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少人数の新山小学校で力の入れていることの一つに交流学習があります。学校内での学年を越えた交流,お隣の新山保育園との交流も盛んに行っていますが,同じ学年同士の交流も大切と言うことで,同じ東部中学校に進学する手良小学校,そして同じ富県区にある学校である富県小学校との交流も続けてきています。富県小とは5月の高烏谷山区民ハイキングで交流会を行いました。そして7月9日はスポーツ交流としてキックベースの試合を行う予定です。七夕コンサートの練習で慌ただしいなかですが24日,27日の20分休みには全員で校庭に出て練習をしました。3年生以上が試合に出場するので,練習相手チームは1.2年生+職員です。みんなで一つのボールを追いかけて運動すること,これも新山小学校の大切な伝統になっています。
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ここに来て毎日雨が降り続いて梅雨らしい気候となってきました。24日の朝には学校ボランティアの大切な活動の一つである地域の方や保護者の方による読み聞かせが行われました。1回目は全員でお話を聞きましたが,2回目の今回は1.2年生は1年生教室,3~6年生はマルチルームと分かれてそれぞれのお話をお聞きしました。読み聞かせボランティアの方が3人いるので,そういう柔軟な対応をしていただけてありがたいです。この日もそれぞれの教室で本に引き込まれている子どもたちの姿がありました。「本は心の栄養」です。これからも読書で,そして読み聞かせによって栄養を蓄えてほしいです。
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23日には歯科保健指導で歯科衛生士の先生から指導していただきました。普段飲んでいる炭酸飲料には、スティックシュガーが18本分(約40g)も入っていることを教えていただきました。ちなみに、子どもが1日に摂取する糖分の目安は約20グラムだそうです。子どもたちは驚きを隠しきれず、開いた口がふさがらない子もいました。食生活を振りかえり、見直すことができる良い機会とすることができました。
また、染め出しをすることで、磨き残しや歯磨きのクセを確認することができました。思った以上に磨けていない箇所が多いことや、磨けていないところには菌が繁殖してしまうことを、身をもって体験することができました。体験を終えた3年生からは、「(歯磨きがしっかりできると舌が)スケートみたいにつるつる滑っているよ!」という感想がありました。
何気なくしている歯磨きを再確認し、歯を大切にする気持ちを持つことができた歯科保健指導の時間となりました。 -
22日には長谷小学校・長谷中学校と合同で伊那市の教育委員長先生のお話をお聞きする三校合同研修会が長谷の常福寺で行われました。
「一幅の掛軸に長谷の歴史の一端を学ぶ」という題で,美和ダム建設に関わるエピソードや信濃の地に長く住まわれた宗良親王と常福寺のつながりなど長谷の長い歴史を分かりやすくお話ししてくれました。
美和ダム建設にあたり,多くの田畑を失った長谷の人たちが下流域で洪水が激減したことを慰めとして「自未得度先度他」とう利他救済の心境に至っていたことや,「新様和歌集」の選者として歌人としても一流の人であった宗良親王が北朝・南朝の別なく尊敬されており,そのことが南北朝の合一につながったという説があるなど初めて知ることがたくさんありました。「修行には終わりはない」「今,この世こそが極楽である」など,人としての在り様を考えさせられる言葉もたくさんあり,修養の1時間となりました。 -
7月1日の七夕コンサート本番が近づいてきました。毎日のステージ練習にも熱が入ってきています。21日の朝も全校音楽で全校合奏の練習をしました。最初から全体で合わせられるくらいのレベルになってきました。
その後は,5.6年生の歌唱指導を校長先生がして下さいました。校長先生は音楽が専門なので的確な指導をして下さいます。
最初に1回通して歌った後「皆さんは聞いている人が目をつぶって何年生の歌声だと思ってもらいたいですか?」と子どもたちに問いかけました。続いて「先生はいつも2年くらい上級生の歌声を目指すといいよ」と言ってきました。ですから中学校1年生,2年生の声を目指しましょう」と話されました。具体的に「口を縦に開けて」「奥歯の間に指が挟まるくらい開けて」という指導に合わせて,子どもたちが発声すると,以前とは明らかに声が変わってきました。これから本番に向けてさらにどう変わるのか楽しみです。 -
標高の高い新山でも水泳シーズンが近づいてきました。その準備として20日には全校でプール清掃に取り組みました。
1.2時間目には1.2年生が保育園の皆さんといっしょにカエルやオタマジャクシなどを探しながら,プール内のごみ上げと生き物採りをしました。
3時間目以降は高学年の出番です。側壁をたわしできれいにした後,デッキブラシやゴムブラシを使いながら,排水口に水を寄せていき最初は茶色だったプールの底面が次第に本来の青色になっていくと,水泳シーズンが間近になった気がします。3.4時間目だけでは全ての作業は終わらず,5.6時間目も周辺の草取りも含めてがんばってくれました。おかげできれいなプールの姿になりました。 -
17日には3回目のクラブ活動がありました。料理クラブではCS運営委員のお二人の方を講師にお招きして実習を行いました。メニューはカッテージチーズとかんたんピザです。お話によると一昔前は新山にも畜産農家がたくさんあって,そこで搾乳したヤギの生乳を材料としてチーズ作りをよく行ったそうです。言わば郷土の味の一つということになります。
今回はヤギ乳ではなく牛乳を使って作りました。少し酢を入れてゆっくり鍋で温めると次第に水分と乳分が分離してくるので,それを布巾でこして,やさしく固めればもうチーズは完成です。出来たチーズを素朴な塩味,バター焼き,照り焼きの3種類の味で味わいました。私も試食させてもらいましたが,癖のない柔らかな味がとてもおいしかったです。次はどんな物を作るのか楽しみです。 -
体育館のステージも七夕コンサート用に整えられて,毎日の練習も本格的になってきました。朝行事も毎日全校音楽が行われています。16日には全校合奏の練習をいくつかの教室に分かれて行いました。体育館のステージ上では木琴,鉄琴,オルガン,打楽器など合奏の中核になるパートが集まって練習しました。
個人練習も少しずつ進んできているので主にみんなで合わせる練習をしました。早速始めてみると最初のうちはたくさん聞こえていた楽器の音が,一つ消え,二つ消え・・と次第に少なくなってしまいます。途中で迷子になってしまったようです。職員が手分けをして入りながら,楽譜の道案内?をしてあげると次第に聞こえる楽器の数が増えてきました。不十分なところは個人練習で補いながら,合奏のレベルを上げていきたいです。 -
15日の20分休みには児童会主催のさつまいも植え集会がありました。毎年この行事は新山保育園の子どもたちといっしょに行っています。
児童玄関前で顔合わせを,あいさつをして,苗の植え方について説明した後,近くの畑に手をつないで移動しました。
委員会毎3つの班に分かれてあらかじめ空けてある穴に一緒に苗を丁寧に植えていきました。6年生はもちろん,低学年の子どもたちも自分とペアになった保育園の子どもたちの面倒を一生懸命見ていました。昨年度も大きなおいもがたくさん収穫できて,焼きいもにしていただいたので,今年度もそうなればうれしいです。視察された市教委の方にも「新山ならではの素晴らしい取り組みだ」とほめていただきました。次は七夕コンサートで交流します。 -
東京見学が終わってほっと一息というところですが,今度は7月1日に予定されている七夕コンサートに向けて,全校が動き出しました。
13日は5.6年休業日でしたが,留守番組の3.4年生を中心にまずステージの前に補助ステージを並べる作業をしました。少し重そうに見えた台でも協力して一生懸命運んでくれたので短時間で補助ステージが完成しました。
14日は全校でパート別に合奏練習をした後,音楽室等にある楽器を体育館のステージ上に運び込む作業をしました。木琴やオルガンなどの重たい楽器もありましたが,1年生~6年生までみんなが協力して運びました。配置が終わったステージでは早速七夕コンサートの練習が始まりました。