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昨日までの3連休は秋雨前線や台風16号の影響で雨模様の休日となりました。特に昨日は激しい雨となり、新山小にも避難所が開設されたほどでした。幸い大きな被害もなく、久しぶりの登校日となった21日は5年生が稲刈りに挑戦しました。収穫するのは春から育てている白毛もち米です。背丈が長く、また米粒が多いので多くの稲穂が倒れてしまっています。こうなると早く刈らないと芽が出てしまいます。
大人数で一気にと行きたいところですが、5年生は児童1名、担任1名・・・。どうやっても2人だけです。丸1日田んぼに向き合って、周囲の3列ほどを刈り取って、縛り、稲束を学校に運んで干すところまで出来ました。作業の大変さを体で感じることができたので、23日には応援部隊も入って稲刈りを進める予定です。 -

天候が心配されましたが、17日には新山大運動会が校庭で盛大に行われました。「新山大運動会」ですので、新山小学校児童の種目の他に,新山保育園園児の種目、新山地区の皆さんが出場する種々のリレーなどバラエティに富んだプログラム構成になっています。
園児の種目もさすがに年長児になってくると、ダンスもフラフープを取り入れるなど工夫されており、成長の様子がよく分かりました。
低学年の表現は毎年取り組んでいる「ドラゴン踊り」に加えて、一人ひとりが旗を駆使して大きく整った表現をしてくれました。きれいな色の旗が校庭に映えていました。
そして高学年の組体操。安全に配慮して出来ることに精一杯取り組むというスタンスでがんばりましたが、一人ひとりの気持ちの入った表情・動きが素晴らしく、子どもたちの気迫が見ている人にも伝わってきました。大きく成長した子どもたち、今後の学校生活もがんばってほしいです。 -

新山大運動会は保育園や地域の団体も関わる、新山地区の一大イベントです。当日の競技・運営はもちろんですが、前日準備も学校だけでなく、PTAや地域の方と一緒に行います。16日の午後にはまず体育館に集まって始めの会をしてから、準備を行いました。平日の昼間にも関わらず20人ほどが参加してくれました。
まず児童も含めて全員で万国旗張りをしました。次にテントをいくつか張ったり、当日の競技に必要となる物の確認作業をしたりしました。大勢の大人の手があるので作業がどんどん進みます。テント中の机やいす運び、放送機器の設置なども順調に終わって、予定より早い時刻に作業を終えることが出来ました。整えられたこの舞台で当日どんなドラマが生まれるのか楽しみです。 -

いよいよ運動会が目前に迫ってきました。15日の練習も保育園と合同で入場行進や開閉会式、三界山ジャンケンの練習を行いました。開会式の中では運動会の歌を赤白に分かれて歌います。その場面では赤白の応援リーダーが指令台上に上がって応援の音頭を取ることになります。朝の練習は初めてと言うこともあって、まだまだという感じだったので、急遽時間を取って、赤白それぞれの場所で応援練習を行いました。いくつかの工夫も行い、合いの手に大太鼓を入れたり,リーダーの動作を少し変えたり、応援の声の出し方をだんだん大きくするなどしてみました。そんなことをしながら繰り返しているうちに、子どもたちも熱が入ってきて最初の頃より数倍大きな声が出るようになりました。16日の練習では校庭でもう一度がんばりたいと思います
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新山小学校では今年度5年生を中心にICTを利用した教育に積極的に取り組んでいます。運動会の練習にもICTが使えないかと職員で相談して、組体操の演技を撮影して子どもたちに見てもらうことにしました。うまく大型スクリーンに映すことが出来ずipadそのもので見ることになりましたが、かえって画面が凝縮されている分、子どもたちも食い入るような視線で見ていました。自分が何をしているのか、演技中の子どもには分かりません。それが自分の眼前で再現される、自分を客観的に見ることの効果は大きいです。技の出来不出来はもちろん、姿勢、移動時の様子、そして表情まで画面に映し出されます。少人数なので一人一人がよく分かります。何も言わずに見ている分、子どもたちの学びが多いことが分かります。
動画を見た直後校庭に出て組体操の通し練習をしました。以前とは別人のような姿勢、表情という子どもが多数いました。ipadで「見る」ということが、子どもに大きな変化をもたらすことがよく分かりました。