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16日は3年生が給食への新米提供でもお世話になっている地域の方の畑に大根の葉を採りに行かせていただきました。目的は飼っているヤギ「さくや君」のえさの確保です。
これから本格的な冬を迎えるとさすがに新山小周辺でも生えている草を食べるというわけにはいかなくなり「キリギリスとあり」ではありませんが,今のうちに冬支度をすることが大切です。地元の伊東さんが声をかけて下さったおかげで今回のことが実現しました。
実際に畑に着いてみると,まずその広さにびっくり。さすがに学級の畑とは広さが違います。気を取り直して校務技師さんの軽トラックに拾っては乗せるの作業を繰り返しましたが,あっという間に軽トラックは一杯になったのに,まだ半分も拾えていません・・・。明日出直すことにしてとりあえずこの日は作業終了・・・。でも旺盛な食欲のさくや君はあっという間に食べてしまうだろうと担任は予測していました。 -
12日には授業参観,四者共催講演会がありました。今回はなかよし月間ということで,各学級で道徳の授業をしました。参観者の皆さんから以下のような感想をいただきました。「久しぶりの授業参観で6年生を参観しました。たくさん挙手して発言している姿,また十分に考えられた発言内容に感心しました。身近な教材で子どもたちに合った内容だと感じました」「各学級で子どもたちに合った教材が選ばれていた。これも少人数だからできること。子どもたちは引き込まれて学習していた」「4年生1人の学級でいつも気にしているが体験活動を取り入れるなど工夫した学習をしていることに感心しました」。
その後の四者共催講演会では「インターネットを安全に楽しむために」という内容でお話ししていただきました。自然豊かな新山もネット環境は他地区と変わりありません。今回の講演会を機会に,親も子も教師ももっと関心を高めなければならないと感じました。
また,今年度はPTA作業における蕗集荷作業で83630円という例年以上の収益をあげていただきました。児童昇降口でそのことをお知らせすると共に,蕗文庫の選書にも参観者の方の声をお聴きしたいと言うことで本のカタログを置かせていただき,手にとって熱心に見られる方もいました。 -
11日の朝行事の時間にはなかよし集会が行われました。今回は新山小児童がもっと仲良くなれるように「新山小学校大ウォークラリー大会」が行われました。全校児童が縦割りの5グループに分かれて,校舎内のどこかに掲示されている8つのクイズに挑戦します。ただしウォークラリー中は全員が手をつないでいることが条件です。始まると,子どもたちはわいわい言いながら校舎中を歩き回ってクイズに挑戦していました。クイズの問題も「1年生の弟,妹の数を合計すると6人である。○か×か」「3年生の飼っているヤギの最近量った体重は何kg?」「5年生で誕生日が一番早い人は誰?」など,お互いにコミュニケーションをとらないと分からない問題がほとんどでした。最後の答え合わせではなかなかの難問もあり,全問正解のグループはありませんでしたが,ますます全員が仲良くなれたようでした。
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10日には算数科授業研究会がありました。2校時には5年生の係内授業で「面積」について,3校時には3年生の全校研究授業で「表とグラフ」について授業を行いました。子どもたちは課題達成に向けて時間いっぱい前向きに取り組む姿が見られました。
今年度の研究の重点である振り返りの場面については算数的な学びの振り返りと,一人一人の追究の振り返りの2つについて考えていく必要があることが示唆されました。昨日を終着点とせず,これからの授業の中に生かして,さらに授業改善の研究を深めていきたいと思います。 -
6日(金)は、中部連合音楽会がありました。6年生は、毎日歌の練習に励み、当日の朝も体育館で発声練習をして、本番にのぞみました。 伊那文化会館に着くと、各校の6年生が集まってきて、圧倒されそうな雰囲気でした。しかし、からたち組の子どもたちは、6年生担任の指揮、音楽専科のピアノ伴奏で、緊張しながらも、堂々と歌うことができました。
子どもたちが気持ちを込めて歌った「一つの祈り」のメロディーは、会場いっぱいに響き渡り、素晴らしい発表でした。今回、4,5年生も来年参加のため、ホールの一番後ろの席で聴かせてもらいましたが、6年生の子どもたちの響き合うきれいな声、そして、気持ちを込めて歌っている姿に感動して帰ってくることができました。 -
5日(木)に3・4・5・6年生がクラブ活動で新山山野草の会の、5名の方々とマレットゴルフを楽しみました。5グループに分かれて、マレットゴルフを開始するとマレットゴルフ場のあちこちから「入ったー!」「あー!おしい」と楽しそうな声が響いていました。山野草の方から「マレットは振り抜かないで、ボールの真ん中にしっかり当てることが大事だよ」と教えていただいて、子どもたちも“カン”といい音を響かせて打てるようなりました。体を動かして、心を通わせて、新山地区の方々と楽しく交流することができた1時間でした。
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31日には地域公開参観日がありました。授業参観では各学年で子どもたちが前向きに学習に取り組む様子をみていたくことができました。また,交流会では6年生や全校の歌の発表で子どもたちの表現力の豊かさを感じていただくことができたと思います。そして,2つのゲームでは会場の全員が一体となって楽しむ姿があちらこちらに見られて,子どもたちも終わった後,異口同音に「楽しかった」と言っていました。
参観者の方(浦里希望の泉)の感想「小さな学校,少人数だがら一人一人に目が行き届く良い学校だと思いました。これからも大きな夢を育てる小さな学校であることを願います。」「クラスのみんなが友だちから学校のみんなが友だち,学年の越えて気軽に話し合える学校だと思います。 -
29日は事前通告なしの避難訓練が行われました。前回までとは違う設定でしたが,話し声もほとんど聞こえずスムーズに避難することができました。また校長先生のお話では,子どもたちが放送は座って聞く,出火場所がどこなのかを考えて避難する,高学年の子は近くにいる低学年の子を誘導して避難するなど,今回の訓練のねらいが概ね達成されていたことが分かりました。
寒い新山では冬場は暖房機器のお世話になる機会が多くなります。各家庭でも今回の訓練で学んだことを生かして,防災に努めてほしいと思います。 -
28日には5.6年生が校歌でも歌われている三界山に登りました。地元の有志の方の集まりである「三界山登山道整備隊」の4人の方に道案内していただきました。
登りは2時間半ほどの道のりでしたが,無言になる大人を尻目に子どもたちはにぎやかに会話をしながら登っていて「さすがに新山の子は山道に慣れているな」と感じました。また,途中で昔あった炭焼き小屋の跡,馬が荷物を引いて通ったので凹んでいる道,新山川の源流のわき水などを紹介していただきました。
1396mの山頂について昼食をいただいた後,整備隊の方にお話を聞きしました。三界山という地名は高遠,長谷,新山の境界であることに由来すること,頂上の眺望をよくして,特に新山地区が見えるように何回も整備したこと,アサギマダラの観察など新山の自然を大切になる活動も行っていることなどを話していただきました。子どもたちは「今度は家族と一緒に来たい」「将来新山に残っていたら整備隊に入りたい」などと自分の思いを語っていました。そして,みんなで新山小に向かって大きな声で校歌を歌いました。
何人もの子がお尻をしっかり汚しながら,登りよりも数倍大変な下り道を何とか降りて,無事に新山小に帰ることができました。自分の体験を通して新山を知ることができた貴重な一日でした。 -
27日の5時間目には伊那市学校人権同和教育研究授業が本校を会場に行われました。内容は全校児童による「月目標振り返り集会」でした。今回が初めての司会になる副会長が話し合いを進めていきました。後半の「仲よしになろう」という目標についての振り返りでは,5年生の女子に心を寄せての発言が多くみられて,「子どものための授業」になっていました。授業が終わった後,廊下で6年生に「ありがとう」と声をかけていた5年生の女子,放課後早速一緒に遊んでいる姿など,新山小の良さがたくさん見えた授業になりました。
参観者の感想「全校での話し合いの中で自分たちの生活をよくしていこうとする気持ちが強く感じられた。友だちや,下級生のことを思いやった素晴らしい集会でした」
「全校での集会の司会や一人一人の発言がどの子もしっかりしていて,6年生のリーダーシップはすばらしい。下級生はその姿を見て育っていくのだろうと思いました。」