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5日は絶好の作業日和の中,5年生の稲刈りが行われました。2日に降った雨の影響で田んぼがぬかるんでいて,機械が使えないというハプニングはありましたが,全8家庭から11人もの大人の方が応援団として手伝いに来てくれたので大変助かりました。
始まった頃は,慣れない作業と言うこともあり,思うように進みませんでしたが,次第にペースも上がってきて,開始2時間ほどで田んぼはすっかりきれいになりました。学校に運んだお米は,プール横のフェンスにはざかけをしました。そして最後にみんなで美味しいお茶をいただきました。 -

1日の5時間目には第2回児童総会が行われました。前期の活動反省と後期の活動計画について説明があり,意見が出されました。5年生からは「ボールの空気入れは体育館だけでなく,外のボールもしてほしい。」「チャレラン集会は楽しかったので今年も続けてほしい」「本大好きキャンペーンで普段図書館に行かない人も行くようになった」など,具体的で建設的な意見が数多く出されました。委員長さんの発表が堂々としていたのはもちろん,開会の言葉や進行の言葉もテキパキとはっきりした声で話せていて,全体の雰囲気を引き締めていました。総会の中では前期と後期の引継ぎも行われ,後期の役員の皆さんが「前期の活動をさらに発展させられるようにがんばりたい」と決意を述べていました。後期の活動にも期待したいと思います。
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18日の新山まつりに向けて,1年生では模擬店の準備のためにさつまいもの試しぼりを行って,さっそく試食してみました。掘ったおいもは早速,はちみつやごま,そしてチョコレートなど思い思いの味付けをしていただきました。お皿いっぱいあったおいもがあっという間になくなってしまいました。子どもたちは「めちゃおいしい。」「はちみつの味がきいている。」「新山まつりでも売れそう」と満足の様子でした。畑での収穫がおまつりの模擬店に並びそうです。
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29日の3.4時間目にはマツタケ博士として有名な藤原儀兵衛さんのご案内で,5,6年生が松茸採りをさせていただきました。林道から徒歩で10分ほど入っていったところに儀兵衛さんや市役所の方などが待っていて,あいさつを済ませると,早速松茸狩りをさせていただきました。
松茸狩りというと,茂みの中から経験と勘を頼りに一苦労しながら松茸をどうにか探し出すというイメージなのですが,今回は全くそんな必要はありませんでした。儀兵衛さんの考案した根切り法によって,「シロ」が出来ているので,そこに所狭しと並んでいる大きな松茸をただ気をつけて採りあげればそれで松茸狩りは終了です。
ですから,わずかな面積の範囲を,わずかな時間で採っただけで,子どもたちのびくはあっという間にいっぱいになりました。子どもたちは「他だと絶対に出来ない。掘って採って楽しかった」「今年は最後の松茸採りだが,こんな高級な物は1本でもすごいのに,びくいっぱいとれるなんてすごい,味わって食べたい」と感想を述べていました。
学校に戻って,体育館に敷いたシートに採った松茸を並べてみると,何と135本!見に来た給食の先生が言葉の失うほどの大収穫でした。これから松茸のメニューが給食で出されるのが楽しみです。 -


29日の1.2時間目には上伊那地方事務所,伊那市役所,上伊那森林組合の方が来校されて,木育授業と腰板貼り作業を行っていただきました。
木育授業ではパワーポイントや紙芝居を使って,森林や木材の素晴らしさを子どもたちに分かりやすく話していただきました。また講義ばかりではなく,子どもたちが木で出来た物とそうでない物を一人一つずつ選び,選んだ理由やそれぞれの長所について話すことで理解が深まりました。
2時間目は階段の踊り場で自分たちの名前やメッセージなどを記した腰板を釘で打ち付ける作業をしました。昨年度に引き続いて2回目ということで大部分の子はスムーズに作業していました。子どもたちに感想を聞いてみると「打つ時は結構堅く感じた」「思ったより早くできた」「森林のことは知らなかったことが多くためになった。自分たちの近くにたくさんあるものだし,紙の材料にもなるのでこれからは大切にしたい」などの声がありました。自分たちの身近にあるだけに,普段余り考えることがない森林や木材について考え直す良い機会になりました。