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24日の午前中には音楽鑑賞教室が行われました。今年の内容は「声楽」でオペラアンサンブルヴォーチェの8人の皆さんが来校してくれました。「フニクリフニクラ」に始まり,アニメの主題歌やミュージカルの歌などを次々に披露してくれました。少人数の新山小ですから息づかいが聞こえるほどの近くで歌ってくれます。コンサートでいえば全員がS席で聞かせてもらっているようなものです。
途中全員で歌う「ドレミの歌」では歌手の方が子どもたちの周りを歩きながら歌ってくれたので,共鳴で体が震えるようでした。
後半は「魔笛」「椿姫」「メリーウィドウ」などの有名なオペラや「魔王」などのリートを歌ってくれました。50分があっという間に感じた充実した鑑賞教室でした。音楽会を控えた子どもたちにとっては何よりのプレゼントになったと思います。 -
最高気温も30℃近くまで上がるようになり,新山にも田植えのシーズンがやってきました。月曜日の朝には5年生が学校田の田植えを行いました。今年度の5年生は1名なので「超少人数でおいしいお米を作る」が米作りのテーマです。上伊那地方特産のおいしいことで有名な「白毛もち米」を今年もつくります。
2.5アールの田んぼを一人で手植えしていたら大変なことになります。そこでお父さんとお母さんに手を貸していただき,お父さんの田植機で8割ほどは植えていただきました。その後,機械では植えづらい端のところや,すき間などに手植えで苗を植えていきました。昨日もお家の田植えをしたということで,スムーズにきれいに植えていました。これからが大変な日々になりますが,管理に気をつけて,おいしい白毛もち米をたくさん収穫してほしいと思います。 -
5月も下旬となり,新山も外へ出て活動するのに最適な陽気になってきました。各学年の体育の時間では6月7日のマラソン大会に向けて練習に取り組む姿が見られるようになってきました。
20日の3時間目には1.2年生が校庭のマラソンコースを走って練習していました。特に1年生は初めてのマラソンになりますが,毎日の朝活動の時間に少しずつ走っている効果が表れてきているのか2年生に負けずに走っている子もいました。自分の体力に合わせて3周または5周の距離を走り終えた後は,座り込んでも友だちに大きな声援を送る姿が見られました。 -
18日の3時間目には5.6年生がICT支援員の先生に指導していただきながら,パソコンを使ってローマ字入力を練習しました。新山小学校にはマルチルームに10台ほどのパソコンが設置されていますが,昨年度は必ずしも頻繁に利用されていたとは言えません。今年度は市教委の配慮でICT支援員の先生が学校に来ていただけるようになりました。そこで設置されているパソコンの活用方法を改めて考えました。5.6年生は6月に修学旅行・東京見学を予定しています。そのための事前学習の手段としてパソコンはとても有効です。何にしても自分で言葉が入力できないことには先には進めません。そのための基礎練習としてキーボードの扱いについて学習することはとても大切です。子どもたちは支援員の先生の説明を聞きながら,1段ずつ練習をしていました。「習うより慣れろ」まずはパソコンに触れる機会を増やしていきたいと思います。
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新山小学校の特徴は豊かな自然に囲まれての学びだけではありません。今の教育に求められている力である「ICTの活用」や「英語教育」にも力を入れています。
「英語教育」は5.6年生が「外国語学習の時間」として年間35時間学習するのは,他校と同じですが,1.2年生もボランティアの先生に毎週1回ドリルの時間に英語を教えていただくことで,1年に12時間程度の時間を確保しています。また3.4年生は総合的な学習の時間の一部を英語学習に充てて,15時間程度を確保しています。
17日の5時間目は3.4年生の英語学習をしました。最初にフラッシュカードを使って,いろいろな外国の名前を覚えたり,「うれしい」「怒っている」「お腹が空いた」などの気持ちを表す言葉を学習したりしました。そして,アルファベットを使って自分の名札をローマ字で作ってみました。子どもたちは出来上がった名札を見てうれしそうな顔をしていました。