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16日の放課後には職員がお隣の富県小学校に出向いて,合同研修会を行いました。内容は4月から施行された障害者差別解消法によって法的義務となっている「合理的配慮」についてです。
言葉としてはこれまでも耳にする機会は昨年度から何回かありましたが,具体的内容について知りたいということで伊那養護学校の先生に来ていただき,お話をお聞きしました。
まずは授業のユニバーサルデザイン化を図って,全員に「わかる・できる」授業をする工夫をすることで,「基礎的環境整備」を行い,その上で,さらに支援が必要な子に対して「合理的な配慮」を行い,みんなが平等に授業参加できるように準備していくこと等参考になるお話でした。まずは「整理整頓」「ルールの明確化」「視覚化」「板書の工夫」「刺激の調整」など授業のユニバーサルデザイン化について,出来ることに取り組んでいきたいと思います。 -
5月15日には新山小学校を会場にして,伊那市主催の「イーナちゃんウォーキングカーニバル2016」が絶好の天気の中で開催されました。参加者や役員の方など合わせて300名ほどが新山小学校に来校されました。普段は少人数の新山小ですので,それだけの人がラジオ体操したり,手つなぎジャンプをしたりしている姿はそれだけでも壮観でした。
コースは健康ウォークの部(12km)とウォークラリーの部(7km)の2つがあり,新山小学校からも2チームがウォークラリーの部に参加してくれました。地の利があったのか,2チームとも「青い山脈コース」「赤い妖精コース」それぞれで優勝したそうです。大勢の方に新山地区のよさを知っていただく良い機会になったと思います。 -
13日の1時間目には,5年生が以前から合同授業を行って交流を深めてきている手良小学校の5年生と「skype」というソフトを使って,遠隔交流をしました。
28人いる手良小の友だちに比べると新山小は1人なので最初は戸惑い気味でしたが,何回も交流を重ねて顔も名前も知っている友だちがほとんどなので,少し経つと「運動会はいつあるのですか?」「もう練習は始まっているのですか?」「私は6年生といっしょに6月に修学旅行に行きます」など情報交換をしていました。
最後はお楽しみということで新山小と手良小合同のジャンケン大会をしました。新山小の子どもに負けた手良小の子どもは座っていくというルールです。楽しんでい何回もジャンケンしている姿が印象的でした。少し音声が遠いなどいくつかの課題がありますが,試行錯誤していく中でよりよい取り組みになればと思います。
交流した児童の感想(自分で入力しました)
手良小学校と交流してみて、画面ごしだったけどすごく緊張してしまいました。
スクリーンで良い所は、わざわざ出向かなくてもみんなと会うことが出来て
すごく良いなと思いました。
でもスクリーンだとみんなの顔が見えなかったりして交流がしにくっかたりするし
自分の声が相手に届きにくかったりして実際に会った方が良いなと思う所もありました。 -
12日は,前日まで続いていた雨模様の天気が一変して初夏を思わせるようなさわやかな好天となりました。新山地区でも田んぼに水が張られて,中には田植えが終わっているところもあります。
伊那市では「暮らしのなかの食育」の取り組みに力を入れています。新山小でも今年度の取り組みが始まりました。5年生は1人しかいませんが「超少人数でもできる米作り」をテーマに,保護者の方にも手伝っていただき,肥料まきや代かきを行いました。畑では3年生が畝にマルチを張って,話し合いで決めた「トマト」「キュウリ」「さつまいも」の苗を植えました。収穫まで息の長い取り組みになりますが,それまでに多くのことを学べればと思います。 -
11日には,毎年この時期に行っている地元下新山の「さくらの会」の皆さんとの交流会がありました。下新山公民館に出かけたのは1~3年生11名です。交流の内容はこの時期ならでは「草団子作り」です。悪天候で道中でのよもぎ摘みができずに少し残念でしたが,公民館に着くと,たくさんの先生方に手取り足取り教えていただいて,お餅によもぎを混ぜ込んだり,混ぜ込んだお餅を練ったり,あんこを入れて適当な大きな差に丸めたりという作業を進めていきました。おいしい草団子が食べられるのですから,みんな張り切って作業しました。
草団子が完成すると,みんなで座っていただきました。子どもたちが自己紹介をすると「ああ,あそこのお孫さんか」とすぐに分かってもらうことができました。楽しくおいしい一時を過ごすことができて,心もお腹も満足でした。