1学期の生活を振り返り、成長できたことやできるようになったことなどを確かめあう一日となりました。
終業式。2年生の代表児童の発表では、自然の木を組み合わせながら作品づくりをしたこと、漢字をていねいに書いて練習したこと、算数で100を越える数の学習をしたことなど、がんばったことを発表してくれました。5年生は、運動会のフラッグを使ったダンスの楽しさに加えて、臨海学習で初めての場所でも班長としてみんなをまとめることができたことを振り返っていました。
校長先生からは3つのことについてお話がありました。
一つ目は、学校目標の振り返り。学年の枠を越えて取り組んだ運動会の表現運動や、米や野菜作りの体験的な学習、地域の散策でわかった地域のよさなどについてふれていただきました。
二つ目は、1年生の作ったすてきな七夕飾りから、飾る折り紙の折り方と鋏の入れ方でできる模様について、興味を持ったことをお話されました。実際に折り紙にはさみを入れ、開くとできる形やその数について実演も交えてお話しいただきました。実物やスクリーンを見て全校児童も楽しく予想したり、確かめたりしました。]
1年の作ったすごい飾りのようにはいかないので、簡単な折り方で何かきまりがないか調べてみることにしました。折り紙を斜めに2回折って、とんがったところの下を切り取ります。
さてここで問題です。これを開くと切ったところはどんな形になるでしょう。
多くの子どもたちが③を選びます。(③が正解)
同様にして3回折ったら切ったところはどうなるか?(左図) 児童は迷いはじめます。
4回折ったら…、5回折ったら…。
校長先生の問いかけが進むにつれ、何か決まりがありそうなことに子どもたちも気づきはじめます。
「身近な生活の中には、ちょっとしたところに算数の問題が隠れています。夏休みを使って、身近な生活の中にある算数を考えてみるのはいかがでしょうか。コンクールもあります。応募してみようと思う人は、校長室に資料を取りに来てください。」
こういった算数の図形に関することをはじめ、身の回りのものに感じた疑問を、じっくり調べてみるのも夏休みならではですね。
3つ目は夏休みについて。事故やけが・病気に気をつけ、規則正しく健康に生活すること、家族や地域の一員として自分にできることをし、楽しく過ごすこと。課題だけでなく、興味を持ったことなど夏休みだからこそできる体験や学習にとりくむこと、さらにパリオリンピック・パラリンピックが開催され、ここを目指してこれまで努力してきた人たちの姿をみて学び、声援を送りましょう、と結ばれました。
それではみなさん、素敵な夏休みを!