手良っ子たちの学校生活

万が一に備えて…夏休みの職員研修

2022年7月27日

◆救命救急法(心肺蘇生とAEDの使用)講習

高遠消防署職員をお招きし、心肺蘇生に関する講習を受けました。119番の通報から何もしないで救急隊を待つのに比べ、適切な処置をするのでは、命を助けられる確率は2倍以上上がるそうです。

しかし、心臓マッサージは正しく行わないとやっても効果は期待できません。力を加える位置、腕の角度、押し込みの深さなど,いくつかのポイントを理解しました。通報から救急隊に引き継ぐまで、平均で9分間。いざというときに備えます。

 

 

◆不審者対応訓練

この訓練は児童とともに行っていましたが、本年度は児童のいない夏休みに実技をメインに訓練を行いました。

伊那警察署2名の方から教わったことは、まず、不審者の様子を観察すること(異常性がどうか? 所持品は何か?など)、対峙する際は、さすまたなどを使って相手との距離を保ち、不審者を捕まえるというより、追い返すことなどです。さすまたは使い方を間違えると、逆に押し込まれてしまうこともあるそうです。職員間の連携も大切であることがわかりました。