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6月に入りましたが,まだ梅雨の気配はなくしばらく良い天気が続きそうな予報です。
校庭では朝の時間に12日に行われる伊那市小中学生陸上競技大会に向けて31日から毎日練習が行われるようになりました。29名しかいない新山小学校ですが,そのうち4年生以上の10名が100mや走り幅跳びなどの種目にエントリーしています。
100mに出場する子どもたちはももを高く上げる,腕を大きく振るなどに気をつけながら校庭のトラックをインターバル走しながら,練習していました。昨年も好成績を残した子もいたので,本番に向けて自分の力を伸ばしてほしいと思います。 -

30日の夜には今年度の新山学校同窓会役員会の総会が行われました。会則を見ると明治38年制定とあるので歴史の古い会になります。
まず今年度の活動計画と予算案を承認していただきました。
その他に平成37年度に開校150周年を迎えるにあたって,その節目の年を迎えるにあたって少しずつ資金を蓄えていくことについても相談していただきました。また6月5日に予定されている学校の整備作業についてや,修理が必要な取水場のことなど細かい点についても話し合っていただきました。この新山学校同窓会も新山小学校を支えていただいている大切な組織の一つです。 -

5月26日は,今年度2回目の参観日と学校評議員会がありました。授業参観前には7月に行う七夕コンサートのPTA合唱練習も行っていただきました。
5.6年生は間近に迫ってきた東京見学に向けて,各自のめあてや事前学習で調べたことを発表する授業でした。授業の中では参観された皆様にも自分の思い出を語っていただきました。「自分の頃は伊那北小学校と一緒に出かけたのでそのことが思い出になっている」「旅行中に友だちと夜遅くまで話したことが忘れられない」などの貴重なお話に子どもたちも耳を傾けていました。
学校評議員の皆様には以下のような感想をいただきました。「どこに出しても恥ずかしくない立派な姿だ」「1年生から一人一人自分の意見を発表させる。だから上級生なると自分の意見が堂々と言えるようになる」「課題としては,先生との距離が近いので,子どもたちが気持ちや姿勢を切り替えることを大切にしたい」 -

25日の5時間目にはスカイプを使って,5年生が手良小学校と交流しました。まずは運動会が近づいている手良小学校の皆さんが組体操を披露してくれました。大きな画面なので全体の動きがよく分かりました。
新山小は6月に6年生と合同の東京見学があるので,目的地のディズニーランドや東京スカイツリーについて調べたことを発表しました。
そして,感想発表や質問をお互いに行って交流しました。2回目ということで,1回目より機器にも慣れてもスムーズに交流することが出来ました。以下 本人の感想です。
手良小学校の5年生とICTを使って交流してみて初めて交流したわけではないのですがやはり少し緊張してしまいました。
今回は、私は東京見学(修学旅行)の一部のことについて発表しました。
手良小学校は、運動会の組体操について発表してくれました。組体操は全員の顔が見えなくて残念でしたが技のひとつひとつは見ることが
出来て良かったです。まだ,本番まで時間があるせいか
昨年度私が経験した新山小の本番と比べると,動きのキレがもっと良くなると思いました。
それは気をつけのところで動いてしまったり,おどおどしたりしている人がいたからです。
いいところは、人数もいるため迫力がありました。自分の発表は、みんながしっかり聞いて質問をしてくれたのでいつもは出来ない
体験ができました。 -

24日,25日には3年生が集落センター横の梅協業組合に出かけてお手伝いをさせてもらいました。事前取材をすると、ここで梅漬けを作っているとのことで,せっかく学校からこんなに近いところに、地元の方が手掛けて商品化されているものがあるなら、是非見学だけでなく体験させてもらいたいと願い出たところ、快く承知してくださり、子どもたちにやらせてくださいました。
梅を大きな桶で洗ったり、塩をもみこむ器械にかけたり、砂糖と酢を混ぜて漬け込んだりしていました。塩の分量や温度管理も教わりました。
二日目には、水があがった梅の桶を台車に載せて運び、お風呂みたいな大きな入れ物の中に入れるお手伝いを何回もして、「助かったよ」と声をかけられ、嬉しそうでした。自分たちでシールを貼った袋に詰めたしそを真空パックする器械に入れて、「ああ、こういう風にするんだぁ」とお店に並ぶ商品のイメージがつかめたようでした。
働いている地域の方と親しくなり、お土産ももらって、またひとつよい体験ができました。