「友だちのよさに気づき、共感し合い認め合うことで、一人ひとり違って当たり前だという感性を育て、お互い尊重し合う気持を高める。また、一人ひとり違った個性や生活をもった子どもたちを、ていねいにつなげていくことで、尊重し合い信頼し合う関係をつくる機会とする。」というめあてで、今週の手良小学校は「なかよし週間」を実施しています。
清掃の時間は「仙丈グループたてわり清掃」。
1年生から6年生までのグループで、清掃に取り組んでいます。
拭き残しがないように、1,3年生に声をかけながら一緒に雑巾がけをがんばる5年生
ほうきで掃きながら、1,3年生のぞうきんの様子を見てくれている6年生
学年に応じて机・いす運びを工夫している仙丈グループ6班のみなさん
まとめの会では、上級生が「○○さんがすみからすみまでていねいに雑巾がけをしていてよかったです」と、よい姿をみんなで共有しています。校内をきれいにすることはもちろんですが、友だちのよさを感じることができる貴重な清掃の時間となっています。
6月21日は校長先生のお話がありました。
なかなおり 金子みすゞ れんげ(原文は「げんげ」)のあぜみち、春がすみ、 むこうにあの子が立っていた。 あの子はれんげを持っていた、 わたしも、れんげをつんでいた。 あの子がわらう、と、気がつけば、 わたしも知らずにわらってた。 れんげのあぜみち、春がすみ、 ピイチクひばりがないていた。 |
お話の中で、「なかなおり」という詩を引用され、仲直りしたいとか、あなたと友だちでいたいという願いは、大切な友だちなら必ず届く。すぐには届かなくても、きっと届く。そして、その願いが届くと、うんと気持ちよくなるよ、とお話をされました。
また、そのためには、相手のことや仲間のことを考えなければいけない。考えれば考えるほど、言い合ったりけんかをしたり、そういうことだってある。それが、「心の勉強」。けんかをしたり言い合ったりすることは悪いことではない。そのことを通して、心と心が通じ合えばいい。皆さんなら特にできる。今のように、今以上に、これからもみんなが笑顔で学校生活を送ってほしい、と願っています。とまとめられました。
お話の全文はこちらをご覧ください。