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上伊那郡内の保健の先生、栄養士の先生をお迎えして、「生きる力をはぐくむ歯と口の健康づくり」に関わる研究授業が行われました。

1年生では、歯の染め出しでわかったみがき残しの場所を、大きな口の図に赤マグネットを置いていきみんなで確認し合いました。その活動を通して、「なぜそこがうまくみがけないのか」さらに「どうやったらみがけるのか」話し合いをしました。

つづいて保健の先生に、歯と歯の間、少し奥に入った歯の磨き方のコツを教わり、さっそく実践してみました。

みがいた後の感想では、「優しい力でみがけたよ」「歯と歯の間がみがけた」「奥の歯もみがけた」といった感想が聞かれました。
これから少しずつ歯が抜けては生えてきて、どんどん口の中が変化していきますが、この授業をきっかけによりよいみがき方が身につけられるといいですね。
さて6年生は総合的な学習の時間で「歴史学者になろう」というテーマです。

「弥生時代に虫歯が増えたのは、米づくりが始まったからである」この仮説が正しいのか、そうでないのか、調べたことを根拠にしながら自分の考えを発表する学習場面でした。

「米づくりが始まって、米を食べるようになったから虫歯が増えた」というのはわかりますが、「その後、なぜ減っているのか」「米をよくかむと『糖』に変わるから虫歯になりやすい」「食べ物は米だけではない。果物も食べるようになったのが虫歯の原因ではないか」 さらには「渡来人」が伝えた生活様式が虫歯の数に影響しているのでは、といった内容など、様々な意見が出てきました。

また、何を食べるかだけでなく、その食べ物の成分や、調理の仕方や食べ方、かむことの影響や、歯並びの善し悪しなど、様々な角度から意見が出され、話し合いが深まっていきました。

授業の後半では、本校栄養士の先生が登場し、食べることは「生きること」である、ということや、縄文・弥生時代の食事の様子、そしていろいろな食べ物があふれている現在の食べ物との関わり等、多くのことを学ぶことができました。
話し合いは結論が出たわけではありませんが、6年生は一人ひとりが、更に課題意識を持ち調べてみよう、という力を持っています。
1,6年生も、この授業を通して、よりよい歯への思いや行動に移っていくように感じられます。
手良小ではさらに2,4年生が、11月5日(金)に公開研究授業を行います。さて、2,4年生はどんな「学び」の姿を見せてくれるでしょうか…。
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澄み切った青空のもと、仲仙寺見学、パン作り体験、山荘ミルクさんでの昼食、パラグライダー体験と、一日めいっぱい体を動かして過ごしました。

仲仙寺の紅葉は見事でした


自分だけのパンができて子どもたち大満足


パラグライダー体験。天気と風がよく、全員が上手に飛ぶことができました。
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新型コロナウイルスの感染対策のため、3部構成の音楽発表会となりましたが、全校の子どもたちと保護者の皆さんとともに、学年ごとの素敵な発表を鑑賞することができました。
「緊張する」「失敗しないといいなぁ」という声も聞かれましたが、担任の先生の指揮を見る目は自信にあふれ、曲の世界にどっぷりはまり込み、堂々と発表しているように見えました。

1年 音楽物語 みんななかよし 
2年 音楽物語 スイミー 
3年 リコーター奏と斉唱 あの雲のように 
4年 合奏 スーパーカリフラジリスティック・エクスピアリドーシャス 
5年 合奏 風になりたい 
6年 合奏 Bolero 少しずつ新型コロナウイルスの感染も収まってきました。来年こそは収束し、より多くのご家族の皆さん、地域の皆さんにご覧いただけるといいな、と思います。
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「歯と口の健康」と「足の成長」は密接な関係があります。食後の歯磨きはもちろん、手良の子どもたちのよりよいからだの発育・発達を願い、2学期から「足育チャレンジデー」として、足の育ちを促す取り組みをしています。
今朝の2年生の様子です
足の指をしっかり伸ばします。「気持ちいい」子どもたちの声がひびきます。

指の間に手の指を入れて、しっかり足先を広げます。

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8月の新型コロナウイルスの感染状況悪化に伴い、延期となっていた5年生の宿泊学習が、10月7,8日に行われました。目的地は「阿南少年自然の家」。クラフト体験、ウォークラリー、火起こし体験、カレー作りにキャンプファイヤー。2日目は陶芸体験、天竜川のラフティング、バウムクーヘン作り。みんな元気に、盛りだくさんの体験にチャレンジしてきました。
一人でできないこともみんながいれば乗り越えられる、遠く手良を離れ、様々な体験を通して「やればできる」という自信を深めた2日間でした。

開所式。自然の家、所長さんのお話。2本の割り箸で、相手の立場に立つことの大切さを教えていただきました。

火起こし体験。みんなで何度も挑戦しました。2つの班が火をつけることに成功!

天竜川でのラフティング。激しい流れの中はすごい波しぶき!びしょ濡れになりました。
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手良小児童、保護者、手良地区の皆さんに投票していただいた結果、キャラクターの名前が決まりました。ご協力ありがとうございました。今後様々な取り組みの中で活躍します応援してくださいね。

「きらら」歯みがきの妖精
歯みがきをがんばっている人のところに来て応援してくれるよ。

「ピカ兄・イタ坊」歯のぼうしをかぶった兄弟
ぴかぴかの歯がじまんのお兄ちゃんと、少し歯がいたい弟。

「はぴまる隊」みんなの口の中をパトロールしている3人組
3分みがけているかな?
ていねいにみがけているかな?
口の中をぴかぴかにしてくれるとよろこぶよ。

「ピカじい・ピカばあ」手良に住んでいる、仲良しなおじいさんとおばあさん
二人とも、80才で自分の歯が25本もあるんだって!
好きな食べ物は、かたーいおせんべい。
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学区内のSさんの牛舎に見学に行ってきました。朝は「えっ!大丈夫?」と思うぐらいの雨が降っていましたが、1年生の「行きたい!」という気持ちがその雨雲を吹き飛ばしました。

牛舎には20頭ほどの牛がみんなを迎えてくれました。はじめは怖がっていた1年生も、次第に「かわいい!」と思うようになり、持って行ったiPadで写真を撮りました。お土産に牛乳もいただきました。これまでとはちがった気持ちで、給食の牛乳もいただけるかな?


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手良公民館(てらとぴあ)で、公民館主催の「健口づくり講演会」が行われ、保健師の先生の講演、手良小学校の取り組みの発表などが行われました。
保健師の先生には、口の中の健康を維持することの大切さを、実際にトレーニングをしながら教わることができました。舌のトレーニングで唾液の分泌が促され、歯を守る働きにもつながっていくことがわかりました。

また、本校5年生のビデオ発表では、歯と口の健康につながる「足育」の実践などが発表され、実際に地域の皆さんにも体験していただきました。以下、参加された方々の感想です。
・口の健康の大切さが勉強できました。お風呂の中で、毎日トレーニングをします。
・唾液腺マッサージはとてもよいということがわかりました。
・講演を聴いて意識がたまりました。今まで歯のことは考えていましたが、「舌の筋力」の大事さは知りませんでした。
参加された皆さんへ「手良小歯のキャラクター(ピカじい/ピカばあ)の缶バッチや、子どもたちが描いた手作りの「歯みがきカレンダー」をお土産にお持ち帰りいただきました。
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よくかんで食べることは、食べ物のおいしさをよく味わえることをはじめ、あごの骨や筋肉を発達させ、唾液の分泌を促し、食べ物の消化・吸収を助け、虫歯予防にもつながるなど、よいことばかりです。
コロナウイルス感染予防のために、給食は「黙食」しています。食べることに夢中になり、「早食い」になってしまう子が多いことが課題です。

そのような子どもたちが「かむこと」を意識して取り組み始めました。これは6年生の様子です。

使用している機器は、かむ回数を自動的にカウントし、目安である一口30回に達すると音が出るもの。「カミカミセンサー」といいます。その様子を動画でご覧下さい。
カミカミセンサーを使った6年生の感想
・1000回を超えられてよかった。
・1000回噛むのは結構時間がかかる。
・案外噛んでいないことが分かった。
・食事でこんなに(噛むことを)意識するのはすごくたいへんだと思った。
・思っていたより噛めていた。普段自分が何回噛んでいるか意識していなかったから、今回分かってよかった。
・一口30回はすごく疲れる。でも噛むことはいいことなので続けたい。
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「机の下に身を隠す→廊下に整列→校庭に避難」といった、これまでの避難訓練のやり方を変え、「教室ではないところにいて、地震がきたらどうするか?」というテーマで、学校の様々な場所に行き、もし地震がおこったらどんな危険があるか、考える時間をとりました。

「落ちてくるものはないかな?」家庭科室の3年生。

「校舎から何か落ちてくる」「枝が折れて落ちる」校庭での危険を予測し、一番安全と思う真ん中を選んで頭を守る姿勢をとる6年生。「ダンゴムシのポーズ」です。

「あれが落ちてくる!」 1年生も体育館の天井を見上げながら考えました。

「地震がきた!」 先生の合図とともに、天井を見ながら「ダンゴムシのポーズ」をとった2年生。