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5年生では、20日(火)に講師の羽場さんに来ていただき、しめ縄の作り方を教えていただきました。子ども達は最初に教えていただいた「左縄」というのが、なえなくて苦労していました。しかし、慣れてくると少しずつ上手になっていきました。早くできた人が完成していない人の手伝いをしてあげたり、難しいところは羽場さんに教えてもらったりしながら、全員しっかりなうことができました。時間の関係で、四本なうところを二本だけない、あと二本は羽場さんが作ってきてくださいました。子どもたちがなったものを見ると、二本目の方は慣れたせいか、かなり上手にできていました。形が出来上がると、飾り付けに入りました。これは、自分の好みで自由にいろいろな飾りを付けていきました。全員がちょっとずつ違って、その子らしさが出ていました。しめ飾りは、日本の伝統文化の一つです。人を介して手作りの良さが伝わっていく様子が子ども達の活動の姿から伝わってきました。藁がしだいに手になじんでいき、子ども達は少しずつない方のコツを身に付けていきます。子ども達は、しめ縄作りを通して、身をもって物作りの難しさと良さを共に感じることができたことでしょう。羽場さんには、子ども達に分かりやすく丁寧に教えていただき、本当にありがとうございました。


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6年生の子どもたちは、篠笛を購入したまつり工房の前原さんに篠笛の指導をしていただきました。まつり工房の前原さんとの篠笛の練習は、今までに2回行いました。2回目では、1回目の篠笛指導後から、子どもたちの篠笛の練習に対する姿勢が少し変わってきて、音が出るようになった人が増えたり、少し曲を吹けるようになった人も出てきました。今まで練習してきたチャルメラを吹いて、それにあやを入れる練習をしました。個別に指導をしていただき、何人かあやを入れて上手に篠笛を吹くことができるようになりました。この時教わったことは、「篠笛はリコーダーと違って、タンギングをしない」ということと「篠笛は音を区切る時は、息は切らずにあやを入れて音を区切る」ということでした。リコーダーとの違いを学ぶことができました。その後は、舞いに合わせた曲を前原さんが提案してくださり、それに合わせて舞いと太鼓の練習をしました。まつり工房さんで使っている曲を少し簡単にアレンジしてくださり、子どもたちの考えた舞いと前原さんの吹く曲と合わせてみたら、とてもマッチして本格的な獅子舞になってきました。それに合う太鼓の練習もしました。篠笛の指導だけでなく、前原さんが太鼓の指導や舞いの指導もしてくださり、子どもたちは今回たくさんのことを学ぶことができました。しかし、まだ完成には程遠いので、練習を重ねて学習発表会本番までに「ひいらぎ獅子舞」を完成させる予定だそうです。完成が楽しみですね。


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12月、2年生が、棒で大豆の殻をたたいて大豆取りをしました。昔ながらの方法だと思いますが、子ども達が、3人1組になって作業をしていました。その後、唐箕を使って殻取りもしました。あと、もう少しで大豆取りが終わるそうです。昔の道具には、昔の人の知恵がつまっていることも分かったようです。

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12月3日に、4年生が1時間目から4時間目まで、寒い中大豆の殻取りをしました。いつものように、みんなで分担しながら、手際よく作業をしていました。子ども達は、試行錯誤しながら少しずつ作業のこつを身に付けている様子が分かりました。唐箕がけも慣れてくると勢いよくハンドルを回していました。

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水曜日の朝、先週末に降った雪が、朝日を受けて輝いていました。「先生、滑りに行こう!」と外に飛び出す子ども達。耳を切る風の冷たさに、ひるんでいる大人をよそに、物置小屋からソリを引っ張り出して、早速、校庭南の土手に駆け上がっていきました。土手の中ほどの立ち木や、土手下の看板などを上手にかわしながら、何度も上っては、滑り降りる子ども達の、明るい歓声が校舎に跳ね返り、校庭にこだましていました。再び寒波がやって来るようです。もっともっと積もって、雪遊びがいっぱいできるといいですね。

