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1学期の最後に、5年生は愛知県日間賀島へ臨海学習に行ってきました。

今年度は、新型コロナウイルス感染予防対策の一つとして、日間賀島の滞在時間を長くしました。日間賀島では、海での活動の中で、イルカとのふれ合いビーチ体験を行いました。子どもたちの一番の思い出になったようで、イルカを触った感触は「なす」のようだったと目を輝かせて話してくれました。2日目は干物作りにもチャレンジ。教えていただきながら、自分で上手に開きにすることができました。
長野ではできない体験ができ、やってみないと気づかないことをたくさん感じた臨海学習だったようです。協力するよさも体感してきた5年生。2学期の活躍が楽しみです。

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伊那市(旧高遠町)と東京都三宅村は昭和45年に友好市町村盟約を結んでおり、平成7年から、三宅小学校と同じ規模の高遠北小学校が交流を行っています。(絵島生島事件が縁となっているそうです。)

今年度は6月から5年生同士がオンラインで交流を始めました。自己紹介をして、チャットで質問をしあったり、高遠と三宅島のよさをお互いに調べ、グループに分かれて発表しあったりする中で、「実際に会うのが楽しみ!」という声が聞こえてきました。
7月12日には、いよいよ三宅小の5年生が高遠北小に来てくれました。全校でお迎えし、三宅小のみなさんに「神着木遣り太鼓」を演奏してもらいました。その後、5年生同士で、校舎を回ったり、短冊に願い事を書いたり、ドッジボールをしたりして、あっという間の時間を過ごしました。


別れる時には「さびしい」とバスに向かって一生懸命手を振っていました。交流後、手紙を書いたので、2学期もオンライン等で交流が続くといいです。

また、2年前に友好盟約50周年を迎え延期となっていた、親善交流式典が行われました。高遠北小学校には、三宅村から村長さんをはじめ19名のみなさんがお越しになり、6年生が昨年度の交流で教えてもらった「神着木遣り太鼓」を演奏して、歓迎しました。
海と山の全く違う環境にいる高遠北小学校と三宅小学校の子どもたち。交流を通じて、お互いのこと、そして自分たちのことを知るいい機会となっています。
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3年生は、藤沢地区の保科さんに案内していただき、藤沢探険に行ってきました。
はじめに藤沢城址に登りました。「蛇山」と呼ばれる山の山頂にあるのですが、子どもたちは保科さんに作っていただいた杖を手にスイスイ登っていきました。そして城址から見える景色を見て、昔の人の暮らしを想像していました。また、山頂で大きなシマヘビの抜け殻を発見!「蛇山」のヘビだけに御利益があるに違いないと、みんなで切り分けてお土産にしました。(引率の職員は辞退したのですが、しっかり数に入れてもらいました…)
次に腰掛原神社の奉安殿の中を見せていただきました。戦争に行き命を落とされたこの辺りの方のお名前が彫られた銅板が安置されていました。音楽会で『ちいちゃんのかげおくり』の音楽劇を発表した3年生。戦争を身近に感じ、戦争の悲惨さを改めて感じたようでした。

最後は、「昔、ヘビに見初められた雌の犬が、雄の犬となかよくなり、2匹とも石に変えられてしまった」という昔話のある男石と女石を見に行きました。子どもたちは石の大きさの違いや場所の違いから、どんどんとお話を想像し作っていました。
地域の方の協力で、地域のことを知り、思いを寄せるきっかけとなる貴重な体験ができました。
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1・2年生が地域の方から竹を譲っていただき、「よいしょ、よいしょ」と力を合わせて運んで来てくれました。2年生が全校に呼びかけて、みんなで短冊に願いを書いて飾りました。プレイルームがさわやかな竹の香りでいっぱいになり、色とりどりの飾りと短冊でにぎやかになりました。みんなの願いがかなうといいですね。

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7月6日「北小子どもを守る会」が開催されました。新型コロナウイルス感染拡大防止のために、規模を縮小しての開催でしたが、地域の方にお集まりいただき、子どもの安全や「地域を学ぶ日」に向けて活発に話し合われました。
子どもたちのことを大切に考えてくださっていることを改めて感じました。地域の皆様に学校行事に参加していただける日が早くくることを願います。
「北小子どもを守る会」に参加してくださっている皆様 今後ともよろしくお願いいたします。