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年間を通して手良小学校との交流を続けてきている5年生ですが、24日には手良小学校に出かけて、国語や児童会の情報交換、学級活動、給食、清掃などを一緒に行いました。
5年生なので両校ともそれぞれ児童会役員選挙が目前に控えています。候補者も決まり、演説用原稿の推敲をしている段階ですが、新山小児童は一人しかいないため、情報交換やお互いの演説を聞き合う活動などができません。
そこで5時間目には新山小は児童会長候補1名、手良小は会長候補3名と副会長候補3名と応援責任者がそれぞれ演説をして、お互いに演説を聞き合う活動をしました。新山小5年生の演説にも「ONE」というスローガンや、廊下ポスターコンテストなど具体的にやりたいことが盛り込まれていました。手良小児童にとっても新山小の取り組みは新鮮に思えたようで「プレーザゲームとは具体的にどんなことをするのか?」「おはよう玄関というのはわかりやすくていい名前なので真似ていきたい」など、お互いにいい刺激を受け合っていることが分かりました。来年度6年生でもさらに密度の濃い交流を行うことができそうです。 -
幸いなことにまだ新山小学校では流行の兆しがありませんが、近隣の学校ではインフルエンザの流行により学級閉鎖の措置をとっている学校がいくつもあります。
昨日の朝行事では保健美化委員会の皆さんがインフルエンザ予防に関する劇とクイズをしてくれました。
「睡眠をしっかりとる」「好き嫌いをしないバランスのよい食事」「適度な運動と規則正しい生活」「うがい手洗いをこまめにする」「流行している時は人混みに行かない」「教室の換気をする」などの予防のポイントを劇でわかりやすく教えてくれました。
クイズでは「インフルエンザ予防のために外から帰ってすることは」「かぜ予防のためにいいおやつは」といった、比較的考えやすい問題から「風邪をひいている人の咳は何mくらい飛びますか」「日本人は何人に1人くらいインフルエンザにかかるでしょう」「インフルエンザはいつ頃始まったのでしょう」といった難問まで、6つの問題に挑戦しました。こんな難しい問題なのに全問正解している人もいました。かぜやインフルエンザ予防への関心が高まりました。 -
今年度は体育館の非構造部材耐震化工事と太陽光発電パネルの設置工事をしていただいた新山小学校ですが、来年度に向けてもう一つの工事として、6年生教室と家庭科室の間にある教材室を教室として使えるように改装する工事が20日から始まっています。新しい教室ができるのは楽しみですが、工事なので物音が出るのは仕方がありません。そこで工事が終わる2月末まで6年生は引っ越しをすることになりました。音楽のない月・水・金は音楽室で、火・木はマルチルームを教室代わりにして授業をします。どちらの部屋も教室より広いのでなかなか暖房が効かないのが難点ですが、「住めば都」で、昨日は早速音楽室で授業をしました。
理科室から実験道具を運んできて「てこの原理」の学習をしました。支点からの距離とおもりの重さをいろいろ変えて、どんなときに釣り合うのかを記録していきます。そしてみんなで結果をまとめた後、てこの原理に気づくことができました。新しい部屋ができるまで、今しばらくの辛抱です。 -
20日には伊那市小学生総合的な学習発表交流会が伊那文化会館大ホールで行われ、新山小学校の代表として6年生が参加してきました。
新山小は2番目に大型紙芝居「丹生山物語」を発表しました。この日の発表に向けて12月から台本作り、絵の制作、台詞の練習、新山各所での発表と一つずつ階段を上ってきました。この日は1000人以上入る大ホールだったので、紙芝居の絵をプロジェクターで映しましたが、その絵を見た他校の先生が「色がとてもきれいだ」と感想を漏らしていました。発表自体も今までの経験が生きていて、今までで一番堂々としていて「伝えよう」という気持ちが感じられるものになっていました。今回の経験が子どもたちにとって小学校生活のよき思い出になってくれればと思います。卒業まであと2ヶ月ですが、まだいくつかの発表も計画されているので、さらに磨きをかけていきたいです。 -
20日、21日の大舞台に向けて経験を積み重ねてきている6年生ですが、19日には新山集落センターで地域のお年寄りの方々に紙芝居を見ていただくことができました。
紙芝居が入った部隊が部屋に入るだけで「大きいなあ」「すごいなあ」という声が漏れていました。話の内容はこの日集まっていた上新山地区に関することが多いので、とても熱心に聞いていただき、「お・し・ま・い」の直後には大きな拍手をいただきました。
感想をお聞きすると「新山はいいところだとますます思うようになった」「6年生でよくこれだけの物を作り上げた」「声がはっきり聞こえる人とそうでない人がいたのでますますがんばってほしい」「この絵も自分たちで描いたというのはすごい」など、たくさんの温かい言葉をいただきました。最後に一人ひとり自己紹介をすると「ああ、あそこのお家の子かな」とか「○○さんの孫かな」という声が起こり、子どもたちとの距離がぐっと縮まりました。よい経験になりました。 -
6年生が制作した大型紙芝居の発表が20日には伊那市総合的な学習発表交流会で、そして翌21日には伊那谷再発見という催しで行われます。そのために今週は新山地区のあちらこちらで発表させていただき、経験を積ませていただいています。
18日には20日の会場である伊那文化会館大ホールでリハーサルを行いました。さすがに1000人以上も入れるホールですので、今までとはだいぶ様子が違います。紙芝居の絵も遠方では見えづらいので、プロジェクターで大きく映すことも行います。また肉声だけでは届かないので、マイクを使うことになります。
慣れていない子どもたちにとってはそれらの違いは大きなことなので、入念にリハーサルを行いました。ピンマイクの付け方や立ち位置、照明の当て方など本番さながらにしていただきました。マイクを使うと台詞がよく分かります。その分間違いもよく分かるので台詞一言一言に磨きをかけることが大切です。残された時間はわずかですが、さらに発表力を高めたいと思います。 -
1年で1番冷え込みが厳しくなる時期になってきました。新山でも一度降った雪がなかなか解けず、校庭はずっと雪に覆われたままです。だからといって運動不足になってはいけないので、17日の朝は体育館で大縄跳びを行いました。最初に6年生のリードで準備体操をしました。縦割り活動が当たり前の新山らしく、その後は委員会毎に3つの縦割り班に分かれて大縄跳びに取り組みました。縄に入る位置,縄から出る位置,跳ぶポイントなどを確認しながら何回か練習をしました。少し気をつけただけで跳び方がどんどん変わってきます。
最後に1分間に何回跳べるかを班ごとに競いました。本番モードで真剣に跳んでいるので,10,20,30とどんどん回数が増えました。 -
6年生が今年度の総合的な学習のまとめとして制作を続けてきた大型紙芝居「丹生山物語」が完成しました。紙芝居舞台もお借りして今週からはいろいろなお客さんの前で上演する学習活動が始まりました。
第1弾として16日はお隣の新山保育園の子どもたちに見てもらいました。先週何回も練習してきた子どもたちですが、やはりお客さんの前で上演するのは緊張するようでいつもとは違いそわそわしている感じがしました。みんなで保育園まで紙芝居と舞台を運んで少し練習するといよいよ本番です。
保育園では一番広い集会室で発表しましたが、声のよく届く子と、自分では届いているつもりでも届かない子がいました。保育園の子どもたちには少し難しい内容もありましたが、最後まで一生懸命身を乗り出して聞いてくれました。
学校に帰ってから発表の様子をiPadで撮影した動画を自分たちで見てみました。自分の姿を自分で見られるというのはやはり大きな学びです。話し方のスピードや声の大きさ等にそれぞれ課題を見つけることができました。17日も近くの公民館で発表があるのでよりよい発表ができればと思います。 -
13日の朝は子どもたちが楽しみにしている読み聞かせの日でした。
今回は連学年毎3つに分かれて読んでいただきました。1.2年生はコウテイペンギンの子育てを紹介する内容の本でした。子育ての主な担当はオスで慎重に卵を渡すのですが、うまくいかないこともあり、卵を割ってしまうこともあるそうです。そして時には-60℃にもなる過酷な環境の中で、約2ヶ月間身を寄せ合って卵を守るうちに体重が半分近くになってしまうことなど、想像もつかないようなことの連続で、子どもたちも興味深そうに聞いていました。
3.4年生は「ありがたいこってす」というユダヤ民話の本を、そして5.6年生はそば作りがテーマの本を読んでもらっていました。寒い新山小でも読み聞かせが行われている部屋は体も心も温まる気がします。 -
冬はウインタースポーツの季節でもあります。長野県の伝統的な種目と言えばやはりスケートとスキーです。12日には1.2年生が岡谷市のやまびこの森スケートリンクにスケート教室に出かけてきました。1時間少しかかって着くとスケート靴を履いて早速教室が始まります。と言いたいところでしたが、このスケート靴の履き替えが慣れない作業なので簡単ではありません。しかし少人数学級の強みで担任が一人ずつチェックして準備完了です。2年生は昨年度の経験があるので、やはり一日の長があります。すぐに勘を取り戻して楽しむ姿が見られました。1年生はほとんどの子がスケート初体験ということでなかなか思うように動けずにいましたが、そこは怖い物知らずの子どもたちですのでコツをつかむのも早く、後半には滑れる子も増えてきました。短い時間でしたが、冬ならではのスポーツに親しむことができてよかったです。