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「あくびをします。その時口の中は大きく拡がっていますね。体育館も教室とは違って天井がとても高くて拡がっています。だから教室よりも声が響くのです。みんなの口の中も同じように大きく拡げると声が響くんですよ。口の中の天井を高くすることを意識して歌ってみましょう。」そう教えてもらってからの歌声は、確かに響きが違いました。「もっと声を響かせよう」と言われてもどうして良いかわからない子もいるはずです。子どもたちがわかるように、そしてできるように話をすることが大切だなと思いました。今朝は音楽集会でした。長谷の子の歌声は宝物のように美しいです。
上段左:音楽集会の様子 卒業式の練習をしています 上段中:昨日はひな祭りでした。長谷小の廊下にもおひな様が飾られています 上段右から:「サンハート美和」さんから卒業生に手作りのコサージュをいただきました。毎年お祝いとして、入所者の皆さんと職員の皆さんで作ってくださるものです。当日は、これを胸に飾り立派な姿を見せてくれると思います。ありがとうございます
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「よし、じゃあサッカーやるか」朝、登校時に学校門で出会ったクラスの友だちへ一緒に遊ぼうと誘いの言葉をかけている子どもがいました。子どもたちは、様々な理由で時には学校に足が向かない場合もあります。そんな時、友だちがこうして誘ってくれて、一緒に何かやることがあると元気が出てきます。小さい頃から一緒に生活してきている子どもたち同士にしか出来ない事です。もしかしたらこれから先、今度は誘ってもらう逆の立場になることだってあるでしょう。ともに学び、ともに育つ。学校はそういう場でもあります。
児童画作品展入賞作品が回覧鑑賞されています。他校の同じ学年のお友だちはどんな絵を描いているのか、関心を持ってみてほしいと思っています
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放課後、6年生の女の子3人が職員室前廊下の教具を楽しそうに触っていました。下校時刻になったので、「さようなら」と声をかけると、明るい声で「さようなら」とあいさつが返ってきました。登校日数が後2週間を切りました。こんな友だちとの何気ない楽しい会話も小学校でできる日もあとわずかです。子どもたちがこんな明るい気持ちで3月を迎えられたことに感謝したいと思います。
「孫がいつもお世話になっています」と手作りの”やしょうま”を届けてくださいました。毎年、届けてくださるのだそうです。とてもきれいです。ありがとうございます
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「来年の今頃,よく頑張れた,成長できたと言えるように一つひとつの活動を一生懸命やり抜いてほしいと思います」5年の学年だよりに担任の想いが書かれていました。5年生の新役員が運営する第1回の児童会が行われました。活動計画の原案を作り、担当の先生と相談し、臨んだ第1回。どの委員会でも緊張した面持ちで、仕事の説明をしている5年生。6年生は一年前の自分たちを思い出して、たくさんアドバイスをしていました。始まったばかりの5年生には一年後は想像できないと思いますが、ともに歩んでいく担任は一回一回積み重ねて行った先の姿を考えているから大丈夫です。3月の生活目標を「六年生との思い出をたくさん作って笑顔で中学校に送り出そう」と決めた5年生。一歩ずつ進んで行こう。
上段:第1回児童会の様子 放送室での説明、保健室での説明、6年生が当番表を見て「4人の曜日と3人の曜日があるから、そこを考えた方がいいかも・・・」と歩きながらアドバイスをしていました 下段:3年生が高遠北小学校の3年生と交流会を行いました。「孝行猿のオペレッタ」を観てもらいました。最後に集合写真です。楽しい1時間を過ごしました
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6年生がキャリア教育でJICA経験者の本校職員よりカンボジアで生活してきたことについて話を聞きました。「朝は、小鳥の鳴き声で起床し、夕日を見て一日が終わること。蛇口をひねれば水が出たり、毎日お湯のシャワーや温かいお風呂に入れたりというような便利な生活をすることは出来ないけれど、心がゆったりとして豊かな気持ちで生活が出来ます。カンボジアは、家族を大切にする国です。食事の時は家族全員が揃って食べるのが当たり前で、3食とも家族全員で食べます。若者はみんな明るく夢がある。希望に溢れている国、それがカンボジアです。」昨日、お話しを聞いた長谷で農業をしておられる若い方々の生き方に重なるところがありました。「日本では『将来の夢』と聞かれると職業を答えることが多いですが、ちょっと違うと思っています。こうやって生きていきたいという生き方を持つこともすごく大切です。それを持ち続けると毎日が輝いてきますよ」と大切なことを6年生に伝えてくれました。もうすぐ巣立つ6年生の心に響いたことでしょう。
私が思いきってカンボジアへ行くことにしたのは、今やれることをやっておかなければ、やらなかったという後悔の気持ちをずっと持ち続けることになると思ったからです。人生は1回限りです。みんなでカンボジアの場所を確認しました。習字を教えてもらった現地の生徒たち