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児童会ごとに企画を考えて、縦割り班で楽しむみやのはら祭。今年度も、全校で楽しめる工夫がいっぱいの企画を考えてくれました。
保健委員会の企画は、班ごとに、隠された給食の食材カードを見つけだし、そのカードを「赤(主に体の組織をつくる)」「緑(主に体の調子を整える)」「黄(主にエネルギーになる)」のグループに分けるゲーム。大豆や寒天など、大人も分類に迷うものがありましたが、「大豆は畑の肉だよ」「寒天は何からできてるの?」と、みんなで相談して答えを出していました。中には「レモンは黄色だよ!」との声も(^-^)思わず納得しそうになりました。
図書委員会の企画は、本の題名をしりとりでつなげるゲーム。たくさんの題名が書かれた画用紙を、みんなで相談しながらつながるように並び替えます。本の題名をいろいろと知ることもできる素敵な企画でした。
放送委員会のクイズも盛り上がりました。正解が発表されると飛び上がって喜ぶ姿がありました。
代表委員会のオリエンテーリングは、それぞれの学年が活躍できる工夫があり、グループのみんなで楽しんでいました。
児童会目標「助け合い 笑顔があふれる楽しい学校」通り、全校が一つになって創り上げたみやのはら祭りでした。
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6年生の理科の学習で、板山露頭の見学に行きました。板山在住のジオパークのガイドさんにていねいに説明をしていただくことで、大昔の地球の姿を想像し、壮大な地球の歴史に思いを寄せながら学習しました。
【児童の感想より】
前に行ったことがあるけれど、通っただけで、なぜできたのかは知りませんでした。中央構造線は、およそ1億年前に誕生したことにびっくりしました。理科の学習帳では地層が横でしたが、板山ろ頭は縦に断層ができていました。今まで山の角度は同じだと思っていましたが、岩の性質で左が険しく、右はなだらかになっていることがわかりました。高遠北小学校は右側にあるので、くずれやすいことがわかりました。きちょうな授業をしてくださりありがとうございました。
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11月1日~10日のなかよし旬間に合わせて、人権擁護委員のみなさんが来てくださり、1・2年生に向けて人権教室を開いてくださいました。「人権」について絵を使ってわかりやすく話をしてもらったり、DVDを見て登場人物の気持ちを考えたりしました。「あやまったとき、どうぶつたちが、やさしいきもちになってちゃんとあやまっていて、えらいとおもいました。」「なかなおりをすることはとても大事だと思いました。」と感想を書いて、人権の木に貼りました。
「人KENまもるくん」と「人KENあゆみちゃん」も来て、シトラスリボンを一人一人に手渡ししてくれました。まもるくんとあゆみちゃんは子どもたちに大人気で、写真撮影に集まってもしばらく写真が撮れないほどでした。
たくさんのみなさんにご来校いただき、しっかり学んだ1時間でした。ありがとうございました。
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授業参観では、それぞれの学年が学習してきたことを見ていただきました。
1年生は音楽の授業でした。打楽器の鳴らし方を試して、自分の気に入った鳴らし方を見つけました。「もっと書きたい!」とやる気いっぱいでプリントに書き込んでいました。
2年生は『お手紙』の音読劇をしました。気持ちが伝わるようにせりふの言い方や動きを工夫してきたことが伝わってくるすてきな発表でした。
3年生は、育ててきた藍を使っての藍染めの模様づくりを、おうちの人と相談しながら楽しそうに進めていました。
4年生は、長野見学のまとめを、一人ずつiPadでまとめ、クイズを入れながら発表しました。
5年生は、はじめに実験で電磁石の不思議に触れ、後半はコイルを巻いて電磁石づくりにチャレンジしました。
6年生は、中部連合音楽会で発表したリコーダー4重奏をおうちの方に間近で聞いてもらいました。また、修学旅行について、劇も交えながら楽しく発表しました。
授業参観に引き続いて行われたPTA講演会では、毎年希望の多かった田楽座のみなさんの公演が実現しました。迫力ある太鼓や民舞、そして南京玉すだれの体験など、普段なかなかできない伝統芸能に触れる機会となりました。最後は伊那節保存会の方も来てくださり、全員で伊那節を踊りました。その後の感想交流では下記のような感想が出されました。
・たいこがひびいてた。しんぞうまでひびいてた。もっと見たかったー!
・なんきん玉すだれは、竹と糸だけでできているのに、いろいろな形ができていたのですごかったです。
・とても迫力のある公演を見て元気が出ました。あと、ぼくにはとうていできない物を見せてもらってうれしかったです。
・ししまいに足をかんでもらったので、「足が速くなること間違いなし」と思いました。
・田楽座の方々がとても楽しそうに笑顔でいるのが印象的でした。こちらも一緒に体を動かしたくなりました。
田楽座のみなさん、伊那節保存会のみなさん、そしてPTA役員のみなさんありがとうございました。
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なかよし旬間に合わせて福祉体験が行われました。高学年はブラインドサッカー、低学年はボッチャを体験しました。
ブラインドサッカーでは、目隠しをして動いたり、ボールをけったりしながら、「話す」「聞く」「思いやる」という3つのことが大切だと教わりました。実際に体験することで、声をかけ合うことの大切さを実感し、少しずつ「〇〇さん、パスするよ」等、名前を呼んで伝えることが増えていきました。
ボッチャでは、講師の馬島 誠さんが競技中も実況中継をして盛り上げてくださいました。子どもたちも、どんどん投げ方が上達し、楽しみました。また、「相手の立場に立って考えることの大切さ」「みんなで工夫すれば『できない』が『できる』に変わるということ」「人のことを考え何かをすることは、自分の成長につながり、自分に返ってくる」とお話していただきました。
体験したことやお話を聞いたことを生かして、よりよい学校生活を過ごしてほしいと思います。