今年度の伊澤修二記念音楽祭では、5年生が、太平洋戦争の頃、名古屋の東山動物園で本当にあったことをもとに書かれたお話『ぞうれっしゃがやってきた』の音楽劇を披露しました。
9人の5年生一人ひとりが、練習を重ねるごとに、気持ちが伝わるような言い方や間の取り方、動作を工夫していきました。本番は、自分らしさを生かし堂々と演じ、達成感を味わうことができました。音楽劇を見た4年生からは「来年、私たちががんばりたい」という感想が聞かれ、伝統の力を感じました。
【5年生の感想より】
・練習をはじめたころは、セリフを覚えるということしか頭になかったけれど、練習を重ねるにつれ、どんな風にその役を演じればいいかということを考えるようになりました。頭の中で想像して、命令のように言うなど気をつけながら練習しました。
・最初の時は、本当にできるかどうか心配でした。でも、だんだんやっていくうちに心配がとれていって、いつの間にか心配がどこにもありませんでした。本番の時は、緊張して、練習したことをすべて思い出すことはできなかったけど、ぼくは、満足できたのでよかったです。
・本番の直前は、緊張しすぎておかしくなりそうでした。だけど、本番の直後は、うまくできなかったことを全てわすれて、頭の中は達成感でいっぱいでした。この時間が1番うれしかったです。