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手良地区建設労働組合(有志)手良活性化促進会議 手良公民館 手良地区子ども会育成会の各団体よりご支援をいただき、12月4日(土)に「親子ふれあいトンカチ教室」が行われました。
親子で力を合わせて一つのものを作り上げていく貴重な体験の場でもあり、また子どもたちにとって地区の方々とふれあう場としてたいへん貴重な機会となっています。
今年度制作したものは「積み重ねできる 何でもBOX」。おうちの方がしっかりと板を支え、慎重に釘を打つ子どもたち。最後に校長先生やPTA副会長さんに「手良小学校」の焼き印を希望するところに押してもらって完成。素敵な作品ができました。
なお、この事業は「長野県森林づくり県民税」を活用させていただいております。
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11月15~26日は、手良小学校の「なかよし旬間」でした。縦割り班による清掃。友だちのよさ、自分のがんばりについて書き、互いに見合う「なかよしの木」の取り組み。児童会まつりなど、クラスだけでなく、異学年のお友だちとのふれあいを通して、より仲良く、そして互いに認め合う2週間となりました。
たくさんの葉が茂り、花が咲きました…なかよしの木
友だちの「がんばり」「すてきだなぁ」と思うことを書き合い認め合うことに加えて、自分自身を振り返り、自分のよさに気づき認めることは手良小学校で大切にしていることです。(詳しくは「手良小グランドデザイン」をご覧ください)そのよさを友だちはもちろん、職員も共有し、協同の意識を高めてまいりたいと思います
各委員会が企画したゲームなどに仙丈グループで楽しみました…児童会まつり
児童会最大のイベント「児童会まつり」は、児童会の委員会がそれぞれ企画を考え、準備をして、全校で取り組む楽しいベントです。
4年生…「ぼくは初めて運営する側でした。スタンプを押すのはこんなにたいへんなんだなぁと思いました。」これまでの3年間は楽しむ側でしたが、上級生となり、はじめて立場が変わるとともに気持ちも変わった4年生。自覚と責任感からでしょう。朝早くから進んで準備ができたようです。
5年生…まつりの後半は5年生が中心となって各委員会の催し物を運営しました。準備を整えてくれたのは6年生でしたが、頼る上級生がいないという状況の中でもよく考え、行動することができました。児童会の先頭に立つ日ももうすぐの5年生です。
6年生…修学旅行が終わっても息つく暇もなく、この日のための準備を進めてきました。全校のみんなが楽しみにこの日を迎えられるように、お昼の放送で、各企画の紹介・宣伝を実行委員長がしてくれました。この放送で、全校の皆さんが、当日を楽しみに待つことができたことでしょう。
スムーズに運営ができるよう、何度もリハーサルし、試行錯誤のうえに準備をした6年生でした。
当日の感想から…
・嬉しかったことがありました。5年生がいろんな仕事をやってくれたことです。ぼくが仕事をやっている間、班長に任命された5年生が、班をしっかりまとめてくれていました。
・朝、提出物を出すと児童会まつりの実行場所・音楽室に行きました。やることは「説明文」の完成でした。本当に時間を費やしました。…(ルールの)説明は念入りにやりました。…その後アドリブでじっくりゆっくりわかりやすく言えるようになってきました。最後は自分自身もノリノリでした。
・…今回はゲームをやってもらう側で、たくさんの準備等が必要だったので、楽しいというよりも疲れました。でも、みんなに楽しんでもらえてよかったです。
一方の低学年の子どもたちは、仙丈グループの友だちとともに、学校生活のルールの問題を教室から探し出して解いたり、裏に言葉や絵がかかれた大きなカードをめくってペアを見つけ出すゲームに挑戦したり…。楽しいひとときをみんなで過ごすことができました。
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高遠消防署の皆様にご協力をいただき、全校児童が「震度7」の地震を体験することができました。
「怖かった」「頭巾が動いてたいへんだった」「机の脚にしっかりつかまった」など、実際に揺れを体験しないと分からないことが分かりました。
しかし、体験車の机は固定されています。もしこれが教室だったら…、固定されていない机だったら…、図書館・トイレ・廊下・体育館にいたとしたら…などなど、想定しておくことがまだまだありそうです。
消防署の方からの宿題が一つ出ました。「こんなにすごい揺れがきて、お家で倒れてきそうなものはないか、おうちの人と話してみてくださいね。」とお話がありました。
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11月13日は参観日、四者共催講演会が行われました。講演会は2年ぶりの実施。新型コロナの感染対策のため、来賓の皆様、地域の皆様には参加していただくことができませんでしたが、今年度は、親子で運動を交えながら、講師の先生のお話を伺うことができました。
講師の先生は、(株)BCF代表取締役の関賢一先生です。令和3,4年「生きる力をはぐくむ歯・口の健康づくり推進事業」に関わって、歯・歯並びの良し悪しが、その後の成長に大きくかかわることを冒頭にお話しいただきました。
20歳を過ぎると徐々に体力は落ちていく。20歳までの体づくり、その後の健康づくりの大切さを大人にも教えてくださいました。
まだまだ研究段階とのことですが、体幹づくりは、運動機能の向上に限らず、消化不良や睡眠時無呼吸症候群に代表される呼吸づくりにも大いに関連があり、より健康的な生活を営む上で、とても大切になっていきます。
歯の「嚙む力」は、噛むときに使う筋肉を刺激するばかりでなく、体の多くの筋肉と連動し、成長ホルモンの分泌にもつながるそうです。成長のためには食事でしっかり嚙んで筋肉の働きを高めることも大切、と最後に結ばれていました。
講演中は親子で、体ほぐしの運動、体幹や柔軟性を高める運動に取り組みました。お母さん、お父さんが必死になって、体を支えている下をお子さんが嬉しそうにくぐったり、お子さんの肩の位置など姿勢を真剣になって確かめている保護者の皆さんの姿がたくさん見られ、親子のふれ合いの場にもなった講演会でした。
主催の手良地区活性化促進委員会、手良公民館、手良地区子ども育成会、手良小学校PTAの皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。
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新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、延期となってた6年生の修学旅行が、11月9,10日に行われました。目的地は松本の他、長野・千曲・飯山といった北信地域です。縄文時代から近世に至るまで、長野県で起こった歴史に触れ、彫金栞づくりでは飯山の伝統工芸を体験することができました。
松代象山地下壕…昭和19年国策の一つとして掘った長大地下壕。工事に携わった人々、ダイナマイト騒音に悩まされた地元の人々、当時の苦しみを飯島さんから伺うことができました。
森将軍塚古墳…山の上に作られた巨大な前方後円墳。近くの県立歴史館では当時の様子を伝える出土されたものを見ることができました。
北竜湖畔…人里離れたホテルは、ひっそりとしていて、とても落ち着いた場所でした。近くの北竜湖の水面に映る紅葉の山々がたいへんきれいでした。
彫金体験…模様や図形を入れる型棒を金槌で打ち、銅板に模様を入れていきます。力加減がたいへん難しいです。一人2枚ずつ作品を完成させました。
北陸新幹線に乗車…バスなら高速道路を使っても約1時間かかる飯山・長野間をわずか12分! 速さと快適な乗り心地を味わいました。
茶臼山動物園…大きな像、ゆったりと歩くトラ、動きの可愛いレッサーパンダなどなど、数々の動物に癒やされたひとときでした。
クラスみんなで、集団の行動力を高め合おうとする姿、出会う人々への気持ちのよい挨拶など、さすが6年生と思わせる立派な姿をたくさん見せてくれた20人でした。