-
伊那市役所から3名の保健師さんにおいでいただき、「SOSの出し方・受け止め方」について学びました。人に言えない不安や悩みを抱えていて、それが長期間続くようなことがあると、頭痛、腹痛イライラなどの身体症状に出てくることもあります。その対処としての以下のようなセルフケアを教えていただきました。
・気分転換をしてみる
・気持ちを書いてみる
・深呼吸や体の力の抜き方など。
また、信頼できる誰かに相談することが大事なことや、相談する際の話の切り出し方も教えていただきました。
一方で、周りの人のサインにも気づいてあげられることや望ましい話の聞き方、信頼できる人への繋げ方、についても教えていただき、実際にペアになってロールプレイをやってみました。
-
伊那市では、「一人一人が生涯にわたり健康で心豊かに暮らせることを願い、その礎となる『生きる力』をはぐくむ」ことを基本理念として、食育に関わる個人や関係機関等が一体となって食育活動に取り組んでいます。中学生のうちから「弁当の日」の活動に取り組むことで将来に必要な「食」についての知識・調理技術を身に着けてほしいと願っています。
今年度の「弁当の日」の活動は以下の通りです。1 目 的
自分の弁当作りに関わっていくことで、食に対する関心を高め、命につながる自分の健康について意識できるようになる。
2 期間 11月20日(土)から11月28日(日)のうち1食(1品)
3 実施内容
① 休日や夕食等の時間に、家庭でお弁当やお弁当のおかずを作る
② おかずは1品でも良い。自分で作ったという体験を大事にする。
③ (出来上がった料理の写真を撮る。)
④ (実施記録に写真を張り付ける。)
⑤ 実施記録用紙に感想等を記入し、ご家族の方にも感想を書いていただく。
⑥ 学級担任の先生に実施記録用紙を提出する。
※③,④については実施しなくてもよいです。お弁当の日についての事前指導を各教室で視聴しています。

-
東日本大震災後にタカトオコヒガンザクラを贈った縁で始まった、仙台市高砂中学校との交流が今年度10年目を迎えました。新型コロナのために、顔を合わせての交流はかないませんでしたが、3年生がオンラインでお互いに顔を見ながら交流会を持つことができました。学校紹介やお互いを知るクイズ、高砂中からは息の合ったダンスの発表、東部中からは3学年合唱「Jupiter」の披露がありました。


「震災」をきっかけに始まったこの縁を、「震災を風化させない」という思いだけでなく、「この縁をつなげていく」という思いでこれからも続けていく、いい交流になりました。
-
避難訓練を行いました。
今回は予告なしの訓練です。緊急地震速報を聞き、自分の身を守る行動をとることと、火災が起きた場所を放送でしっかりと聞き、自分で避難経路を考えて校庭へ避難する、というものでした。
800人を超す生徒たちがいますが、大変速やかで静かに行動でき、いざというときのためにしっかりと訓練ができました。

-
2021年11月12日
毎年伊那市の小中学校の人権同和教育推進委員会が行っている授業研修会が、今年度は東部中で行われました。東部中では、この人権同和教育月間に合わせ、特に性的マイノリティに目を向け、「みんなが過ごしやすい社会とは?」というテーマで学習を行いました。




各学年2クラス、合計6クラスの授業公開を行い、人権同和教育推進委員に加えて本校の職員も授業を参観しました。授業の中で、グループ別で意見交換を行う場面では、生徒たちは、はっきりとした答えが出ない問いに対して悩み真剣に考えていました。答えは出ないけれど、考え合うことを繰り返すことで人権感覚を磨くことに近づいていくのだと思います。
東部中学校では、この授業研修会だけにとどまらず、生徒、職員共に、あらゆる教育活動の中で人権感覚を磨いていくことを大切にしたいと考えています。