• 8月27日(金)あきらめるな

    2021年8月27日

    いつも朝からサッカーをしている子どもたちがいます。2学期になってから、参加する子どもの人数も段々増えてきて試合形式で遊べるようになってきました。上手にボールを扱える子もいれば、ボールに触れることができない子もいます。ですが、みんな一つのボールを追いかけて楽しんでいます。今朝の試合でボールを相手に取られ、ゴール直前まで迫られた時のことです。「最後まであきらめるな!!」と大きな声を出して同じチームの子に呼びかけている子がいました。今までだと、ボールを奪われたらそのまま相手がゴールするというのが、お決まりのパターンでしたが、取られても奪い取りにいく姿が見られるようになったのです。おそらく社会スポーツでサッカーを習っている子が、普段監督に言われていることを友だちにも言うようになったのだと思います。この子の一言が遊びでやっていたサッカーの質を変えました。子どもは学校の中だけではなく、いろいろなところで学んできます。お互いの学びを出し合い、学び合うのも学校の大切な役割です。

    ひまわり学級でカレー作りをしました。自分たちの育てた野菜を使ってカレーを作ると春から計画してしていたのです。一人ずつ自分専用の調理机とコンロを使い、自分だけが食べるカレーを作ります。お友だちのカレーを食べられないのは残念ですが、丁度収穫できたスイカもデザートに食べることができました

  • 8月26日(木)じゃあ、7時30分にね

    2021年8月26日

    2学期が始まって1週間が過ぎました。学校のペースを取り戻し、朝からグランドで遊ぶ子も増えてきました。「ひとーりだしはおにだぞよい」のかけ声とともに始まった鬼ごっこ。ちょっとしたことで、言い合いになり雰囲気が悪くなりました。どうするのかなと思っていたら「じゃあさ、次はぼくがやるからそれでいい?」とちゃんと仲裁に入る子がいました。再スタートすると、さっきの言い合いのことはすっかり忘れて遊んでいます。子どもの世界で解決することもたくさんあり、子どもだけで上手にやり取りが進むこともあります。遊びながら大切なことを自然に身につけています。帰りに「じゃあ、7時30分にね」と遊ぶ約束をして帰った子どもたちがいました。こちらは、ネットを使った遊びの約束のようでした。平日の夜7時30分から友だちと遊ぶことができるような時代に変わってきていますが、きっとその遊びの中にも自然に身につくことがあるのだろうと思っています。 写真:低学年の運動会表現の練習風景

    体育館の全てのドア、窓を開け、大型扇風機3台を使用して換気し、お互いの距離を確保して練習しています

  • 8月24日(火)100人までできるんです

    2021年8月24日

    放課後グランドの草取りをしていると、授業を終えた6年生が遊びのついでに手伝ってくれました。ゲームの話題になったので、家庭でどんな風にやっているのか尋ねてみると「オンラインでやれば、音声チャットが使えるから、集まらなくても同じゲームができるんです」と、そして「自分が呼びかけてゲームを主催すれば、一度に100人まで一緒にできます」とも教えてくれました。遊びとはいえ、見ず知らずの100人が協働してできるゲームを既に体験しているとするならば、一人1台のタブレットをもっと有効に活用できるのではないかと思いました。これからは「自宅でもタブレットがあれば誰とでも一緒に学習もできる」そんな学び方も増えてくるかもしれません。

    左から:夏休み作品の一部 スノードーム、カラフルピンボール、傘に描かれた星座

  • 8月23日(月)力作揃いです

    2021年8月23日

    夏休み中につくられた児童の作品が廊下に飾られています。自由研究、夏休み新聞、絵日記、工作等様々です。つくる過程では保護者の皆様にも手伝っていただいた作品もあるかもしれません。「雲」をテーマにした自由研究を読むと「雲には大きく分けて10種類ある」ということがわかったようです。大雨が続き各地で大きな被害がありました。これを機会にさらに研究をすすめて、天気の予想が確実にできるようになるかもしれません。2年生のお料理体験報告はどれもおいしそうなものばかりでした。家庭によってパフェにもいろいろあり工夫されていると思いました。どの作品もこの夏の思い出です。見ていると一緒に夏休みを過ごしているような気持ちになりました。

    展示されている工作作品の一部です

  • 7月21日(水)ウキウキしてます

    2021年7月21日

    1学期終業式を行いました。大きな学校行事の延期もありましたが、全員無事にこの日を迎えられたことを嬉しく思っています。子どもたちも黙って食べる給食、マスクの生活等感染予防対策をずっと続けてきました。こうした事ができて、これだけでも立派な子どもたちです。明日から夏休み。子どもたちの声はいつもよりも弾んでいて明るい感じがしました。自分が楽しみにしていることをたくさんして、そして何よりも健康第一で思い出に残る休みにしてほしいと願っています。

    左:3年生 ノー原稿で、マイクなしで、一人ひとり堂々とした発表でした。長谷探検で知ったおすすめの場所を紹介してくれました 中:5年生 5年生になって頑張ったことや楽しみにしてきたこと、これからもしっかりやりたいと思っていること等を代表して発表してくれました。運動会や臨海学習が2学期にはちゃんとできますようにと願いも込められていました 右:プールの学習も今日でおしまいです。どの学年もお楽しみ学習をしていました。大きな浮島をつかって遊んでいました

  • 7月13日(火)聞こえてきます

    2021年7月14日

    7月に入ってから朝の時間や休み時間に楽器を演奏する音が聞こえてくるようになりました。11月に行われる音楽会の曲がそれぞれの学年で決まってきたからです。そして、合奏でも自分の演奏する楽器の担当が決まったので、子どもたちは自主練を始めているのです。登校途中にも「ぼく、今年はドラムなんだよね」と自分が担当する楽器について話題にしている子がいました。昨年はソロ演奏のパフォーマンスをする学年もあり、少ない人数なので一つ一つの楽器の音は大きな役割を果たします。子どもたちが張り切っていて、今から本番がとても楽しみです。

    今日は2学年ずつに分かれて歯科指導をしていただきました。高学年の様子です。「よくかむと・・・頭がよくなる」「かむことの8大要素 ひみこのはがいーぜ」

  • 7月8日(木)兄ですから

    2021年7月8日

    昼間は水泳ができるような天候だったのに、低学年の下校の頃から6時間目のクラブ活動終了後の高学年の下校時刻にかけて少し激しい雨が続きました。「降ると思っていなかったから、足がびちゃびちゃになっちゃった」と1年生。それでも、頑張ってちゃんと家まで歩いて帰りました。クラブで張り切り過ぎて少し体調が悪くなった子の様子を昇降口に見に行くと、ちゃんとお兄ちゃんが面倒をみていました。「大丈夫か?」と弟に声をかけ、弟のランドセルも自分の肩にかけています。「重くて大変だけど大丈夫?」と言うとすぐに「兄ですから」と力強い返事が返ってきました。そして、先に出発したお兄ちゃんの友だちも校門下のバス停で待っていてくれました。同じように心配していたのです。こういう優しさが素敵だなと思いました。

    畑で作物の収穫ができるようになってきました。しかし、草も良く育っています。1年生も草取りを頑張ったようですが、カエルが見つかると作業は一時中断。なかなかはかどらない草取りです

  • 7月7日(水)願いごとはなんですか?

    2021年7月7日

    7月1日から昇降口に笹竹を飾ってあります。参観日には保護者の方にも願い事を書いていただきました。子どもたちも自分のお願い事を短冊に書いて飾っています。七夕の装飾は「1年生にやらせてください」と申し出があったので、自由に飾ってくださいとお願いしました。みんなで何かに願う行事は、元旦~大晦日まで何回かあります。きっとそれぞれに意味があり、大切にしてきた日本の文化です。七夕の願い事は、朝露用いた墨で書く風習があったと思います。もしかしたら、昔ながらやり方で飾っているご家庭もあるかもしれません。今晩は天候が悪くて星空を見ることはできそうもありませんが、子どもたちや保護者の皆さんの願い事が叶いますように、そう願っています。

    2本の笹竹にたくさんの願い事が書かれています。1年生が上手に飾り付けをしてくれました。

  • 全校で伊那市の植樹祭に参加しました。山は雨水等を貯める水瓶(自然の貯水ダム)の役割を果たしています。それには樹木が大切な役割を担っています。今日植樹した苗木は伐採されても姿を変えて役立つものになります。植樹した苗木も子どもたちと一緒に年月を重ねて生長し、50年後には伐採されるそうです。感想に「私たちの生活を守る植樹をすることができて良かった」という言葉がありました。子どもにとってはすごく先の話ですが、度々思い出して自分の植樹した苗木の様子も見に来ることがあればいいなと思いました。

    左:伊那市長さんから今日植樹する「ミズナラ」の木についてお話しがありました 中:1,2年生は移植ごてで穴を掘り植樹しました 右:作業後、全員で記念写真を撮りました 作業中は良い天気で眼下に伊那市街地もきれいに見えました

  • 6月28日(月)弟の願い事

    2021年6月28日

    「ねぇ、先生。私の弟の願いって何だと思う?」「七夕様の願い事のこと?」「そう。」「何か欲しいものがあるのかな?」「ちょっと違うよ。あのねぇ、この間おばあちゃんがヘビを見てビックリして転んだ時に骨を折っちゃったから入院してるの。だから、早く良くなりますようにっていう願い事なんだよ。私もそういう風に願い事を書くんだ。」この後、次から次へと自分の事、蚊に刺されてかゆかったこと、目薬を上手にさす事について、飼っている犬やオタマジャクシの事等、たくさんお話ししてくれました。何よりいつも一緒にいるおばあちゃんの事を心配している気持ちがすごく伝わってきました。長谷の子はみんな優しい心を持っています。

    左から:職員室前廊下の紫陽花 いつもお花が飾られている学校です あるだけでホッとした気持ちになります 右:給食の「コンコン揚げ」です。油揚げをひっくり返して、中に具を入れて揚げたものです。キツネの形になっているのがわかるでしょうか?