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いよいよ卒業式が間近に迫ってきました。少人数の新山小学校では送る方も送られる方も一人一人が主役になります。
卒業式の歌の場面では6人の卒業生1人ずつに在校生が思い出を語りかけていきます。昨日の朝の時間にはその場面の通し練習をしてみました。前日までにグループ毎の練習はしてありましたが,在校生全員による練習は初めてなので,台詞を忘れてしまったり,そろわなかったり,声の大きさが不十分だったりと様々な課題が見えてきました。それでも2回目の練習では向上も見られたので,これからの練習の中でさらにグレードアップして本番に臨みたいと思います。 -
8日(火)に3年生で伊那市内見学に行ってきました。朝、7時に集合して丸水長野県水→丸伊伊那青果→高遠食彩館→そば打ち体験→伊那食品工業と盛りだくさんな1日になりました。長野県水では特に-20℃の巨大冷凍庫に入ったことが心に残ったようです。また、働いている人が夜の2時から働いていることにもビックリしていました。高遠食彩館では、開店前のスーパーマーケットの裏側を見せてもらいました。お客さんは下に目がいくからよく売れるものは一番下の段に置いておくなどの工夫があることを教えていただきました。伊那食品工業では、「この会社で一番気をつけていることは何ですか?」という質問に対して、「ここでは、“整理整頓”を大事にしています。異物混入を防ぐために、身の回りの整理整頓から心掛けています」と答えてくださいました。なるほどと思った7人+担任でした。自分の目で実際に見て、肌で感じ、おいしいそばも食べて、五感をフル活用して学ぶことができた1日になりました。
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いよいよ本年度も残り7日間となりました。1日1日がとても大切なものに思えてきます。清掃後の時間には9日~15日まで行われる年度末清掃に向けて,どんな取り組みをするのかと言うことを相談し合いました。
進行するのは新しく決まった保健美化委員会のメンバーです。5年生の委員長が説明して,3年生のメンバーが進行する姿はやはり新鮮です。説明の後,各清掃場所毎の縦割り班に分かれて清掃時に何をするのかを具体的に記入していきました。清掃時間は9日~14日は5分延長,15日は10分延長されるので,いつもなかなかできないところまで手を入れることができると思います。「立つ鳥跡を濁さず」の例え通り今お世話になっている場所をきれいにしてほしいと思います。 -
4日には,マルチルームで児童会主催の6年生を送る会が行われました。この日のために中心になって準備を進めてきた5年生による会場が素晴らしく,雰囲気が既にできていました。
1年生は歌とプレゼント,2年生はお手玉と歌,3.4年生はジャスチャークイズなどそれぞれ工夫を凝らした,気持ちのこもった発表をしてくれました。5年生は寸劇と6年生の思い出ビデオを発表してくれて会場がより一層しっとりとした雰囲気になりました。最後に6年生が1人ずつに関するクイズと素晴らしい歌声による合唱を聴かせてくれました。また1~5年生一人一人に素敵なプレゼントもくれました。
くす玉割り,1~5年生による歌とプレゼントと最後まで内容の濃い心温まる集会となりました。素晴らしい6年生,そして準備の中心となってがんばった5年生,集会を盛り上げてくれた全員に拍手です。 -
3日には,地元の下新山公民館に行って,新山のひな人形を1・2・4年生で見てきました。下新山公民館では,1学期にも交流した地域の方々が迎えてくださいました。さくらの会の方々にお話をお聞きしながら,様々なひな人形を見学させてもらいました。まずは,「押しえびな」という羽子板のようなひな人形がありました。100年以上前のものだそうです。今のような人形でないところが時代を感じました。「吊しびな」というものもありました。他の地域にあったものを見本に手作りで作ったそうです。
見学を一通り終えると,子どもたちに甘酒やりんご等を振る舞っていただきました。 甘酒は甘すぎずちょうどよい味でしたが,子どもたちは好きな子と苦手な子がいました。みんなで「ひなまつり」の歌も歌いました。地域の方々とますます仲良くなる良い機会となりました。 -
2日には助産師の先生をお迎えして性教育の授業を低学年,高学年にそれぞれ行っていただきました。 低学年は「いのちのたんじょう」という題で、お話を聴いたり、聴診器で心臓の音を聞いたり、赤ちゃんの育つ様子や誕生の画像を見たり、生まれたての赤ちゃんの人形を抱いてみたりしました。また絵本の読み聞かせもあり、その内容はとても具体的で、性の違いや「プライベートゾーン」を人に見せてはいけないことや、なぜ赤ちゃんができるかのメカニズムまで入っていました。子どもたちは、メモを取りながら聴いていました。
日頃、子どもの素朴な疑問であっても、聞かれたことに大人はなかなかストレートに答えにくいことがあります。この本や講師の先生のお話では、そういうことでも「さらり」と伝えてくれて、びっくりしました。毎年、繰り返し学習していくことで、その時々の成長に合った受け取りや理解がなされ、大事な機会だと思います。 -
1日には,今年度の同窓会三役の方をお迎えして,6年生の同窓会入会式も行われました。
最初に同窓会長さんから激励の挨拶をいただき,一人一人にペーパーウェイトを記念品としていただきました。
6年生からは一人一人これからの抱負が語られました。ある男子は「自分は将来なりたい職業がある。その仕事に就くための知恵をこの新山小でまなぶことができた」と話していました。同窓会に入会すると言うことは,同時に新山小学校を卒業することでもあるので少し淋しさを感じた子どももいたようです。ここで過ごした日々を忘れずに,この新山で培ってきたそれぞれの自分の良さをどんどん伸ばしていってほしいです。 -
今年度は新山小学校140周年にあたります。そんなこともあり1日には高遠コヒガンサクラの苗木の植樹を全校で行いました。
当日は桜守の方お二人が来校して下さり最初にさくらについてのお話も伺いました。「桜は約300種類あるが,地名が付いた桜は貴重,6才ととみんなより年下の木なので,弟のつもりで可愛がって下さい」と呼びかけてくれました。
その後,校庭西側の門柱前に全校児童で交代しながら少しずつ土をかけていきました。
子どもたちは「大きくなれ」と桜に語りかけながら,苗木の根に優しく土をかけていました。子どもたちは「毎日水やりをして,桜の花をたくさん咲かせたい」と感想を言ってくれました。新山小の名物が一つ増えるように元気に育ってほしいです。 -
29日の5時間目には3年さくら組が8月から飼育していたシバヤギ「さくやくん」の卒業式をお世話になった方10人ほどをお招きして行いました。
式の中では,最初はなかなか校長先生に飼育の許可をもらうことができずに学級で何回も話し合ったことや,地域の方にお手伝いいただいた小屋作りでは,うまくできたと思っても,何回もさくやくんが脱走してしまい,試行錯誤を重ねたことなど,苦労も多かったけれど楽しかった半年間のことを映像や手紙を発表して振り返りました。
最後は玄関の前でお世話になった高校生とさくやくんといっしょに涙を拭きながら記念撮影しました。子どもたちの心の中にはいつまでも消えないさくやくんとの楽しい思い出がたくさんできました。 -
25日の午前中には1名の4年生と担任が交流を続けている手良小学校におじゃまして,朝の会から給食までいっしょに過ごしました。朝の会では新山でやっているように英語で進められましたが予想以上にスムーズに進んでいました。
3時間目の体育では普段あまりやらないポートボールをやりました。もちろん29人で体育の授業をすることも初体験です。最初は上手にボールを回すことができませんでしたが,慣れてくるとどんどん点が入るようになり,「よし,がんばるぞ」という気持ちに変わっていきました。
4時間目の道徳では「ありがとう」という言葉についてロールプレーをしたり,資料を読んで考えたりしました。授業の途中では,班ごとに自分の考えを話し合う活動もあり,様々な体験ができました。2回目と言うことで積極的に話しかけてくれたり,休み時間もいっしょに遊んだりする姿が見られました。給食の時にはお休みした友だちのおかずの争奪ジャンケンに参加して,すっかり手良小の一員になっていました。来年度は新山小と手良小で「少子化・人口減少に対応した活力ある学校教育推進事業」として,ICTなども使った交流も進める予定です。