手良っ子たちの学校生活

「思い込み」「思い直し」…春のなかよし週間・校長講話から

2024年6月26日

6月25日の朝は校長先生より、今月10日から21日までの「春のなかよし週間」にちなんだお話をお聴きしました。

 

「服装も体格も違う5人の子ども」のイラストを見ながら、校長先生の問いかけについて考えます。

「この中で,勉強が得意な人は誰でしょう?」「スポーツが得意な人は誰でしょう?」

多くの子どもたちは、「勉強の得意な人はメガネをかけている人!」、「運動着を着ている人は運動が得意なのかな?」と考えました。

「本当にそうでしょうか?」

ここで「運動しやすい服を着ている人はスポーツが得意」「眼鏡をかけている人は勉強ができる」ということについて、改めて考えさせられました。実際はそうとは限らないことなのに、無意識のうちにそうだと思い込んでしまっていることが、私たちにはありそうです。

こういった意識のことを「アンコンシャス・バイアス」と呼ぶそうです。

また、「若い女性にも老婆にも見える絵」「泣いた赤鬼」から、一度思い込んでしまうとなかなか,別の見方や考え方を見直すこともできないことに気づかされました。

友だちや自分自身への思い込みを取り去り、本当の姿を見ようとすると、友だちのよさが見えて、思いやりのある人になれそうです。そんな見方に挑戦して,楽しい手良小学校にしていきましょう、と結ばれました。

 

講話の詳しい内容については、ホームページメニュー「校長室」をご覧ください。