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今年度も手良地区在住の読み聞かせボランティアのみなさんによる読み聞かせが始まりました。
子ども達のために「どんなお話を読もうかな?」とよく考えて選んでくださったお話です。本の挿絵が見える距離で、食い入るようにして耳を傾ける子ども達の目はきらきらしています。そして、子ども達の反応を見ながら、読み進めてくださる生の読み声は、テレビやオーディオから流れる機会音と違ってあたたかく愛情が込められているのを感じました。
3年生は手良の民話「清水庵物語」(中坪の歩み研究会作)の大型紙芝居を読んでいただきました。手作りの紙芝居は、とても迫力があって美しい絵です。
読み聞かせは、子どもの言葉の発達を促し、全ての学習の基礎となる「読む力」を向上させます。また、想像力や語彙力も豊かになると言われています。一人読みができる高学年でも、本を読んでもらうことは心地よいものです。低学年のうちに、たくさんの絵本を読んでもらった子は、読書習慣が身につき一人で読書を楽しむようになります。おうちでも、ぜひ一緒に本を開いてみてください。
ボランティアのみなさんによる読み聞かせは、毎月一回を予定しています。
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2週間にわたる「読書旬間」。懇談会で下校も早く、夜長のこの時期に家族と一緒に、または、友だちと一緒に読書をしたり本について語ったりして本に親しむ期間です。
いろいろな本に親しみつつ、心に残る一冊と出会えるといいですね。
2日目は毎月の読み聞かせでお世話になっているボランティアの皆さんによる「読み聞かせの会」が行われました。
ボランティアの皆さんは、簡単な衣装をつけ、動きをつけたり音をつけたり声色を変えた
りといった様々な工夫で、子どもたちを引きつけてくださいました。
さっそく子どもたちはお礼の手紙に感想や感謝の言葉を書きました。
お礼の手紙から
● 「ここがせかいいち」のエベレストの大きさが大きくてびっくりしました。おもしろかったです。(1年) ● 本のよみきかせありがとうございました。「ボクはもうじき食べられる」という本が感動して、いのちの大切さが分かりました。(3年)
● わたしはクジラの本で少しかんどうしました。200さいまでいきるとは、知らなかったです。本当にありがとうございました。(4年)
● えほんの「くものすおやぶん」がおもしろかったです。おかしをかくればねがうばったところと、かくればねをさがすところがおもしろかったです。(1年)
● 読み聞かせありがとうございました。てらとぴあ(手良公民館)のお話会も楽しみにしています。(5年)
● ぼくは「くものすおやぶんとりものちょう」と「もうじき食べられるぼく」が心にのこりました。…「もうじき食べられるぼく」はお母さんと会おうとしたけれど、合わなかったのが悲しかったけど、お母さんがおいかけてくれたさいごのばめんが一番心にのこりました。読書ボランティアのみなさん、ありがとうございました。(3年)
● 本ごとにその役になりきって、声を変えて読み聞かせをしていてすごかったです。毎年いろんなおもしろい本を読んでくれてありがとうございます。(5年)
● 私が一番心に残ったのは,クジラのボウの話です。環境が悪くなって、氷がどんどん溶けて、生き物たちや環境のことをよく考えることができました。どの方も、すごく上手な読み方でとても聞きやすかったです。今度のお話も楽しみにしています。(5年)
● いろいろ絵本を読んでくれてありがとうございます。とくにわたしがおもしろかったのは、食べられたやまんばです。やまんばが豆になって、おしょうさんがそれを食べて、やまんばがどうなったかふしぎです。おいそがしい中きてくれて本当にありがとうございます。おしごとがんばってください。(2年)
● げきのようそもまじって、見ていてとてもおもしろかったです。とくに「ホッキョククジラのボウ・200年のたび」です。クジラにそんな長生きのしゅるいがいるなんてびっくりしました。どんどん変わっていくきょういにけしき、こんな気持ちなのかなって、あらためて考えさせられるお話でした。ありがとうございました。(6年)
● 「せかいいちのエベレスト」がみんなの声がそろっていてすごかったです。ぼくがいいと思ったのはせかいいちはほっきょくです。さむくてこおっちゃうぐらいだと思いました。長く読んでいただき、ありがとうございます。(2年)
● たくさんの本を読んでくれてありがとうございます。わたしは「くものすオヤブン」が一番おもしろかったです。他にも、げきみたいなことをやっていたりして、とてもおもしろかったです。また、来年も読み聞かせを聞きたいです。おもしろい本など、いろいろな本のお話があってうれしかったです。(4年)
● ぼくが印象的だったのは「もうじき食べられるぼく」です。今までほとんど考えなかった、食べられる側の気もちを考えさせられました。とても素敵な読み聞かせをありがとうございます。(6年)
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5月8日水曜日より、本年度の読み聞かせボランティアさんによる読み聞かせが始まりました。今年度も手良地区在住の8名の方にご協力いただき、子どもたちを本の世界に誘っていただけることになりました。
1年生の教室では「へびさんのぬいぐるみを使ったお話」、「せかいでいちばんきれいな音のお話」の2つの読み聞かせをしてくださいました。
「いつもの読み聞かせとはちょっと違うね!」という子どもたちの声が聞こえてきます。1年生の教室で読み聞かせをしてくださった方は、お話を全て覚えていらっしゃって、本を読まずに読み聞かせをしてくださいます。その様子に子どもたちもびっくり!
読み聞かせボランティアさんによる読み聞かせを月に1回あります。次回も楽しみです。
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夜の時間が長く、家にこもることが多くなるこの時期に、本に親しみ、豊かな心を育もうと読書旬間を実施しています。
読書旬間2日目。朝は図書委員会による図書集会が行われました。
集会では、「『どろぼう学校』の子ども」に扮した図書委員の皆さんによる寸劇。読書旬間中のイベント(読み聞かせボランティアの皆さんによる「読み聞かせの会」・先生方による『お話の部屋』・物語に関係するメニューが提供されるコラボ給食・図書館来館イベント等々)とおすすめ本をお話と映像を使って面白おかしく紹介しました。この機会に、たくさん図書館に通って、1冊の本との出会いを楽しめるといいですね。
その図書集会と同じ日に、読み聞かせボランティアのみなさんによる「読み聞かせの会」が低学年、高学年別に行われました。
低学年の部では、はじめに子どもが両腕を広げたぐらいの幅広い大きな絵本の読み聞かせがありました。「きょうりゅうのおおきさ」という絵本でした。人類誕生前の恐竜の世界についてその大きさを実感し、時には歓声を上げながら楽しく聞かせていただくことができました。
その他にも紙芝居や、食べ物の2つの違いを発見するクイズ形式の絵本で楽しむなど、ボランティアのみなさんとの楽しい時間があっという間に過ぎていきました。
各学年では、その感動を忘れないうちにお礼の手紙を書きました。紹介します。
2年生のお手紙から…
・読み聞かせをしてくれてありがとうございます。『あひるの王さま』が楽しかったです。また読んでください!
・いろいろな本やかみしばいを読んでくださり、ありがとうございます。ぼくが一番おもしろかったのは『あひるの王様』です。あひるがきつね、はち、川をのみこんで、やくだって、さいごは王さまがかんむりをおとしてそれをひろって「あひるの王さま」と言っているのがおもしろかったです。『大きなきょうりゅう』もどんどん大きくなっているところがすてきでした。すてきなこえでありがとうございました。
6年生のお手紙から…
・私が一番心に残った本は、『ぽかぽかスープ』です。理由は、一文一文言うときに、表情などを変えて呼んでいて、一生懸命読んでいるんだなぁ、と思ったからです。どの本もとてもおもしろかったし、新しい本に出会えてうれしかったです。来てくれてありがとうございます。
・すてきな読み聞かせ、ありがとうございます。私は『ついてくる』が心に残りました。最初に「あなたはこんな体験したことがありますか?」と聞いているのに、最後はゆうれいの子どもの話だったのが、とてもおもしろかったです。久しぶりに絵本を見ましたが、とてもおもしろかったです。
・今年も読み聞かせ、ありがとうございました。これで「お話の部屋」で読み聞かせを聞くのも最後だと思うと、少しさびしくなってしまいました。個人的に一番心に残ったお話は『あひるの王さま』です。最初は王様の金のむだづかいがひどいことから始まり、最後さるかに合戦のようになり、まさかのあひるが王さまになるという意外な終わりかたで、びっくりしました。読み方もいろいろ工夫がされていて、とてもいんしょう的でした。
いろんな本に出会う2週間になりそうです。
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今年も読み聞かせボランティアのみなさんによる読み聞かせが始まりました。
1年生のみなさんは「ひな鳥とネコ」というミャンマーの昔話を聞かせていただきました。ネコの分のケーキを食べてしまったひな鳥とその母鳥が、ネコに追いかけられ、台所のつぼの中にそっと隠れていると、くしゃみが我慢できなくなり、うっかり大きなくしゃみをしてしまうというお話。ネコに見つかっちゃう! という緊張感を楽しみながら、お話を聞くことができました。
今年のボランティアのみなさんは全部で8名です。1年間よろしくお願いします。
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日の短いこの時期に、家族や友だちと本について語り合うとともに、一人ひとりがより本に親しむことを願い12月5~16日まで、読書旬間が行われています。
6日(火)は読書ボランティアの皆様による「読み聞かせの会」がありました。
テレビモニターに映し出される本(「じゃない!」)の絵を見たり、紙芝居(「おだんごころころ」)の絵を見ながら、子どもたちはボランティアの皆様の語りに聞き入っていました。
「『じゃない』のすべてがおもしろかったけど、ぼくが一ばんおもしろかったのは、アイスのなかみが手だったからおもしろかったし、ちょっとこわかったし、ふしぎだなーっておもいました。」(1年Nさん)
「私が一番おもしろかったのは紙しばいの『おだんごコロコロ』です。どうしてかというと、みんなで声を合わせたり、一人ひとりの声がその役に合っていておもしろかったからです。次におもしろいと思ったのは、『バスが来ましたよ』です。目の見えない病気の人のお手伝いをしていた女の子や男の子がすごいと思いました。いろんな本を知ったり、知らない本が見れてうれしかったです。」(3年Rさん)
「今日は楽しい読み聞かせをしてくださって、ありがとうございます。私が一番心に残ったのは『バスが来ましたよ』です。私はノンフィクションが好きです。伝記を主に読んでいて、絵本は初めてだったので、わくわくしました。心に残った理由は、小学生たちが主人公を助けていて、それが当たり前になっていることに心があたたまったからです。私も『さきちゃん』みたいになれたらいいな、と思いました。すてきな読み聞かせをありがとうございました。」(4年Sさん)
本の世界のよさに触れるばかりでなく、こうした機会をつくってくださり、練習など準備をされてきた地域の皆様へ、厚い感謝の気持ちももつことができた子どもたちでした。
9日は先生方による読み聞かせもありました。子どもたちは聞いてみたい本を選ぶのみで、実際に誰が読んでくれるかはわかりません。「ふまんばかりのメシュカおばさん」という本を選んだ子どもたちは、校長先生の読み聞かせでした。
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日の短いこの時期に、家族や友だちと本について語り合ったり、一人ひとりがより本に親しむことを願って12月6~17日までは読書旬間が行われています。
7日(火)は読書ボランティアの皆様による「読み聞かせの会」がありました。テレビモニターに映し出される本の絵を見ながら、子どもたちはボランティアの皆様の語りに聞き入っていました。各学年の子どもたちの感想、ボランティアの皆さんへのメッセージをご紹介します。
「『はやくちこぶた』では、いろいろはやくちことばをいえてよかったです。『とらのじゅうたんになりたかったとら』はとらがおしろにいれてもらったところがいいなとおもいました。」(1年生)
「わたしが一番おもしろいと思ったお話は、『したきりすずめ』です。おじいさんとおばあさんが、水を7はいものんでいたので、おもしろいなと思いました。二番目は『メイシーちゃんのクリスマスイブ』です。英語のつぎに日本語で言ってくれたので、とても分かりやすかったです。」(2年生)
「『はやくちこぶた』は、はやくちことばを絵にしてやっていて楽しくておもしろかったです。『トラのじゅうたんになりたかったトラ』は、さいごにトラがみんなをまもるなんてすごいじゅうたんだな、と思いました。」(3年生)
「ぼくが一番おもしろかったのは「したきりすずめ」です。おじいさんがスズメのことを大事にしていて、かわいいなと思いました。動物も人の言葉や気持ちが分かるんだなと思いました。もう一つはメアリー・スミスです。ノッカー・アップはすごく早起きをしないといけないから、すごくたいへんだなぁ、と思いました。自分だったら無理だなぁと思いながら見ていました。すごくおもしろかったです。またおもしろい本を読みたいと思いました。」(4年生)
「読み聞かせボランティアの皆さん、今日は本当にありがとうございました。私が一番おもしろいと思ったものは舌切りすずめです。何度か読んだことはあったけど、ボランティアの皆さんが工夫して読んでいでいて、お話の中にいるようでおもしろかったです。どの本もおもしろかったし、楽しかったです。」(5年生)
「今日の読み聞かせは、心がとても温まりました。舌切りスズメの紙芝居など、読んだことのあるものもちょくちょくありましたが、語り口調で間を工夫し、僕たちを笑わせてくれました。改めて、読み方によって、聞いている人の気持ちを変えるものだと分かりました。これからあと数ヶ月間、読み聞かせよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました。(6年生)」
本の世界のよさに触れるばかりでなく、こうした機会をつくってくださる地域の皆様へ、厚い感謝の気持ちももつことができた子どもたちでした。
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読み方に抑揚をつけたり、間を取ったり、スクリーンを使って迫力を出したり、子どもたちに訴えかけるようにして暗唱でお話を聞かせてくださったりと、ボランティアの皆様のそれぞれの演出で、子どもたちは本の世界に引き込まれています。
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読書旬間実施の願いは、「家族と一緒に、または友だちと一緒に読書をしたり、本について語ったりして本に親しんで欲しい。いろいろな本に親しむ中で、心に残る一冊と出会い、豊かな心をもって欲しい。」です。
旬間中には、①全校朝読書、②読み聞かせボランティアの方々による「読み聞かせの会」、③学校職員による読み聞かせ、④お話し献立等を行っています。心に残る一冊と出会えたでしょうか?
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