお菓子あるよ。いらない?あげるよ、どう?」と巧みな言葉で言い寄ってくる怪しい大人に、一年生は・・・。今までの生活経験の中にこういうことがないので、DVDで視聴したことが何となく頭では理解できても、どのように反応してよいのかわからないのです。学年が上がると昨年の防犯教室の経験から、きちんと言葉で「いりません」と言えたり、逃げたりすることができていました。子どもたちの様子から、自分の身の安全を守るためにも年に一度のことですが、繰り返し学習することが大事だと思いました。

    左:「おいしいお菓子あるよ」と言われ、何とか対応しようとしている1年生 中:ランドセルを掴まれたら、ランドセルを身体から外して上手に逃げる3年生 右:後ろから身体を直接掴まれたら、身体を丸くして力を入れると持ち上げられません

  • 4月28日(水)いい姿勢は疲れません

    2021年4月28日

    体育集会で基本的な姿勢や動きを確認しました。「気をつけの姿勢は、かかとから頭の先まで真っ直ぐになっているのがいい姿勢です。体重は、かかとの上にかかるようにします。前や後ろ、横に傾けてごらん。大変だよね。いい姿勢になっているのが、一番楽で疲れないのです。」等、6年生をお手本にして全校で確認しました。「運動するときだけじゃなくて、避難訓練でも安全確認をするためにいつもきちんと並びますね。だから、整列できるようになることは、自分の命を守ることにもつながっているのです。」とお話がありました。大事なことを学ぶことができたと思います。

    左:1年生の「前ならえ」の様子。まだ難しそうです 中:1年生の「回れ右」の様子。ゆっくり「1、2、3」のかけ声があっても、左に回ったり、足がクロスしてよろけたり・・・かなり難しそうでした。でも、その一生懸命なところがかわいかったです 右:「しーっ。お静かに願います。1年生のインタビュー録音中なんです」と朝から、張り切って児童会活動をしていました

  • 4月20日(火)止まろう 目立とう 確かめよう

    2021年4月20日

    今日は交通安全教室がありました。自分の命を守る3つのポイントを駐在さんに教えていただきました。それが①止まろう②目立とう③確かめようです。小学生の事故で一番多い原因は飛び出しです。だからまず止まることが大事です。歩行中でも自転車に乗っていてもまず止まることができないとダメです。次に大切な事は目立つことです。小学生は身体が小さいので、大人に比べて運転者が気付きにくいのです。特に低学年はガードレールが近くにあるだけで、気付きにくい存在になってしまいます。しっかり手をあげることが大事です。最後にすることは安全を確かめることです。横断する場合は、右左右をよく見ることが大事です。自動車が止まってくれるかも・・・ではなくて、完全に止まってから渡ることが事故を防ぐことになります。学校では一人で外歩きをする機会はないので、家で遊びに行く時など、特に注意してほしいです。

    交通安全教室の様子です。1・2年生は歩き方を勉強しました。3・4年生は校庭で自転車の乗り方を勉強しました。5・6年生は実際の道路を使って勉強をしました

  • 4月16日(金)iPadで作ります

    2021年4月16日

    27日の児童会総会のために、6年生は議案書を作成しています。3役で相談して議案書はiPadで入力し、総会ではスクリーンに映し出して説明、質疑応答を行います。小さな学校なので委員会は3つしかありませんが、人数が少ないから一人ひとりの責任はかなり重いです。「ニコニコキャッチ」が大事な合い言葉になりそうです。子どもたちがお互いに笑顔をやりとりするような児童会活動になるように考えてほしいと願っています。

    左:議案書作りの様子 中:「黒板を子どもが使えるものにする」授業中、考えを深め合うときに有効な手段の一つが黒板の有効利用です。3年生は自分の考えを黒板を使って入れ替わりながら説明しあっていました 右:子どもたちは通学カバンにいろいろなものをぶら下げています。どの子にも共通しているものは、お守りと防犯ブザーです。手作りのマスコットも多いです。カバンにつけられている様々なものは、子どもたちの安全を願い想いの込められた大切なものだなと思っています。ありがとうございます

  • 4月12日(月)自分の命は,自分で考えて自分で守る

    2021年4月12日

    本年度第1回目の避難訓練を行いました。放送終了から、児童の安全確認、教職員の防災係活動の確認等,全ての活動が終了するのにかかった時間は6分30秒でした。今回は避難経路と非常時における約束事の確認が主なねらいです。安全確認してから児童は校庭に座って待機していましたが、その様子を見ていると長谷の子は災害時の行動の仕方「おはしも」がちゃんと身についていると思います。災害はいつ起きるかわかりません。また,日常生活(登下校や学校生活等)の中にも様々な危険が潜んでいます。自分一人だけの時でも,自分で考えて行動できる子どもになってほしいと願っています。

    左:避難訓練が終了し,1列で教室へ戻っていく様子です 中:休み時間に外で遊ぶ子が増えてきました。桜の下のブランコは今年も人気があります 右:休み時間終了後の1年生下駄箱の様子です。靴をきちんと揃えて入れてありました

  • 4月9日(金)みんなで創ろう

    2021年4月9日

    朝の活動の時間に「生活集会」を行いました。昨日に続いて2回目です。今日は①「姿勢の時間」について②「体育館や校庭での遊びのきまり」について③「あいさつ,階段や廊下歩行」について、全校できまりを確認しました。③はなかよし委員会がクイズ形式にして発表してくれました。そのことを司会進行した児童会副会長に「上手な発表だったよ」と伝えると「いやー、自分としてはまだまだです。セリフがつかえちゃうし、かんじゃうし・・・。ダメでしたね」となかなか自分に厳しい言葉が返ってきました。まだまだ学校生活はスタートしたばかりです。6年生中心に自分たちの学校を創ってほしいと思います。

    上左から:背筋を伸ばして姿勢良く,仲良し委員会の発表,上右:健康診断が始まりました。密を避けるために廊下で視力検査をしています 下左から:バケツを片付け忘れた・・・わけではありません。お掃除の時間の前に用意してから他の活動をしている場所がいくつかありました。昇降口も机や傘立てが既に移動してありました。こういうところが本当に立派だなと思います 下右:給食後に歯磨きをしている3名の3年生です。すれ違った時、3人とも歯ブラシとコップをそれぞれの手に持ち、両手を上にあげて歩いていました。「最初は片手だけあげていたんだけど、両手をあげて歩いたら面白くなっちゃって・・・」どんなことでも友だちと一緒にやれば面白いです。こういうどうでもいいような出来事も学校生活では大事だと思っています