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17日に手良小学校との合同授業を行ったばかりの5年生ですが、21日の20分休みから3時間目にかけて手良小学校の5年生とICT交流を行いました。
今回も両校の行事時期のずれを利用して、手良小は音楽会で歌う歌を新山小は新山まつりについて発表しました。
手良小の歌発表は普段大人数での歌を聴くことがない新山小児童にはとても新鮮に聞こえたようです。音響設備がもう一つのため、歌の100%が聞こえるというわけには来ませんが、表情や姿勢から一生懸命歌っていることが伝わってきました。新山小は新山まつりで販売する白毛もち米でおはぎを作って試食する様子を発表しました。私と校長先生、市教委の指導主事の先生の3人が試食させてもらいました。「おいしい」ことを伝えようと、「米が粒立っている」「ごまとよく合っている」「柔らかくてこんなに伸びる」などと感想を言いましたが、スクリーンに映っている口をあんぐりと開けた手良小の子どもたちの顔を見ると「おあずけみたいでかわいそうだったかな・・」と思ってしまいました。今年中には手良小の5年生を新山小に迎える計画もあるので、そのときには白毛もち米を味わってもらいたいです。今回もユニークな交流ができて楽しかったです。 -

いよいよ新山まつり本番が間近に迫ってきました。劇などの発表に力を入れるクラスと自分たちが育てた野菜などを販売することに力を入れるクラスがありますが、2年生は後者です。
20日の20分休みは職員室前の廊下がにわかににぎやかになりました。2年生のお店である「げんきや」さんが職員をお客さんにして模擬販売をしてくれたのです。机の上には今まで学級畑で大切に育ててきた「かぼちゃ」「さつまいも」「じゃがいも」「ポップコーン」などが所狭しと並びます。畑面積では1位の広さだった2年生なので収穫も豊富にあります。値段設定がなかなか難しいところですが、じゃがいもは袋詰め放題100円、かぼちゃは1つ30円、2つ50円、4つ100円などと工夫した価格を考えて売り上げが上がるようにしています。
こうなると少しおつりの出し方が難しくなると言うことで、その練習を兼ねての模擬店となりました。新鮮、安全な野菜なので商売繁盛でした。売ることの楽しさや大変さもよくわかり、本番に向けていい体験ができました。 -

新山小学校では運動会が終わった後も行事が続きます。今度の日曜日23日には、新山地区最大のイベントである「新山まつり」に学校をあげて参加します(この日は授業日です)。
今週はそのための準備の追い込みで各学年がそれぞれの活動に取り組んでいます。最後の新山まつりになる6年生は恒例の?劇発表の練習に取り組んでいます。伊那文化会館の演劇アドバイザーの方を外部講師にお招きして演技に磨きをかけています。歌や合奏はだいぶ仕上がってきているので、最初の劇が楽しめるものになるように大道具作りも急ピッチです。
5年生はこれも毎年恒例の白毛もち米販売の準備です。今年は秋雨が長かったせいか、精米してみるともち米らしい白さがないので、ブルーシートの上に広げて天日干しするなど努力しています。上伊那特産の白毛もち米は毎年人気ですぐに売り切れてしまうので、購入希望の方は早めにご来店ください。
2年生は学級畑でとれた野菜の販売を計画しています。ポップコーンの粒を採ってカップに詰め込んだり、作って試食したりと着々と準備しています。明日は学校内に模擬店を開いて販売練習もする予定です。学校中が生き生きと動いています。 -

18日には新山の自慢の給食メニュー松茸シリーズ第1弾で「松茸ご飯」が出されました。材料になったのは、もちろん先週5,6年生が藤原儀兵衛さんの山に出かけて取らせていただいた52本の松茸の一部です。
いつもお世話になっている方々にせっかくの機会に少しでもご恩返しをと声をかけさせていただき、ちょうど4年生の算数指導に来校された市教委指導主事の先生と、教育相談員の先生のお二人に来ていただくことができました。指導主事先生には4年生、教育相談員の先生には6年生に入っていただき、子どもたちと一緒に松茸ご飯を食べてもらいました。
たっぷりの松茸が惜しげもなく入っている松茸ご飯が配膳されると、教室中に秋の香りが立ちこめます。そのご飯を普段とは違うメンバーでいっそう楽しく食べている様子でした。他にも手作りのコロッケや畑でとれた野菜が入った味噌汁も出されて、新山の秋の収穫を十二分に味わえるメニューとなりました。松茸メニューは今後もpart2、part3と続く予定だそうで楽しみです。 -

17日には2学期になって初めて、5年生が手良小学校に出かけて合同授業を行いました。この交流もすっかり日常化してきましたが、児童の経験・学びが大きいことはもちろん、担任にとっても大きな学びになっています。本校の5年担任はまだ経験が少ないので、ベテランである手良小学校の5年担任の先生に学ぶことが多いです。また普段は教師1人、児童1人という授業しかできませんが、この合同授業は大勢の子どもたちと共に学ぶことができます。
この日の合同授業では本校の5年担任が5時間目の国語を担当しました。取り組んだのは「漢字の読み方と使い方」という学習です。最初に「人間にとって時間は大切な財産である」という文を例に、一つの漢字にいろいろな音読みがあることを確認しました。
その後、当てはまる漢字を探すパズルに挑戦しました。比較的容易に解答できたものもありましたが、なかなか手強いものもありました。友だち同士で考え合ってやっと解けた時、新山小児童は「一人でやってたらきっと分からなかった」と言っていました。最後に自分たちでも複数の音を持つ漢字のパズル作りに挑戦して、新山小児童が発表していました。□面、□下、路□、□球の□に入る漢字を当てるものです。手良小児童も「たった一つの漢字にもいろいろな音読みがある。音読みがいっぱいあるのでまちがえないように気をつけたい」と書いていました。一緒に学ぶことで児童も教師も得るものが多いです。